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【17選】フランクフルトから日帰りできるドイツの町!穴場・おすすめの見所を在住者が徹底紹介

【17選】フランクフルトから日帰りできるドイツの町!穴場・おすすめの見所を在住者が徹底紹介

Guten Tag! ドイツ・フランクフルト在住ブロガーユウコフランクフルト(@yukofrankfurt)です。

ドイツの中でもヨーロッパ最大のハブ空港があるためトランジットも含めドイツの中で最初にフランクフルトに訪れる方や、メッセの為にフランクフルト入りされる方など多くの方が訪れる街、フランクフルト。

フランクフルト自体の観光は半日〜1日あれば十分ぐらいなので、フランクフルト滞在=つまらないと思っていませんか?

以前こちらの記事でも少し触れましたが、フランクフルトはドイツの中央に位置しているのでここを起点に色々な街へ日帰りで行けてしまうのですよ!

極端に言えば少し遠いイメージのベルリンやミュンヘン、ハンブルクもICE(新幹線)を利用すれば、日帰りで行けてしまいます。

ベルリンはさすがに片道4時間くらいなので、日帰り出張きつかったですが(←経験者笑)

当ブログでは、フランクフルトから日帰りで行きやすいおすすめの街の中からフランクフルト在住の筆者がセレクトし、SバーンやRB、REなどのローカル線利用と、ICEやICなどの長距離線利用の2つに分けて紹介していきます

今回はローカル線利用で行く事ができる、フランクフルトから日帰りできるおすすめの街を紹介します。

街によっては距離的に近いので、うまく時間配分すれば1度の訪問で他の街も組み合わせて2箇所(以上)周れる場合があります

筆者も1つの街だけでなく2つの街セットで遊びに行ったりもしています。2つセットで行きやすい街の場合は説明にその旨を記載しておきます。

フランクフルトに何日かいる方は是非ドイツ旅行のプラン作りの参考にしてみてください。

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目次

【17選】フランクフルトから日帰りできるドイツの町!穴場・おすすめの見所をローカル電車で巡る

ドイツを走る電車は色々ありますが、こちらの記事では主に

・Sバーン(Sbahn)

・RB(Regionahlbahn)

・RE(Regionalexpress)

など、『ローカル列車』を利用して行く街を紹介していきます。

新幹線(ICE)に比べて切符の料金も安く、ヘッセン州やヘッセン州に隣接する一部地域ではヘッセンチケットやライン・マインカードなども利用できます。

ヘッセンチケット他お得に利用するためのチケット情報はこちらで紹介しています。

フランクフルトから定番!マインツ&ヴィースバーデン

フランクフルトから定番!マインツ&ヴィースバーデン

フランクフルトでお手伝いしている日本の方々も多くが訪れる、フランクフルト近郊の日帰りスポットとして大人気の街が、マインツ(Mainz)です。

ここはフランクフルトからSバーンで気軽に行け、フランクフルトとはまた違った雰囲気で変化が楽しめます。

マインツに来たら、隣町にあるヘッセン州の州都、ヴィースバーデン(Wiesbaden)にも是非足を延ばしましょう。

フランクフルトからマインツもヴィースバーデンもゾーンが同じなので、1日券を買えばどちらへも追加料金なしで行けます(下記参照)。

マインツ中央駅からヴィースバーデン中央駅までSバーンでたった3駅、15分程度です。

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宗教都市として栄えた黄金の都マインツ

8世紀という大昔から、重要な宗教都市として栄えてきた『黄金のマインツ』

一番の見所は何と言っても美しい教会や大聖堂ですね。

日本の方々から真っ先に名前があがるのはもちろん、シャガールが作り上げた美しいステンドグラスを鑑賞できる聖シュテファン教会(St. Stephan ザンクト・シュテファン)

 

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シャガールとその弟子たちが、1970年代後半から約7年ほどかけて製作した大作です。

St. Stephan
住所:Kleine Weißgasse 12, 55116 Mainz

聖シュテファン教会のステンドグラスは、ドイツでただ1つのシャガール作品とあって非常に貴重なので、マインツに来たら是非見ておきたいところです。

日本人に限らず、シャガールの貴重なステンドグラスを見ようと世界各地から毎年20万人もの人が訪れているそうです。

ステンドグラスの青い光が教会内を照らし、幻想的な雰囲気を作り出しています。

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そして、ドイツ3大大聖堂のうちの1つ、マインツ大聖堂も重要な見所スポットです。

 

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先ほど書いた聖シュテファン教会を手がけたヴィリゲス大司教が、ここマインツ大聖堂にも関わっています。

冬場はこの辺りは人気のクリスマスマーケットになります。

Mainzer Dom マインツ大聖堂
住所:Markt 10, 55116 Mainz

また、マインツといえば活版印刷技術の発明者ヨハネス・グーテンベルク(Johannes Gutenberg)の街。

彼の印刷技術の発明によって、ヨーロッパが大きく発展していきました。

マインツのグーテンベルク博物館では、活版印刷においての貴重なコレクションを見ることができます。

Gutenberg-Museum グーテンベルク博物館
住所:Liebfrauenpl. 5, 55116 Mainz
グーテンベルク博物館のHP

フランクフルトからマインツへのアクセス情報

アクセス
フランクフルト中央駅 Frankfurt Hauptbahnhof (Hbf) から マインツ中央駅 Mainz Hauptbahnhof (Hbf)まで
S8 ヴィースバーデン中央駅(Wiesbaden Hbf)行き 約40分
RE2 コブレンツ中央駅(Koblenz Hbf)行き 約40分
RE3 ザールブリュッケン中央駅(Saarbrücken Hbf)行き 約40分
RE4 マインツ中央駅(Mainz Hbf)行き 約33分
RE14 マンハイム中央駅 (Mannheim Hbf)行き 約33分
交通費
片道通常乗車券:大人€8,70、子供€5,10
1日券:大人€16,95、子供€9,95
グループ1日券:€29,10
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ヘッセン州都の保養地ヴィースバーデン


ヴィースバーデン(Wiesbaden)は、歴史ある温泉保養地と知られ、フランクフルトと同じヘッセン州とは思えない優雅な雰囲気をたたえています。

温泉保養地自体はドイツのあちこちに存在していますが、ヴィースバーデンはゲーテやドストエフスキー、ワーグナーなどの著名人も気に入って訪れていたというお墨付き。

また、温泉とセットで保養地によくあるカジノも当然ここヴィースバーデンにあります。

昼間に行くなら温泉でゆったり、夜は着飾ってカジノ・ナイトという楽しみ方もできますね。

フランクフルトからヴィースバーデンへのアクセス情報

マインツもヴィースバーデンもフランクフルトから同じゾーン5なので、フランクフルト発の1日券やグループ1日券を利用すればマインツ〜ヴィースバーデン間の追加料金不要。

アクセス
フランクフルト中央駅 Frankfurt Hauptbahnhof (Hbf) から ヴィースバーデン中央駅 Wiesbaden Hauptbahnhof (Hbf) まで
S1 ヴィースバーデン中央駅(Wiesbaden Hbf)行き 約42分
S8 ヴィースバーデン中央駅(Wiesbaden Hbf)行き 約57分
S9 ヴィースバーデン中央駅(Wiesbaden Hbf)行き 約47分
RB10 ノイヴィート(Neuwied)・ヴィースバーデン中央駅(Wiesbaden Hbf)行き 約35分

交通費
片道通常乗車券:大人€8,70、子供€5,10
1日券:大人€16,95、子供€9,95
グループ1日券:€29,10

マインツからヴィースバーデンへのアクセス情報

アクセス
マインツ中央駅 Mainz Hauptbahnhof (Hbf)から ヴィースバーデン中央駅 Wiesbaden Hauptbahnhof (Hbf) まで
S8 ヴィースバーデン中央駅(Wiesbaden Hbf)行き 約15分
RB75 ヴィースバーデン中央駅(Wiesbaden Hbf)行き 約13分
交通費
片道通常乗車券:大人€2,90、子供€1,70

ヴィースバーデンに来たら行ってみたい!水力で走るネロベルク登山鉄道

 

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また、時間に余裕がある電車好きな方には筆者がおすすめしたい面白いオプションが。

ヴィースバーデン近郊にあるネロベルク登山鉄道(Nerobergbahn)です!

