ドイツに住んでみて知った!びっくりした事21。後編

ドイツに住んでみて知った!びっくりした事21。後編

Halli Hallo! ユウコフランクフルト(@yukofrankfurt)です。

前回こちらの記事にて私がドイツに住み始めて知ったびっくりした事についての続きを書いていきます。あくまで個人的な感想も入っていますが、興味のある方どうぞ!

嗜好編

煙たい!タバコ天国、ドイツ

ドイツを始めヨーロッパではタバコを吸う人が目立ちます。というのも、ドイツでは屋外であれば、ある意味どこでも喫煙ok的なカルチャーが今だに蔓延っています。ドイツにいらっしゃった方はタバコを指に持って路上を闊歩する女性に驚くことでしょう。

男女別に喫煙者数を見ると、男性は日本(70位)もドイツ(73位)もさほど変わりませんが、女性はというと、日本が55位に対し、ドイツは14ドイツでは男性も女性もともに外で喫煙している人がたくさんいます。

また、タバコのマナーが日本とは全然違います。昭和時代の日本のようにあちこちで歩きタバコをする人が沢山日本の方のように周りに気を遣って申し訳なさそうにする人、皆無です!例えば寒い冬の日のバス停など風を避けるようなガラスで囲われた敷居のところで喫煙者がタバコをぷかぷか吸っても周りの人が注意しません。

歩きタバコは男性女性関係なく喫煙するのと変わらず多くのドイツ人が普通にやっています。そしてポイ捨ても非常に多いです。女性でも歩きながらタバコを吸い、そこら辺の路上にポイっと投げ捨てている子が非常に多く、これには閉口します。

飲食店では日本のように喫煙席が室内にある事はなく室内はほとんどのお店で一切の喫煙は禁止ですがテラス席はもちろん外なのでタバコokです。だから天気の良い日にテラス席に座って食事と言う時に、真横でタバコを吸いまくるお客に当たってしまうと言うこともドイツではよくあることです。

私個人の印象ですがドイツでは、喫煙者の方が禁煙者より権利があるような気がします。日本で肩身の狭い思いをされている喫煙者の皆さん、ドイツでは屋外であればほぼどこでもタバコが吸えますよ!(笑)ただしポイ捨てはしないで下さいね。

やっぱりタトゥーが好き!

これはもうドイツと言うより西洋の文化と言ったらいいのでしょうか。アメリカが長かったのでアメリカでタトゥーが人気と言うのは知っていたのですが、ドイツでもタトゥーが人気と言う事は移住してから初めて知りました。

ドイツの主要都市に住む20代・30代位の人は、大げさに言えば半分ぐらいはタトゥーを入れてるんじゃないでしょうか。半袖から見えてしまう腕全体に描かれた派手なものから、ちょっとした1カ所だけの小さなものまでタトゥーをしている人の割合が日本と比べて圧倒的に多いイメージです。

プールやサウナなど公共の場でもタトゥーお断りと言うルールは無ので皆さん堂々とタトゥーを晒しています。ちょっと笑えるのがかっこいいと思って入れた変な漢字のタトゥーです笑 向こうはかっこいいと思って入れているんですが、私たちから見たら何故それを選んだ?と突っ込みたい言葉や文字が入っています(笑)。

ただ、日本で見る英語の表現や英文字表記も笑えるものが沢山あるのでお互い様ですね

濃いめのジュースを炭酸で割るのが大好き

ドイツ=ビールなのは皆さんも周知の事実ですが、アルコールのないジュースでドイツらしいものは?と言えばショーレ / Schorle』でしょう。

ショーレとは、果物のジュースを甘くない炭酸水で割ったただそれだけの飲み物すが、これがなかなかドイツの乾燥した空気で飲むと美味しかったりします。ショーレの良い所は果汁の入ったジュース(基本的に何でもオーケー)と甘くない炭酸水を半々位に入れる感じなので、典型的な甘ったるい炭酸飲料水とは違い甘さもほどよく、フルーツの自然な風味を感じてあんまり罪悪感が無い所でしょうか。

典型的なのがりんごジュースと炭酸水で割ったアプフェルショーレ(Apfelschorle)。これはドイツのレストランで大体どこでも置いてあるはずです。ボトルの中にすでにショーレとして入っているものから、100%のりんごジュースと炭酸水をまさにオーダーをもらってから半分入れて作ってくれるタイプとあります。

はっきり言ってドイツで飲むまでわざわざ待たなくても、日本でお好みのジュースと炭酸水を買って混ぜれば簡単に作ることができますので、どんな味か予行演習(?)として日本で試してみてはいかがでしょうか。

生の豚ひき肉を食べる料理がある!

