Guten Tag! ドイツ在住ブロガーのユウコフランクフルト(@yukofrankfurt)です。
クリスマスに関するもの色々がドイツ発祥と言われていますが、クリスマスツリーもそのうちの1つと言われています。
以前の記事で、ドイツのクリスマスツリーに関して色々と紹介しましたが、今回の記事ではクリスマスツリーの生木をツリー農家のファームで直接購入した時の様子を紹介します。
ただ農場で買うのではなくて、自分でツリーを切るスタイル(!)で、面白い体験ができました。
【ドイツ】クリスマスツリーの生木をツリー農場で直接切って持ち帰った話
クリスマス気分を盛り上げるインテリアといえばクリスマスツリーですが、ドイツでは生木に飾り付けをする家庭も多いです。
シーズンになればスーパーやホームセンターなどの店で生木を手軽に購入することができるのですが、ツリーを栽培しているツリー農家のツリーファームで好きな木を選んで自分で切って持ち帰る!ということができるんです。
クリスマスの時期は休みをとって旅行をしたり一時帰国をしたりで留守にしていることが多いのですが、コロナ禍でクリスマスも自宅で過ごすことにした年にツリーの生木をツリー農場で切ってきました。
今回の記事ではその時の様子を紹介していこうと思います。
ドイツのクリスマスツリーに関してはこちらの記事も参考にどうぞ。
ドイツのクリスマスツリー農家の探し方
ドイツのクリスマスツリー農場はどう探すか?ですが、Googleマップで
「Weihnachtsbaum Bauern」
「Weihnachtsbaum schlagen」
「Tannenbaum Verkauf」
などと検索すると、農場が出てくると思います。
あとは、
筆者はそうして探した中で良さそうな農家を見つけましたが、いきなり行くのでなく事前にアポ(Termin)を取っておいた方が良いのでは、と思ったのでメールでこの日に行っても良いか事前に確認しておきました。
農家のウェブサイトにこの日からやっていると記載があっても、念のため電話やメールで確認しておくと良いと思います。
ツリー農家によってはイベントがあるのでチェック
タイミングが良ければ、各農家がアドベント期間にイベントをやっているところもあります。
筆者が行った時はコロナ禍ど真ん中だったのでその年はそういったイベントはやっていなかったようですが、今年はイベントをしているところもあると思います。
ツリー狩りで一仕事終えたらホットワインで一息、とっても良さそう!
【レポ】ドイツのツリー農家でクリスマスツリーを切ってきた!
さて、事前確認が取れたツリー農場へいざ行ってきたのでその時の様子を紹介します。
11月後半ぐらいの時期に、フランクフルト近郊の町へクリスマスツリー狩りに行きました。
理想は車での往復なんですが、その時諸事情で車ではなく電車で行くことになった我々笑
結論から言うと、電車で行ってもツリーを運べる腕力があれば全然問題はないです!

ツリーと共に駅で待つ図
電車にもツリーは持ち込めるようだったので持ち込んで帰りましたが、別に誰かに注意されるということもなかったです。
ツリーのサイズにもよるかもしれませんが、大きいツリーの場合はやっぱり車の方が良いですね。
まあまあの僻地に到着し、ウォーキングを楽しみながら農家の住所へ向かいます。
農家を発見!看板が出ているので分かりやすいです。
農家さんのオフィスとツリーの生木がある場所は少し離れているようですが、オフィスの敷地内にもツリーの切木が置いてあって購入できるようでした。
ツリー農園のおじさんがツリーが生えている農場まで車で連れて行ってくれるそうで一緒に向かいます。
すぐそこなので一瞬で到着!
冬のドイツの霧がかかった農場は幻想的な雰囲気に溢れていました。
見渡す限り、本物のクリスマスツリーが生い茂っていてテンションが自然と高まります!
その時点農場にあったツリーの種類は2種類ほどあったかと思いますが、こっちのツリーが元気だしおすすめだよ、ということでこちらに。
我々がカットしたクリスマスツリーの種類ですが、ノルトマン・タンネ(Nordmanntanne)という種類のマツ科のツリー。
日本では「コーカサスもみ」「ノルドマンファー」や「ノールマン・モミ」などと呼ばれている種類です。
ドイツの家庭で飾られている生のもみの木のうちの約75%が、このノルトマン・タンネだそう(参考)。
香りはそこまで強くないですが、長持ちしやすく室内で飾りやすい種類とのこと。
ツリーの高さは160cm〜ぐらいからあったかと思いますが、もっと大きいサイズが欲しい場合は大きいサイズも選ぶことができます。
「じゃあ頑張ってね!」というセリフと共に、おじさんから早速ノコギリを渡されました。
切り方のコツなども教えてもらい、選んだツリーを切っていきます。
切るのが大変な場合は頼めば手伝ってくれると思いますが、我々はちゃんと自分達で最後まで切ることができました◎
ツリーを切り終わったらまた農家のオフィスへ戻ります。
ツリーを保護するネットを機械でかけてもらい、料金を支払います。

クリスマスツリーを保護するネットをかける機械
ツリーの大きさで値段は変わりますが、払ったのは25ユーロちょっとだったような。30ユーロもしなかったかと思います。
時間と手間はかかりますが、イベント的に楽しめますし子供も喜びそうなので子供連れの家庭にもおすすめ。
自然の中で癒されつつ、木をノコギリで切るなんて、クリスマスツリー発祥の地・ドイツならではのアクティビティではないでしょうか?

自宅に飾ったツリー
私的にはとても楽しかったので、またクリスマスツリーを買うなら農家さんで調達したいな、と思っています。
ツリーの立て方や手入れについてなど、詳しくは別の記事で紹介しているので参考にしてみてください。
【ドイツ】クリスマスツリーの生木をツリー農場で直接切って持ち帰った話
今回の記事では、ドイツでクリスマスツリーの生木をツリー農場で直接切って持ち帰る様子を紹介しました。
機会があればツリーのセルフカットを体験してみてはいかがでしょう。
当ブログではクリスマスに関する記事も色々と書いていますので、合わせてぜひチェックしてみてください。
【ドイツのクリスマス・アドベント関連記事】
»【ドイツ発祥】クリスマスツリーを飾ろう!もみの木の種類・入手方法などドイツのクリスマスツリーを在住者が紹介
»ドイツのクリスマスマーケットおすすめグルメ決定版!在住者が定番の食べ物&飲み物を徹底解説
»ドイツの3大クリスマスマーケットを在住者徹底紹介【ドレスデン・ニュルンベルク・シュトゥットガルト】
»ドイツ全土のクリスマスマーケット開催日程決定版!今年開催予定のドイツの町の最新情報を徹底紹介
»アドベントクランツの作り方【簡単DIY】ドイツのアドベント必須アイテムで自宅でクリスマスを楽しもう!ドイツ在住者紹介
»【ドイツ】アドベントとアドベントクランツ・ドイツのクリスマスシーズンの風物詩について在住者が紹介!
クリスマスツリーはドイツ語でWeihnachtsbaumの他、ChristbaumやTannnenbaumなど色々と呼び方があり農場によって表示がちがったりも。