場所柄あまりそこまで日本の方には知られていませんが、ネロベルク登山鉄道は知る人ぞ知る水力でヴィースバーデンの山ネロベルクに登る非常にユニークな登山鉄道なのです。

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始まりはなんと1888年からと、130年以上も昔から稼働している登山鉄道でヘッセン州の重要文化財にも登録されています。

何もかもデジタル化されている昨今ですが、当時から変わらない操作方法で動いているのは驚きです。

1度の運転で7000リットルもの水を消費するということで、水が勿体ないかと思いきや、その辺りはやっぱりエコ大国ドイツ。

水をポンプ式で送るシステムで再利用しているとのこと。

ドイツ人にも人気スポットらしく、ここで結婚式を挙げたりする人もいるそう。暖かい時期に是非チャレンジしてみてください。

ヴィースバーデンから少し距離があるのでうまくプランしてくださいね。

ヴィースバーデンからネロベルク登山鉄道乗り場までのアクセス情報

アクセス
ネロベルク登山鉄道乗り場はネロタール(Nerotal)という場所から出発。
ヴィースバーデン中央駅のバス停からWiesbaden Nerotal行き1番バス (ESWE-Buslinie 1)に乗り約17分。
Wiesbaden Nerotal(終点)にて下車

ネロベルク登山鉄道の運行時間
3月・4月、9月〜11月1日まで:毎日10時〜19時運行
5月〜8月:毎日9時〜20時運行チケット料金
往復チケット:大人5ユーロ、子供(6歳〜14歳)3ユーロ
片道チケット:大人4ユーロ、子供(6歳〜14歳)2,50ユーロ
家族往復チケット(大人2名と子供3名まで有効)
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美しい中世の街並みへ!ミッヒェルシュタット

ドイツらしい木組みの街へ行きたい、という方にぴったりなこじんまりとした美しい町、ミッヒェルシュタット(Michelstadt)

ドイツ木組みの家街道にある町のうちの1つでもあります。

中世の街並みを残すミッヒェルシュタットがあるのは、フランクフルトからハイデルベルクの地域に広がる美しい森オーデンの中。

一番の見所は、やはりマルクト広場にある尖塔と時計台が目印の市庁舎

15世紀から建つ美しいミッヒェルシュタットのシンボル的存在です。

Historisches Rathaus Michelstadt ミッヒェルシュタット市庁舎
住所:Marktplatz, 64720 Michelstadt

ミッヒェルシュタットの町の規模自体は大きくないのでゆっくり町歩きを楽しめます。

町歩きに疲れたら、カフェ・ジーファートでケーキとお茶はいかがでしょう。

オーナーは、ドイツ国内外で数々の賞を受賞している有名パティシエなのです。

どの季節に訪れても綺麗ですが、ここミッヒェルシュタットはフランクフルトのドイツ人達おすすめのクリスマスマーケットの町でもあります。

ミヒェルシュタットのクリスマスマーケット

筆者もおすすめされたので一度行きましたが、とっても可愛いマーケットでした。

その様子は別記事で紹介していますので、合わせてどうぞ。

フランクフルトからミッヒェルシュタットへのアクセス情報

アクセス
フランクフルト中央駅 Frankfurt Hauptbahnhof (Hbf) から ミッヒェルシュタット駅 Michelstadt Bahnhof (Bf) まで
RB82 エアバッハ駅Erbach (Odw.) Bahnhof 行き 約1時間17分(乗り換えなしの電車が1時間に1本)
交通費
片道通常乗車券:大人€16,20、子供€9,40
1日券:大人€31,60、子供€18,35
グループ1日券:€45,50
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見所たくさんの木組みの家街道の町、ゼーリンゲンシュタット

見所たくさんの木組みの家街道の街 ゼーリンゲンシュタット

観光客があまりいなくて、ドイツ人の日常や暮らしぶりを見てみたい!という方におすすめしたいのが、知る人ぞ知るフランクフルト郊外の町ゼーリンゲンシュタット(Seligenstadt)

ゼーリンゲンシュタットもドイツらしい木組みの家があちこちにあるので町歩きも楽しめます。

実は、ゼーリンゲンシュタットはドイツ木組みの家街道にある町のうちの1つなのです。

 

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ゼーリンゲンシュタットがある街道は、『ライン川からマイン川、オーデンの森(Vom Rhein zum Main und Odenwald)』にあたります。

例えば先ほど紹介したミッヒェルシュタットなどは、この街道上にあります。

町の一番の重要なランドマーク的スポットは、聖マルケリヌス=聖ペテロ大聖堂(Basilika St. Marcellinus und Petrus)、通称アインハルト=バシリカ(Einhard-Basilika) と呼ばれる教会でしょう。

 

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Einhard-Basilika アインハルト=バシリカ
住所:Große Maingasse, 63500 Seligenstadt

カロリング朝フランク王国時代、初代神聖ローマ皇帝の廷臣アインハルトが、830年頃に自らの名前を冠した大聖堂の建設を始めたとされています。

庭園や建造物のほとんどがバロック様式で建てられ、一部はロマネスク様式の部分を持つアインハルト=バシリカは、アルプス北部に存在するカロリング様式を残す教会の中では最大の大聖堂と言われています。

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バジリカへ訪れた日が日曜日であれば、同じ敷地内に現存されている粉挽き場、クロスター・ミューレKlostermühle)の内部へ是非足を運びましょう。

15世紀から保存されているこの粉挽き場は、5月初旬から9月初旬の毎週日曜の13時30分頃から粉挽作業の様子が公開されています。

大聖堂に限らず、廷臣アインハルトはゼーリンゲンシュタットの発展に大きく関わっていたことから、ゼーリンゲンシュタットは別名『アインハルトの町(Einhardstadt)』とも言われているそう。

ゼーリンゲンシュタットには他にも神聖ローマ皇帝のフリードリヒ1世、別名赤ひげ王(バルバロッサ)の遺構が2箇所見つかります。

1つ目は、大きな石造りの『ロマネスクの家(Romanisches Haus)』と呼ばれる建造物で、当時は諸侯会議に使われていました。

何度かの修復を施し、現在でも文化行事などに利用されている歴史ある建築物です。

 

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また、マイン川に面してかつて建っていた『赤い城(Rotes Schloss)』と呼ばれていた宮殿跡、パラティウム Palatium (Kaiserpfalz)

現在ではファサード部分のみ残っていますが歴史を感じる見所です。

町の中心、マルクト広場へ行ったらゼーリンゲン市庁舎(Rathaus)もお見逃しなく。

1800年代に建てられた木組みの建築内部にアーケードを施された市庁舎は、非常にユニークな古典主義建築のスタイルを保っていると言われています。

ゼーリンゲンシュタットで筆者が他におすすめしたいのが、家族で経営しているビール醸造所のGlaabsbräu(グラーブスブロイ)を飲むこと

 