生の豚肉は細菌だらけで危険、食べないように!と言う事実は皆さんご存知だと思います。そんな豚肉、ここドイツではソーセージを筆頭にいろいろな調理法で食べているポピュラーな肉なのですが(牛肉よりも食べていると思います)大体の料理は当然しっかり火が通されて食べられています。

しかし、例外があります。それはMett(メット)。豚の生のひき肉です

ドイツでは色々な場所で見かける食べ物で、ここフランクフルトでもちらほらメットを売っている店を見かけます。

メットという名前の由来は低地ドイツ語で脂身(ベーコン)の部位を取り除いた刻まれた豚肉と言う意味だそう。また古ザクセン語で「食べ物」と言う意味の”Metiから由来すると言われています。

生の豚肉なんてウゲって感じですが。私も大昔に一度、チャレンジしてみました。かなり前の話なので、記憶が少しおぼろげ(笑)ですが、なかなか思ったよりは食べやすかったような気がします。私が食べたのはみじん切りの玉ねぎが入っていたような・・。味付け的にも好きな人は好きな味付けだったと思います。食べた後の腹痛等はありませんでした。

あやふやな評価ですが、興味がある人は一度試してみてはいかがでしょうか。

ドイツ人女子、スカート履かない率高し

いちいち書くほどの内容でもないかと思ったのですが、一応服装について私が個人的にびっくりした(というか印象に残った)事は、ドイツ人の女の子はパンツルックが好きだという事。若い女の子も大半の子がシャツにジーンズと言うパターンです。日本人の女性と比べてジーンズ使用量が圧倒的に多い感じです。

若いドイツ人女性はスタイルも良く綺麗な子もたくさんいるので、もっと可愛いファッションを試しても良いのにと個人的に思うのですが、『カワイイ』より『クール』な雰囲気を好む女性がドイツに多い印象です。例えば日本の若い女性はピンク色とかラブリーな色が好きな人が多いと思いますが、ドイツ人女性はピンクの服はあまり着ないですね。モノトーンだったり、大人の色合いの服が多い気がします。

ドイツ人のスカート率についてだいぶ前に他国のヨーロッパ人と話題になったことがありましたが、イタリア、フランス、スペインなどのラテン女性はドイツ人の女性に比べてスカートを履く事も多く、フェミニンな格好をするのが好きなようで、そこでどこの国の出身かだいたい見分けがつくというコメントを聞いたことがあります。確かに!

教育編

ドイツ人の大学生活が長過ぎる件

日本では義務教育を終えて、大学へ行きたい人は高校へ進学し、4年制の大学を卒業した時の年齢が浪人しなかった場合は22歳頃。卒業と同時に就職したとして22歳頃からキャリアが始まりますよね。就職先を探すのも大学に所属している間に始めるわけで、30歳になる頃には就労経験を積んだ立派な社会人という印象です。

ところが、ここドイツでは30歳近くになっても『大学生』をやっている人が多い事

自身の周りを見渡して思った私個人の印象ですが、最終学歴を学士と修士を合体させたディプロム(Diplom)を目指し習得した、という人が多いです。そして、私がドイツに来た当初知り合った学生のドイツ人達、とりわけ男子(←と言っていいのかという年齢の笑)学生はかなりの割合で20代半ば以上で学生をやっていました。

まず理由としては、ドイツではもともと成人男性には半年間(昔は1年間)の徴兵制があり、兵役しない男性は代わりに社会奉仕活動に従事しなければいけない制度だった事が影響していました。なのでドイツ人男性は必然的に大学卒業する時期が遅れていたわけです。そんな徴兵制度も2010年には事実上廃止となりました。

数年前から『学士コース(Bachelor)』と『修士コース(Master)』の2部制に分かれたのですが、その理由の一部は長々と学生を続ける人を減らすためだとか。実際に何人かの口から聞いたのがこんな感じ。

『学費も安いし、学生寮やWG(ヴェーゲー: Wohngemeinschaft =アパートシェア)で生活費も抑えられる。学生用の交通チケット(定期のようなもの)でどこでも安く行けるし、学割で色々得だしさっさと社会人になるより学生としてゆっくり過ごしたい』。

『学生』をしながらバックパッカーとして世界を放浪する人もドイツ人多いですしね… とにかくのんびりで楽しそう?なドイツの大学生たち!