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なんとここは、2019年で275周年を迎えた、南ヘッセン地域で一番古い醸造所なのです。

醸造所見学ツアー(ドイツ語)などのイベントも積極的に催していてチケットもオンラインで購入可能。変わった体験がしたい方は要チェックです。

ゼーリンゲンのレストランで食事をすれば、どのレストランでも地ビールGlaabsbräuを楽しむことができますので是非。

Glaabsbräu グラーブスブロイ
住所:Wallstraße 1, 63500 Seligenstadt

ちなみに、カーニバルの時期フランクフルト周辺で盛り上がる街といえばマインツが有名ですが、ここゼーリンゲンシュタットも密かに人気なのはご存知でしょうか。

有名すぎるマインツとはまた違ったカーニバルが経験できますよ。

日本の方にはあまり知られていない町ですが、見所がたくさん詰まった素敵な町なので訪れてみてください。

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フランクフルトからゼーリンゲンシュタットへのアクセス情報

アクセス
フランクフルト中央駅 Frankfurt Hauptbahnhof (Hbf) からゼーリンゲンシュタット駅 Seligenstadt Bahnhofまで
RB85 グロス・ウムシュタット・ヴィーベルバッハ Groß-Umstadt-Wiebelsbach 行き 約40分
(乗り換えなしの電車が2時間に1本)
S1レダーマルク・オバー・ロデン Rödermark-Ober-Roden 行き約26分→オバーツハウゼンObertshausen Bahnhof下車→Mainhausen-Zellhausen Blumenweg行きの85番バスにのりゼーリンゲンシュタット駅下車
交通費
片道通常乗車券:大人€5、子供€2,95
1日券:大人€9,75、子供€5,75
グループ1日券:€16,70

フランクフルトの映画村?ヘッセンパーク野外博物館

 

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1970年代にヘッセン州政府によって開館した、フランクフルト郊外の自然豊かな場所にあるヘッセンパーク(Freilichtmuseum Hessenpark)

その名の通り、ヘッセン州にまつわる施設で、ここでは『昔のヘッセン州の暮らしぶり』を体験したり知ることができる野外博物館です。

まるでどこかの町のように作られた敷地内を歩けば、ドイツらしい木組みの家や昔からの教会などに出会えます。

 

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合計100以上もの建物の数々は、ヘッセン州各地からそのまま運ばれ移築されたオリジナル

更に、映画村さながらに博物館のスタッフたちが昔の伝統衣装を着ていたり、昔の暮らしには欠かせなかった牛や馬などの家畜も敷地内を闊歩していたりと面白いです。

15世紀の教会や50年代風の居酒屋が混在しているので、『昔』の定義は400年の間程度とかなり範囲が広いものの、中に入れば一気にタイムスリップした気分になること間違いなし。

 

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昔の人々にとってはなくてはならなかった水車や粉挽き場、伝統を守り続けるブラシ職人や梶職人の工房などもあり、当時の様子をリアルに感じることができます。

1世紀以上もの前の製法で石釜で焼かれたライ麦パンも昔ながらのベーカリーで試せます。

また、お土産をお探しの方はぜひ『Schawellsch (シャヴェルシュ)』というユニークなお店をチェックしましょう。

店名は、南ヘッセン州の方言で脚立Fußschemelの意味

ここでは近郊の街オーバーウルゼルの工房で障害者の方々が作った素敵な木工作品やおもちゃを買うことができます。

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ちなみにヘッセンパークから6km程度移動すれば下記で紹介しているザールブルグ要塞(Saalburg)と合わせて行くことも可能。車で10分、徒歩35分程度の距離です。

日帰りでなく1泊してゆっくり過ごしたい!という方はヘッセンパーク敷地内にホテルもあるので便利です。

ヘッセンパーク野外博物館の住所、営業時間、入場料

Freilichtmuseum Hessenpark ヘッセンパーク野外博物館
住所:Laubweg 5, 61267 Neu-Anspach

営業時間(閉館1時間前までに入場):
3月〜10月終わりまで:毎日営業 9時〜18時
11月〜2月終わりまで:土日祝のみ営業 10時〜17時入場料金:
通常料金:9€、割引料金(学生や6歳以上の子供など):1€
犬同伴の場合追加1€ 、5歳以下無料
家族カード:18€ (大人2名と5歳〜17歳以下の子供4名まで同時入場可能)。

» 詳しくはヘッセンパーク野外博物館のHPにて

フランクフルトからヘッセンパーク野外博物館へのアクセス情報

週末はSバートホンブルク駅(Bad Homburg v.d.H. Bahnhof)やU2ゴンツェンハイム駅(Gonzenheim)からヘッセンパーク行き5番バスが便利。(35分〜42分)

平日の行き方は下記参照。

フランクフルト中央駅 Frankfurt Hauptbahnhof (Hbf) からヴェアハイム駅 Wehrheim Bahnhofまで

アクセス
RB15 ヴァルトスオルムス駅 Waldsolms-Brandoberndorf 行き 約40分、ヴェアハイム駅 Wehrheim Bahnhofで下車。その後 Neu-Anspach-Anspach Bahnhof 行き63番バスに乗り約13分、Neu-Anspach-Anspach Hessenparkで下車

交通費
片道通常乗車券:大人€8,70、子供€5,10
1日券:大人€16,95、子供€9,95
グループ1日券:€29,10

タウヌスのハイライト、バートホンブルク&ザールブルク城

フランクフルトから北東方面へ向かうと、タウヌス(Taunus)と呼ばれる緑豊かなエリアに入ります。

フランクフルト郊外の高級住宅街バートホンブルク(Bad Homburg)や、ローマ遺跡を巡る世界遺産リーメス(Limes)にあるザールブルク城砦(Römerkastell Saalburg)など見所がいくつかあるので工夫すれば1日で何箇所か周れます。

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フランクフルトから気軽に行ける緑多い保養地、バートホンブルク

 

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正式名はバート・ホムブルク・フォア・デア・ヘーエ(Bad Homburg vor der Höhe)

フランクフルト近郊の保養地といえば上で紹介した州都ヴィースバーデンが浮かびますが、タウヌスの緑に囲まれたバート・ホンブルクも地元では有名な保養地の街です。

第二次世界大戦で破壊を逃れた昔ながらの雰囲気が今も数多く残り、シャンパンの空気と伝統(Champagnerluft und Tradition)が市のモットー。

富裕層も多く住み、フランクフルトへのアクセスも良いことからベッドタウンにもなっています。

フランクフルトからSバーンで約20分程度とヴィースバーデンより短い所要時間で気軽に行けるのが良いところ。

いかにもなドイツのお城!という外観ではないものの、バートホンブルク城というお城もあります。

 

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起源は12世紀から。その後、第3代プロイセン王だったフリードリヒ2世によって1600年代に再建されました。

敷地内にある一際目をひく『Weiße Turm(白い塔)』は、バートホンブルクシンボル的存在。中世の頃からそのまま残されています。

1658年のコペンハーゲンでの争いの際、フリードリヒ2世は脚を撃たれてしまいましたが、その後『銀足(Silbernen Bein)』と呼ばれた義足によって再び戦えるようになりました。

この銀足は伝説となり、実際の物がここバートホンブルクの城内に展示されているので必見。

バートホンブルク城内部はツアー(ドイツ語)のみ入場可能で、英語ツアーは10人以上で催行です。

敷地内にはシュロス・パークSchlossparkという公園も広がっていて、天気の良い日は散策にうってつけです。

Schloss Homburg(シュロス・ホンブルク)
住所:Herrngasse 1, 61348 Bad Homburg vor der Höhe
開園時間:10時〜16時30分
入場料 大人5,00 € 子供1,50 €

フランクフルトからバートホンブルクへのアクセス情報

フランクフルト中央駅 Frankfurt Hauptbahnhof (Hbf) からバートホンブルク駅 Bad Homburg v.d.H. Bahnhofまでアクセス
Bad Homburg v.d.H. Bahnhof行きのS5に乗り終点まで。約21分交通費
片道通常乗車券:大人€5、子供€2,95
1日券:大人€9,75、子供€5,75
グループ1日券:€16,70
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ローマ遺跡を巡る世界遺産!ザールブルク城砦

 

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ザールブルク城砦(Römerkastell Saalburg)はローマの遺跡リーメスのうちの1つ

リーメス(Limes)とは、1世紀頃、ゲルマン系などの他民族の侵攻から守るためローマ皇帝が建てた城塞の事を言います。

ローマの遺跡リーメスは元々はライン川北部、コブレンツあたりからドナウ河近くのレーゲンスブルク付近まで600km近くに及ぶスケールのものでした。

これらのリーメスの遺跡が残る街の数々は、1995年に『ドイツ・リーメス街道(Deutsche Limes-Straße)』と名付けられ、その10年後には世界文化遺産に登録されました。

リーメス街道上には約60箇所もの見所が存在し、そのうちバートホンブルクにある『ローマ帝国のザールブルク城砦(Römerkastell Saalburg)』が遺跡として専門家らによって復元され、フランクフルトから簡単にアクセスできる世界遺産スポットとして人気を博しています。

 

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ザールブルク城砦ではリーメス遺跡についての展示はもちろんの事、忠実に再現された城跡やローマ時代の生活の様子が伺える住居や兵舎などの建物を見学する事ができます。

敷地内に足を踏み入れるとあっという間にローマ時代にタイムスリップでき、中世の歴史や文化が好きな人は必見です。

中世といえば、ドイツのあちこちで中世をテーマにしたイベントがある事はご存知の方もいるかと思いますが、ここザールブルク城砦でもローマ時代のイベントが開催されているのでタイミングを合わせてぜひチェックしてみてください。

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また、博物館併設のカフェレストラン、タベルナ(Taberna)ではなんと『古代ローマ時代の食事』が味わえてしまう隠れた穴場スポット。

ヘッセン州グルメアワードを2度受賞した経験もある人気の店です。

ザールブルク城砦の住所、営業時間、入場料

Römerkastell Saalburgザールブルク城砦
住所:Saalburg 1, 61350 Bad Homburg vor der Höhe

営業時間(閉館30分前までに入場)
3月〜10月終わりまで:毎日営業 9時〜18時
11月〜2月終わりまで:火曜〜日曜 9時〜16時(月曜休み)
12月24日・31日は閉館入場料金
通常料金:7€、割引料金(学生など):5€、6歳〜17歳:3€
犬同伴の場合追加1€ 、5歳以下無料
家族カード:14€ (大人2名と子供同時入場可能)。
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ライン川の見どころを巡ろう!リューデスハイム&アスマンズハウゼン

ライン川の見どころを巡ろう!リューデスハイム&アスマンズハウゼン

フランクフルトに来る方の多くが目指すライン川沿いの街、リューデスハイム(Rüdesheim)

ここではライン川下りの船にのったり、ケーブルカーでニーダーヴァルトの丘へ行ったりなどのアクティビティも人気。

他に人気のアクティビティで、ニーダーヴァルトの森の散策もあるのはご存知ですか。

このニーダーヴァルトの森の中を歩き、リフトか徒歩で降ればそこは隣町、アスマンズハウゼン(Assmannshausen)です。

アスマンズハウゼンもとても素敵な場所なので、リューデスハイムと合わせて是非行ってみて欲しいです。

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ライン川の真珠と世界遺産の風景!リューデスハイムの見どころ

ライン川の真珠と世界遺産の風景!リューデスハイムの見どころ

フランクフルトから日帰りで行く街の中でも日本の方の人気度&知名度が抜群なリューデスハイム。

その美しさから、『ライン川の真珠』と例えられています。

リューデスハイムの街自体はこじんまりとしていて徒歩で街中を巡れます。

やはりまず行っておきたいのはつぐみ横丁(Drosselgasse ドロッセル・ガッセ)

また、この街に来たら是非試していただきたのが先ほども書いた、ニーダーヴァルトへのケーブルカー(Seilbahn)

ニーダーヴァルトへのケーブルカー

ケーブルカーから見渡すライン川とワイン畑の織りなす美しい情景が楽しめます。

展望台では1883年に建てられた記念碑、ゲルマニアの女神が目を引くニーダーヴァルト記念碑(Niederwalddenkmal)があるので必見。

この迫力のある記念碑は、1870年代にフランス帝国とプロイセン王国の間で起こった普仏戦争後のドイツ帝国の再建を象徴しています。

第2次世界大戦時、連合軍により1944年に戦火を受けましたが2006年に復元されました。

ニーダーヴァルト記念碑(Niederwalddenkmal)

女神も見下ろす展望台から、世界遺産の景色であるライン川流域の風景を心行くまで堪能しましょう。

この景色を気に入ったのは観光客だけではなく、かつてはゲーテやベートーベンも好んでここへ訪れていたとのことです。

ニーダーヴァルトの丘へのケーブルカー乗り場の場所、営業時間、チケット料金詳細

ケーブルカー乗り場の場所

乗り場は街の中心部にあるオーバー通り沿いにあります。リューデスハイムはこじんまりとした街なので、ケーブルカー乗り場も簡単に見つかると思います。

クリスマスマーケットの時期はサンタクロースの人形やスノーボールなどでデコレーションされていました。

リューデスハイムのケーブルカー乗り場
クリスマスマーケットの時期のケーブルカー乗り場

営業時間

時期で営業時間が変わるので公式サイトで要確認。

3月、4月、10月:月曜〜金曜9時30分〜17時、土曜・日曜9時30分〜18時
5月:月曜〜日曜(毎日)9時30分〜18時
6月、9月:月曜〜金曜9時30分〜18時、土曜・日曜9時30分〜19時
7月・8月:月曜〜日曜(毎日)9時30分〜19時
11月:月曜〜日曜(毎日)9時30分〜16時※クリスマスマーケットの時期はメンテナンスで運休の可能性あり。

ケーブルカーのチケット料金とチケット購入のコツ

ケーブルカーの料金:

片道チケット 大人6ユーロ、子供(5歳〜15歳)3ユーロ

往復チケット 大人9ユーロ、子供(5歳〜15歳)4.50ユーロ

その他の料金設定については公式サイト参照

日中であれば、片道だけチケットを買ってワイン畑の中の道を通ったり隣町アスマンズハウゼンへ向かうのも面白いかもしれません。歩きやすい運動靴必須です。丘を下ってリューデスハイム方向へ戻るのは結構時間がかかるので時間に余裕がある人向け。

ニーダーヴァルトの丘へ行くケーブルカー乗り場は、週末や夏休みなどのピーク時期は非常に混み合うので列に並ぶこともあるので注意。

チケットは乗り場へ行く階段手前にある有人オフィスで購入する場合と、近くにある機械で買う場合と2パターン。

大体の列は有人オフィスのチケットを買うのに並んでいるので、裏技としては有人オフィスから少し離れた場所にある機械で購入してチケットを持って列をスキップして階段を上がるという手があります。