そんな彼らも最後はちゃんと卒業して()就職するわけですが、のんびり学生をやってから就職するので日本でいう『新卒』の年齢層も日本より5年くらいは違うと考えても良いでしょう。ただ上記で書いたように今では2部制になったので、ドイツの『大学生』&『新卒』の平均年齢も下がっていく、はず。

博士号保持者への扱いが別格?!Dr.の称号がすごい。

ダラダラと長い学生生活を送る人もいる中、博士課程に進んだので必然的に長い『学生生活』になる人ももちろんドイツには沢山いますが、無事課程を終えれば『博士号』を取得し『ドクター』となるわけです、が。ドイツはこの博士号持ちの人=ドクター(博士)であるという事を他国の人以上にアピールしている気がするのです。

ドイツでは、表札の名前にもしっかりとこのDr.の称号を書くんです。日本で山田さんという方が博士号を取った場合、自分の家の『山田』という表札を『山田博士』という表札に変えるようなものです。これは私的には非常にドイツならではだな、と思うのです。

博士号を持っているという事は大変な事を成し遂げた、人々から尊敬されるべき事ではあるのですが、他の国に比べてアピール感が強いのは気のせいでしょうか

人々の様子や生活編

何歳でもラブラブカップルが沢山!

日本からいらっしゃる方々とフランクフルト市内をアテンド中、お客様もたまーに気づいて驚き、コメントを発する事象があります。

それはドイツのご年配のラブラブカップル!アメリカに居た時もそうだったので私もまあまあ慣れてはいるのですが、ここドイツではもっと見かけるような気もしなくはないですね。

レストランで手を取り見つめ合うお二人(推定75歳以上)、手をつないで楽しげに道を歩くなんてもう普通。普通ですよ!周りも全く気にしません。ドイツではラブラブなシニアのカップル、全然OK!普通です

が。『結婚が長いのにいつまでもラブラブで良いな❤️』と思ったそこのあなた!…違います。

街を闊歩するラブラブシニアカップル達のほとんどは、離婚後出会ってデートしている『彼氏&彼女』といっていいでしょう。だからウキウキでラブラブなんですよ!(笑)

離婚率が高く、しかしカップル文化であるドイツでは、どんな年齢層の人でもシングルになったら相手を探すのはごく自然のこと

以前の職場でも上司(推定50歳以上、成人した子供有り)が『今度結婚式するんだ!』と嬉しそうに『ガールフレンド(40代くらいの方、こちらも子供有り)』をオフィスに連れてきた事がありましたが、こういう事は日常です。シニア向けの住居(施設ではない)に視察に行った時に案内してくれた80代の男性も、70代のガールフレンドと同居されていて紹介してくれました。

何歳でもラブラブになれる。パートナーと恋愛しながら人生を楽しめるという意味では、離婚したから、この歳だからと自分で制限をかけずに自由に謳歌できるというのは良いことだと思います。

50代、60代、で再婚したり80代で新しい彼女(彼氏)ができてデートは全然普通。やはり、長年連れ添っているというより『新鮮味のある間柄』なので、よりラブラブな雰囲気が出ているドイツのシニアカップルです。

日本のシニアカップルの皆さん、ここはドイツです。ずっと結婚されてて相手がいらっしゃるなら尚更、ぜひぜひドイツにいらっしゃる際には昔を思い出しながら配偶者さんの手をつないで街を闊歩してみてはいかがでしょう❤️