一見列を抜かしているように見えなくもないですが(笑)、列はあくまでケーブルカーのチケットを買う列であってチケットを確認するのは階段を上がった実際の乗り場。なのでその辺りは気にせずチケットさえ確保すれば乗り場へ行きましょう。

ライン川クルーズで他の街へ行ってみよう

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リューデスハイムではランチの時間も含めると3時間もあれば十分かと思います。

そこで皆さんがどうするかの選択肢ですが、やはり王道はライン川下り

リューデスハイムからザンクトゴアールやバッハラッハ、ローレライなどラインガウエリアの美しい街へゆっくり移動するのも良いですね。

日帰りでリューデスハイムから川下りをする場合の人気ルートは、リューデスハイム→ザンクトゴアールへ船で行き、そこから電車に乗ってフランクフルトへ戻るパターンです。

クルーズについてはKD社のサイトで運行ルートや乗船料金、時刻表などを見ることができます。

また、うまくプランすれば筆者おすすめの隣町、アスマンズハウゼンへの散策もいかがでしょう(下記参照)。

フランクフルトからリューデスハイムへのアクセス情報

フランクフルト中央駅 Frankfurt Hauptbahnhof (Hbf) からリューデスハイム駅 Rüdesheim (Rhein) Bahnhofまで

アクセス
Neuwied 行きのRB10に乗り乗り換えなし約1時間10分。1時間に1本の割合で電車あり

交通費
片道通常乗車券:大人€12,50、子供€7,30
1日券:大人€24,40、子供€14,25
グループ1日券:€35(他のライン川沿いの街へ寄る場合、ヘッセンチケット36€も検討すると良いかも)

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ゲーテもお気に入り!赤ワインが楽しめるアスマンズハウゼン

ゲーテもお気に入り!赤ワインが楽しめるアスマンズハウゼン

クルーズで移動するのも良いですが筆者のお気に入りが、リューデスハイムの隣町アスマンズハウゼン。

ここは白ワイン生産地だらけのドイツの中でも珍しく、赤ワインを生産している街なのです。

やはり赤ワインといっても寒冷地ドイツで作るブドウなので軽いタイプのものなのですが、筆者が大好きなピノ・ノワールなのです!(独:Spätburgunder シュペート・ブルグンダー)

シュペート・ブルグンダー(ピノ・ノワール)を好んでこの街に来たのは私だけではなく、なんとフランクフルト生まれのドイツの文豪ゲーテも赤ワイン目当てにアスマンズハウゼンに通っていたのは知る人ぞ知る情報です。

彼はここで18、19世紀の後期ロマン派の作家たちとワイン片手に集まっていたそう。

ゲーテもお気に入り!赤ワインが楽しめるアスマンズハウゼン
ラッキーな方は、ワイナリーのセラーも見れるかも

彼らが議論に花を咲かせていたとされる場が、1541年から続く老舗ホテルのクローネ。

今では5つ星ホテルとしてレストラン、またワイナリーも経営しています。

アスマンズハウゼンもこじんまりした街ではありますが、赤ワイン好きな方や時間に余裕がある方は、ここで食事やワインを楽しんでみてはいかがでしょうか。

フランクフルトからアスマンズハウゼンへのアクセス情報

筆者を含め、多くの人がリューデスハイムから徒歩でハイキング的に向かうことが多いですが、フランクフルトからアスマンズハウゼンまで直で行きたい場合はリューデスハイムの次の駅で降りるだけです。一応下に紹介しておきます。

フランクフルト中央駅 Frankfurt Hauptbahnhof (Hbf) からアスマンズハウゼン駅 Assmannshausen Bahnhofまで

アクセス
Neuwied 行きのRB10に乗り乗り換えなし約1時間16分。1時間に1本の割合で電車あり

交通費
片道通常乗車券:大人€12,50、子供€7,30
1日券:大人€24,40、子供€14,25
グループ1日券:€35(他のライン川沿いの街へ寄る場合、ヘッセンチケット36€も検討すると良いかも)

リューデスハイムからアスマンズハウゼンへのアクセス情報

電車利用の場合は、上記の電車RB10で1駅(約3分)でアスマンズハウゼンへ到着します。

ポピュラーな行き方は、上で紹介したニーダーヴァルトの丘へケーブルカーでアクセスし、そこから森を抜けてアスマンズハウゼンへ下るケーブルカーに乗るか徒歩で街へ降りていくかです。

徒歩で大体4km程度、所要時間は1時間ぐらいを見ておくと良いでしょう。

この地帯はドイツ人たちにもハイキング・スポットとして人気のエリアで、ラインシュタイグ(Rheinsteig)と呼ばれています。

『ハイキング』といっても、リューデスハイムからアスマンズハウゼンへは気軽に試せる緩やかなコースです。

登山靴必須レベルではなく、歩きやすい靴(スニーカーなど)で十分です。

ラインシュタイグについて詳しくは公式サイト(英語版)を参考に。

また、こちらから周辺の地図をダウンロードできます。

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お城と古代ローマの街、アシャッフェンブルク

 

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フランクフルトがあるヘッセン州に隣接するバイエルン州。

その中の街でもフランクフルトから気軽に行けるのが、ここアッシャッフェンブルク(Aschaffenburg)

バイエルン州=ミュンヘンのイメージですが、アッシャッフェンブルクが位置するのはヘッセン州の境界線すれすれで、マイン川も流れています。

マインツ司教の勢力があった時代には、なんとこのアシャッフェンブルクまでマインツ選帝侯領にあったとのこと。

アシャッフェンブルクの見所スポット

当時の影響を残すもののうちの1が、アシャッフェンブルクのシンボル的存在のヨハニスブルク城

 

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アシャッフェンブルク近郊の丘の赤い砂岩から作られたロマネスク様式の城は、シュヴァイクハルト・フォン・クロンベルクという当時のマインツ司教の指示によって1614年に建設。

1800年代初め頃まで大司教がアシャッフェンブルクへ滞在する際の住居として使われていました。

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現在ヨハニスブルク城は城博物館(Schlossmuseum)として一般公開されていて、1400平方メートルの広さの館内には6世紀頃からの歴史的なオブジェなどのコレクションやアートなどを見ることができます。

城博物館の一部はフランケン地方のワインが楽しめるレストランも併設されているのでおすすめ。

ヨハネスブルク城博物館の住所、営業時間、入場料

Schloss Johannisburg ヨハネスブルク城
住所:Schloßpl. 4, 63739 Aschaffenburg

営業時間(閉館1時間前までに入場)
4月〜9月終わりまで:火曜〜日曜 9時〜18時
10月〜2月終わりまで:火曜〜日曜 10時〜16時
入場料金
通常料金:3,50€、割引料金(学生など):2,50€
ポンペヤヌム(下記参照)との共通チケット:通常料金:7€、割引料金(学生など):5€

古代ローマへの思いを形にしたポンペヤヌム

 

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ヨハネスブルク城を見学される方は、すぐ近くにあるポンペヤヌム(Pompejanum)へも足を伸ばしてみてはいかが。

ポンペヤヌムというちょっと変わった名前をもつ建物は、イタリアにあった古代都市ポンペイ(Pompeii)が18世紀に発掘され、それに触発されたルートヴィヒ1世が古代ローマをテーマに建築家に作らせた別荘。

こちらもヨハネスブルク同様一般公開されていて、邸宅の内部を見学できます。

ヨハネスブルク城との共通チケットを購入すれば1枚のチケットで2箇所訪問できます。

外観はヨーロッパの邸宅を思わせる作りですが、古代ローマをテーマに作られているためあちこちでローマ風の装飾などが施してあり、面白い作りになっています。

古代ローマの研究にも熱心だったルートヴィヒ1世や19世紀の建築家が考える古代都市への憧れを感じられるユニークな邸宅です。

邸宅内部を見せるだけではなく、古代ローマの特別展なども積極的に行われています。

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ポンペヤヌムの住所、営業時間

Pompejanum
Pompejanumstraße 5, 63739 Aschaffenburg

フランクフルトからアシャッフェンブルクまでのアクセス情報

フランクフルト中央駅 Frankfurt Hauptbahnhof (Hbf) からアシャッフェンブルク中央駅 Aschaffenburg Hauptbahnhofまで

アクセス
バンベルクBamberg 行きのRE54やヴュルツブルク中央駅 Würzburg Hauptbahnhof 行きのRE55に乗り、乗り換えなし約41〜45分。
新幹線(ICE)を利用すれば28分。

交通費
片道通常乗車券:大人€12,50、子供€7,30
1日券:大人€24,40、子供€14,75
グループ1日券:€35

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ライン川の隠れた名所、エルトヴィレ&エーベルバッハ修道院

4つの名を持つライン川の街、エルトヴィレ

 

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美しい木組みの家が建つ、ドイツ木組みの家街道 (Deutsche Fachwerkstraße)上にあるラインガウ地域では最大の街、エルトヴィレ

正式名はEltville am Rhein(エルトヴィレ・アム・ライン)です。その名の通り、ライン川沿いにある可愛らしい街です。

ライン川沿いにある街といえば、上でも紹介したリューデスハイムが最も有名ですが、ここエルトヴィレも機会があれば是非訪れて欲しいおすすめの街です。

エルトヴィレを表すニックネームが4つあり、この4つこそエルトヴィレの特徴でもあります。

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『Weinstadt ワインの街』、『Sektstadt ゼクト(ドイツのスパークリングワイン)の街』、 『Rosenstadt 薔薇の街』、そして『Gutenbergstadt.グーテンベルクの街』。

ワインやゼクトの街という表現は、ラインガウがドイツの中でも有数のワイン生産地域という事を知っている方には想像できるかと思います。

広大なラインガウの中でも、シュタインベルク(Steinberg)ラウエンタラー・バイケン(Rauenthaler Baiken)などドイツでも有名どころの葡萄畑があるのがエルトヴィレ周辺になのです。

そして『薔薇の街』エルトヴィレ。

街角や庭園など合計350種類以上の様々な薔薇に溢れるエルトヴィレは、1988年に『ドイツ薔薇協会(Verein Deutscher Rosenfreunde e.V.)』から『薔薇の街』の称号を受けました

ちなみに『薔薇の街』はドイツでは他にバーデンバーデン、ドルトムント、ツヴァイブリュッケンなども称号を受けています。

毎年春から初夏、5月から6月ごろにかけてのバラのシーズンに合わせて行けば、ローズガーデン(Rosengarten)で数々の美しいバラに出会えます。

また、バラのシーズンには『エルトヴィレ・ローズウィーク(Eltviller RosenWochen)』が開催され、薔薇にまつわる様々なイベントが開かれエルトヴィレがひときわ賑やかになります。

中でも特に人気のイベントが、『エルトヴィレのローズ・デー(Eltviller Rosentage)』といって6月の最初の週末に開かれるお祭り。

色とりどりの美しいバラで溢れたエルトヴィレで、バラを使った食べ物屋飲み物などの屋台、エルトヴィレ名物のワインやゼクトなどが楽しめます。

ちなみに、バラ祭りの後はゼクト祭りなど、夏の間は他のライン川の街同様エルトヴィレはとても賑やかになります。

 

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4つ目のニックネーム、『グーテンベルクの街』ですが、グーテンベルクといえばマインツでは?と思う方もいるでしょう。

マインツからほど近いエルトヴィレは、グーテンベルクが発明した活版印刷技術によって最初に繁栄した街で、世界で6番目に古い印刷所ができたのもここエルトヴィレでした。

 

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生まれはマインツだったものの幼少期はエルトヴィレで過ごしたグーテンベルク。

彼の兄弟もこの地で印刷所を開き、一生を終えました。

また、後に司教との確執でマインツを追放されてしまったグーテンベルクが晩年を過ごすことにした街もエルトヴィレでした。

様々な顔を持つ町、エルトヴィレ。

景色を楽しみつつ、4つの名前を思い浮かべながら散策すればより一層町歩きが楽しくなるはず。

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9世紀ものワイン作りの歴史が根付く!エーベルバッハ修道院

筆者的にはエルトヴィレ(Eltville)よりメインイベントとして訪れて欲しい、エーベルバッハ修道院(Kloster Eberbach)

ここはエルトヴィレ郊外にある旧シトー派修道院で、1136年に創建。

ロマネスク様式をメインに、一部は初期ゴシック様式という作りで2つのスタイルが窺えます。

エーベルバッハ修道院が所有する葡萄園で、12世紀頃からワインを醸造してきたという歴史があります。

約300ヘクタールもの広大な敷地を持ち、中世ヨーロッパでは最大規模の葡萄畑でした。

19世紀にはプロセイン王の領地として、1945年からはヘッセン州が管理するワイナリーとして運営され、ワイン作りの伝統が受け継がれています。

修道院の内部は礼拝堂や瞑想の間、修道士の寝室などの部屋以外にワイン作りをする部屋やワイン樽が置かれていたケラーなどもあります。

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また、ここエーベルバッハ修道院はショーン・コネリー主演の修道院を舞台にした映画映画『薔薇の名前』が撮影された場所でもあります。

エーベルバッハ修道院を見学後はワインショップでお土産のワインを購入したり、併設のレストランでドイツ料理とワインを楽しんだりすることもできます。

また、修道院という神秘的な雰囲気を生かしてラインガウ音楽祭の時期にはここが会場になることもあり、音楽祭の時期に足を運ぶのもおすすめです。

 

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世界遺産を2つ巡ろう!ダルムシュタット&メッセルピット化石地域

フランクフルトから南下すると、近郊のベッドタウンダルムシュタット(Darmstadt)へ到着します。

ここはユーゲントシュティール(アールヌーヴォー)と呼ばれる芸術作品が楽しめる世界遺産の街としても知られています。

また、ダルムシュタットから少し足を延ばせばもう1つの世界遺産であるメッセルピット化石地域(Grube Messel)があり、こちらは世界遺産でもドイツ初の世界自然遺産という貴重な場所。

うまくプランすれば1日で異なる世界遺産を楽しめます。

アール・ヌーヴォーで彩られた世界遺産に出会える町、ダルムシュタット

 

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かつてヘッセン大公国の首都であったダルムシュタット(Darmstadt)

第2時世界大戦で町のほとんどが戦火を受け、その後復元された町の中にはアートファンや建築好きは必見の見所がたくさんあります。

ダルムシュタットは、ユーゲント・シュティールなしに語れない町ですが、ユーゲント・シュティールとはなんでしょう。

ユーゲント・シュティール (Jugendstil) は、19世紀末から20世紀初頭にかけヨーロッパを中心に広がったアール・ヌーヴォーのドイツ語圏での呼称で、芸術運動の全体的傾向を指します。

新古典主義でない新しい芸術を求める風潮にあった当時、ドイツ世紀末芸術の中心地だったミュンヘンで1896年に刊行された雑誌、『ユーゲント』(Die Jugend) 上の斬新で若さ溢れるタッチで描かれた新しいスタイルのイラストレーションが人気を博します。