自分の意見ははっきりと

これはもう日本的考え方とヨーロッパ的考え方の違いと言っても良いかもしれません。

和を重んじて自分と他人の関係性を気にする傾向にある日本人。あくまで自分は自分という個人主義のヨーロッパ。

日本と比べれば小さい頃から自分の考えや意見を述べる習慣のようなものがこちらにはあるでしょう。

ですが、西洋の人でも相手の事を考えて当たり障りなく伝える事をする場面もあります。以前住んでいたアメリカではそのような場面がありましたし、white lie(白い嘘)と呼ばれる単語も存在します。

そんな西洋の中でもドイツ人はかなりダイレクトに物を言うようで、実際他の欧米人からもそのようなコメントを聞くことがあります。

気になると、聞いて解決したい笑 私はこのことについて、とあるドイツ人の知り合いに聞いてみました。(注:あくまでその人個人の考えということで全員そうだというわけではありません)

『例えばAと思っているのに、はっきりとAであると言うとその人の機嫌が悪くなったり傷つけたりするかもしれないからBと伝えると言うのは違うと思う。だって本当はAだと感じているのに、自分を偽ってBと言ってもその人のためにならないし、最初からはっきりさせておいたほうがクリアコミュニケーションじゃない?その方がお互いにとって結局良いと思う』

・・なるほど!と思ったものです。

もちろん伝えるとその人が崩壊してしまうような内容は気をつけるべきだと思いますが、本音で話し合うことを重要とする考えはそれはそれで有りだと思うとともに、ドイツ人には遠慮はせず、(まあもともとあまり遠慮しないのですが)うわべのコメントでなく思ったことをはっきり言って行こう!(特に仕事では)と考え直したのでした。

キッチンが無い?ドイツのアパート

ドイツに来てから何度か引越しを経験した私ですが、賃貸アパートを探す段階でびっくりした事が。

それはドイツのアパートにはキッチンが備え付けていない物も多いということ(!)賃貸で、です

『Einbauküche』(キッチン備え付け)と言う記載がないアパート情報の場合、内覧するとキッチン用のがらんとしたスペースだけがそこに存在する、と言う事です。今は慣れたのですが初めて知った時、なんだそれは!!?と、それはそれは驚愕しました

 

アパート探しではここ要チェックです。(from immobilienscout24.de)

 

キッチンはトイレやお風呂のように普通についているものだろう、と。こだわって建設するマイホームでもあるまいし、賃貸なのに!キッチンが付いてこない!!

 

まさに、こんな感じです!

仕事がきっかけでやって来る人や一時的に滞在する人が多いフランクフルトという土地柄、上記の『Einbauküche』のアパートも多々あるのですが、キッチンなしのデフォルトタイプも沢山存在します。この『備え付けキッチン』は、アパートを借りる人がIKEAなど家具屋で購入して自分で取り付けるんです。ひじょーーーに、面倒臭い

もちろん有料で業者が来てキッチンを取り付けてくれますが、キッチンがついてこないと言う時点で時間も手間もお金もかかりますよね・・・

私の友人何人かもわざわざこの『キッチンなし(ドイツでは普通)』のアパートに引っ越して、自力で取り付けたツワモノがいます笑 男性なら楽しく作業できる人がいるかもしれませんが、女友達はお父さんに来てもらって1日がかりで取り付け、とか。なぜかと言うと、もちろん!!自分でやれば安いからやっぱりドイツ人だな〜w

安いかもしれないけども、キッチン取り付けの全ての作業を考えるとめまいがしそうなので私はこれまでのアパート探しでは当然『Einbauküche』が記載されているアパートのみ内覧→引っ越ししています。

ちなみに、そのアパートから引っ越すときも…キッチンがない状態のアパートの場合は特にそうですが、引っ越して来る前の状態にするので、つまり取り付けたキッチンを引っぺがして退去です。これは恐らくヨーロッパでもドイツぐらいだと思います。『このキッチン問題』に関しては、何人問わず非ドイツ人たちと盛り上がる(?)話題です。

ドイツのアパートに住まわれる予定の方はくれぐれもお気をつけて!

最後に

もっと沢山色々ネタはある!

今回ご紹介した21の項目は、色々とびっくりした中でも皆様に伝えたいという事でピックアップしましたが、もっともっと沢山他にもあります(笑)ある程度まとめられそうならさらに続編を書くかもしれませんので、お楽しみに!(?)

 

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