ここからユーゲント( Jugend:若さ)・シュティール(Stil:スタイル)の思想が若い芸術家中心に広がっていき、絵画や彫刻などの美術や工芸デザイン、建築、インテリア、グラフィック、織物、文学や音楽に至るまで幅広い芸術活動で展開されました。

そんなドイツ語圏におけるユーゲント・シュティール運動の中心のうちの1つが、ここダルムシュタットでした。

ヘッセン第5代にいて最後の大公だったエルンスト・ルートヴィヒ(Ernst Ludwig)が、芸術を活性化させヘッセン大公国の経済的復活を目指す目的でペーター・ベーレンス(Peter Behrens) 、パウル・ビュルク(Paul Bürck)、 ルートヴィヒ・ハビッヒ(Ludwig Habich)、ヨゼフ・マリア・オルブリッヒ(Joseph Maria Olbrich)など合計23名もの建築家やアーティストを招聘しました。

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そうして1899年に、ユーゲントシュティールの芸術家達によって芸術家村「マチルダの丘」(Künstlerkolonie Mathildenhöhe)が作られ、丘の上部には『新しいライフスタイルへの道のり』をテーマに芸術家達のアトリエや邸宅などが建てられました。

マチルダの丘でも一際目をひくのが、ユーゲントシュティールを代表する建築家、ヨゼフ・マリア・オルブリッヒによる『結婚記念塔(Hochzeitsturm)』

 

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1908年に完成された高さ約48メートルの塔で、近郊エリアからも見えるダルムシュタットのシンボル的存在です。

なぜ結婚記念塔と言うのでしょう。

この塔は先ほど紹介した当時のヘッセン大公エルンスト・ルートヴィヒが2番目の妻エレオノーレ妃(Eleonore)と結婚した際の記念としてダルムシュタット市民が夫妻へプレゼントした由来によるもの。

オルブリッヒ氏によるユニークな外観の結婚記念塔。

塔の上部がまるで人間の手の先のように見えますが、まさに結婚式での誓いの時のルートヴィヒ大公の手を表現していて、塔の別名は『5本指の塔(Fünffingerturm“)』

現在では非営利団体ダルムシュタット市や市民達の寄付で運営され、カップルが結婚式を挙げることも可能。

塔の外壁や内部にはアール・ヌーヴォーの美しいモザイク作品があるので必見。

33メートルの高さを持つ展望台は一般でも入場でき、ダルムシュタットやその周囲を一望できます。

 

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結婚記念塔を見学後は、隣接するエルンスト・ルートヴィヒ邸(Ernst Ludwig Haus)へも行ってみましょう。

ここは1901年に芸術家村にて記念すべき最初の展覧会が行われるにあたり、先述の建築家オルブリヒ氏によって設計され、ヘッセン大公の名前を冠したアトリエでした。

金色の装飾を施した特徴的な入り口や、ルートヴィヒ・ハビッヒ氏による男女の彫刻作品は必見です。

現在は芸術家コロニー美術館として運営され、ユーゲントシュティールの美術品や工芸品を所蔵しています。

他にも画家ぺーター・ベーレンスが初めて建築作品として取り組んだアトリエ、ベーレンス・ハウス(Wohnhaus Behrens )現在はドイツ・ポーランド研究所になっているオルブリヒ氏作のハウス・ダイタースなど見所が沢山あるので散策がてら是非チェックしてみて下さい。

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フランクフルトからダルムシュタットへのアクセス情報

フランクフルト中央駅 Frankfurt Hauptbahnhof (Hbf) からダルムシュタット中央駅 Darmstadt Hauptbahnhofまで

アクセス
マンハイム中央駅(Mannheim Hauptbahnhof) 行きのRE60やRB67に乗りダルムシュタット中央駅で下車。所要時間約17〜20分。

ダルムシュタット中央駅行きのS3や、ランゲン (Langen)行きのS4に乗っても到着しますが、所要時間が長くなります。

交通費
片道通常乗車券:大人€8,70、子供€5,10
1日券:大人€16,95、子供€9,95
グループ1日券:€29,10

自分で発掘できる世界遺産!?メッセルピット化石地域

 

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メッセルピット化石地域(Grube Messel)は、1995年にドイツで最初に登録された世界自然遺産です。

メッセルピット化石地域があるのは、フランクフルトから約25kmほど離れたダルムシュタット近郊の町、メッセル(Messel)。

広大な敷地から約5000万年近く前の動植物、鳥類、魚、昆虫など約4万点もの化石が発掘されてきました。

発掘された化石たちはダルムシュタットやメッセル博物館、フランクフルトの自然史博物館に展示されていて、メッセルピット化石地域は始新世の研究にとっても重要な発掘所となっています。

 

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メッセル層と呼ばれる化石地域周辺は、地層が時間をかけてゆっくりと堆積した事から細部がそのままはっきり残っているような化石に出会えることも少なくありません。

そんなメッセルピット化石地域では、現在も継続して発掘が行われており、なんと一般の人もツアーで発掘作業に参加する事ができてしまいます。

個人の見学は許可されておらず、見学希望の人は事前にツアーに申し込むことが必須です。

 

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指定された場所であればツアー中にオイルシェールに触れてみたり、自分で化石を探すことができる、『自分で発掘できる世界遺産』

地中には本当に様々な化石が埋まっているので、それほどの知識がなくても素人でも化石を発見することができるそう。

ツアーに参加した方はぜひご自身の化石を見つけてみましょう!

メッセルピット化石地域の住所、営業時間、入場料、アクセス情報

Grube Messel メッセルピット化石地域
Roßdörfer Str. 108, 64409 Messel

詳しくはHPにて

営業時間:月曜〜日曜 10時〜17時(最終入場16時)祝日休み

入場料:ツアー内容によって異なるのでHPにて確認

メッセルピット化石地域へのアクセス情報

フランクフルトからメッセルピット化石地域へはダルムシュタット経由で行くのが楽。(ダルムシュタットへのアクセスは上記参照)

ここではダルムシュタットからのアクセスを書きます。

ダルムシュタットもメッセルへもフランクフルトから同じゾーンなので、フランクフルト発の1日券やグループ1日券を利用すればダルムシュタット 〜メッセル間の追加料金不要。

最寄り駅、メッセル駅(Messel Bahnhof)へのアクセス
ダルムシュタット中央駅からアシャッフェンブルク中央駅(Aschaffenburg Hauptbahnhof )行きのRB75に乗り約10分、メッセル駅で下車。メッセル駅からビジターセンターまで2km(徒歩30分程度)なのでバス利用が便利。

ダルムシュタットからバスでのアクセス
ダルムシュタットからF/U番のバスに乗り、Grube Messel – Besucherzentrum Grube Messelで下車。ビジターセンターまで500m、徒歩7分程度。

交通費
片道通常乗車券:大人€8,70、子供€5,10
1日券:大人€16,95、子供€9,95
グループ1日券:€29,10

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木組みの家が美しい隠れた穴場の町リンブルグ

隠れた穴場の街リンブルグ

フランクフルトと同じヘッセン州に位置するリンブルク(Limburg)正式名称はリンブルク・アン・デア・ラーン(Limburg an der Lahn)といいます。

フランクフルトに比べると落ち着いたこじんまりとした可愛らしい町で、美しい木組みの家と石畳の道が織りなすドイツらしい外観を保っています。

リンブルクは他で紹介したミッヒェルシュタットやゼーリンゲンシュタットと同じく、ドイツ木組みの家街道上にある町です。

絵本に出てきそうな町かどに、趣のあるパン屋さんやカフェなどのお店が並び、町歩きが楽しめます。

絵本のような景色が広がる、リンブルクの見どころ

絵本のような景色が広がる、リンブルクの見どころ

リンブルクの町は程よいサイズで、ほとんどの見どころは全てゆっくり歩いて見て廻れます。

やはり、一番有名な見どころはリンブルク大聖堂(Limburger Dom)

聖ゲオルギオス(St. Georg)を崇敬し、別名ゲオルギオス大聖堂(Georgsdom )とも呼ばれています。

リンブルク大聖堂(Limburger Dom)

『リンブルクの岩(Limburger Felsen)』と呼ばれる石灰岩で出来た崖の上という高い位置に建てられている為、リンブルク市街地からはもちろん、他の遠くの場所からも大聖堂を見つけることができます。

リンブルク大聖堂の起源は明確にされていませんが、9世紀には存在していたという記録が残っています。

11世紀ごろにロマネスク様式に改築されたのち、12世紀には新たにゴシック様式への改修が始まり、現在の姿になるきっかけとなりました。

リンブルク大聖堂(Limburger Dom)

ゴシック様式への建て替えは大聖堂の西側から東側に向けて行われていきましたが、西側の身廊や壁、丸天井など一部は初期のロマネスク様式を残しています。

ロマネスクとゴシックが美しく合わさった大聖堂は7つの塔を持ち、その数は他のドイツのどの教会よりも多いそう。

そして、他に見逃せないのが『7つの悪習の家(Haus der sieben Laster)』

7つの悪習の家(Haus der sieben Laster)
7つの悪習の家へアテンドした時の写真

一見すると普通の木組みの家ですが、16世紀に建てられたその軒には聖書にある『七つの悪』のシンボルとされる顔が刻まれています。

傲慢(Hochmut)・嫉妬(Neid)・憤怒(Zorn)・怠惰(Trägheit)・強欲(Geiz)・不節制(Unmäßigkeit)・色欲(Wollust)の7つの顔が描かれています。

どの顔がどれを示しているか見つけてみるのも面白いかと思います。

知る人ぞ知る、リンブルクのウイスキーフェアに注目!

リンブルク

私がこの町を知ったきっかけは木組みの家ではなく、とある方にリンブルクで行われているウイスキーのフェアに買い出しに行って欲しいと頼まれた事からでした。

リンブルクのウイスキーフェアは2001年から始まり、毎年4月の終わりに開催されていてもうすぐ20年。

回を重ねるごとに人気と知名度が大きくなって来ていて、規模や来場者も比例して増加。

知る人ぞ知る、リンブルクのウイスキーフェアに注目!
世界中で知られている大人気のイチローズ・モルトも

リンブルクの会場では、大手メーカーのウイスキーのみならず、クラフトウイスキー的な独立メーカーの一品や貴重なオールド・ボトリングのものなど見つかるため、ドイツ人だけでなく他のヨーロッパの国からも貴重なモルトがないかと探しに来るようなコアなマニアも集まっているそうです。

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また、フェアの主催者がイベント用に合わせて販売を始めたオリジナルモルトが人気を博しており、それ目当てで来るファンも増えているとのこと。

日本人の方にはまだまだマイナーなイベントですが、私が行った時は日本の業者さんもいらっしゃいました。

さすが、日本のウイスキー!

日本のウイスキーを求めてやって来ている、ウイスキーファンのヨーロピアンも多かったです。

【The Whisky Fair】2020年イベント情報

開催期間:4月25日(土)〜4月26日(日)注)今年は新型コロナウイルスの影響で中止
開催場所:Stadthalle Limburg
住所:Hospitalstraße 4, 65549 Limburg an der Lahn

※公式ホームページではまだ最新の情報が出ていませんが、FacebookなどのSNSでは情報がアップデートされています。

私自身はウイスキーは飲まないので、ウイスキーフェアという用事を済ませる感覚で何となく行ってみたリンブルクでしたが、その可愛い町並みに魅了されてしまいました。

興味のある方はウイスキーフェアの時期にリンブルクへ行ってみると面白いかも知れません。

フランクフルトからリンブルグへのアクセス情報

フランクフルト中央駅 Frankfurt Hauptbahnhof (Hbf) からリンブルク駅 Limburg (Lahn) Bahnhofまで

アクセス
Limburg (Lahn) Bahnhof 行きのRE20、RE22に乗り終点まで。約1時間

交通費
片道通常乗車券:大人€12,50、子供€7,30
1日券:大人€24,40、子供€14,25
グループ1日券:€35

グリム童話の世界へ!メルヘンの町マールブルク

グリム童話の世界へ!メルヘンの街マールブルク(Marburg)
狼と七匹の子山羊のアート作品

ヘッセン州北東部に位置するマールブルク(Marburg)は、州の中で7番目の大きさの都市で総合大学があるドイツでも有数の学生街(Universitätsstadt)

16世紀に設立されたフィリップ大学マールブルク(Philipps-Universität Marburg)、通称マールブルク大学はプロテスタントが設立した大学の中で最も歴史があります。

『グリム童話』の編集者として日本で知られている文学者、グリム兄弟が法律を学ぶためここマールブルク大学に進学しました。

マールブルクはドイツの人気の街道の1つであるメルヘン街道にある町

メルヘン街道は、グリム兄弟の出身地であるハーナウやドイツ北部の街ブレーメンを結んでいます。

メルヘン街道上の町で見るべき町の1つは確実にここ、マールブルクでしょう。

童話に出てきそうな可愛らしい町並みを楽しむのはもちろんのこと、グリムファンにとってのお楽しみが町の至る所に潜むグリム兄弟にまつわるキャラクターやアート作品探し

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グリムの小道(Grimm-Dich-Pfad)
白雪姫の鏡

『グリムの小道(Grimm-Dich-Pfad)』と呼ばれる観光ルートが2009年に実施され、マールブルクの旧市街マールブルク城(Landgrafenschloss)など、様々な場所に現在合計16ものグリム・スポットが配置されています。

グリム・スポットは童話に出てくるキャラクターそのものだったり、話の中に出てくるシンボルをアートにしたものや、グリム兄弟作品から引用された文章や兄弟が実際に住んでいた家などがあります。

歩いていて簡単に見つかるものや、マップを見ながら気をつけて探さないと気づかないものも。

ビジター達は『グリムの小道マップ』片手にグリム兄弟の足跡を探しながら町巡りが楽しめます。

from marburg-tourismus.de

グリムの小道はたちまち人気になり、『ヘッセン観光賞』を受賞。

マールブルクへ行った際は全スポット制覇にチャレンジしてみましょう。

マールブルクは、階段や坂道が多いアップダウンが激しい作りなので、履き慣れた運動靴で歩くのがベスト。

グリムの小道 Grimm-Dich-Pfad
狼と七匹の子山羊・カエルの王子様・赤ずきん・白雪姫・シンデレラ など、計16カ所。
全てのグリム・スポットの情報や地図が載っているパンフレットがこちらからダウンロードできます。

フランクフルトからマールブルクへのアクセス情報

アクセス
フランクフルト中央駅 Frankfurt Hauptbahnhof (Hbf) からマールブルク中央駅 Marburg Hauptbahnhofまで
RE30・RE98 カッセル Kassel 行き 約1時間、
RE30 マールブルク中央駅行き、RB41 シュヴァルムシュタット・トレイザ行き Schwalmstadt-Treysa Bahnhof 行き約1時間15分〜1時間30分他
交通費
片道通常乗車券:大人€16,20、子供€9,40
1日券:大人€31,60、子供€18,35
グループ1日券:€45,50(ヘッセンチケット€36の方がお得!)

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