Hallo!自称食べログ人間フランクフルト支部代表&ドイツ在住ブロガーのユウコフランクフルト(@yukofrankfurt)です。
先日、こちらの記事でフランクフルトの名物について紹介しました。
今回は、フランクフルトらしい食事が食べられるドイツ料理レストラン、またみなさんが思い描いているであろう典型的なドイツ料理が味わえる、初めてフランクフルトに来たら1度は行っておきたいドイツレストランを紹介していきます。
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【フランクフルトの人気ドイツレストラン5選】レストランに行く前に知っておくべき注意点
まずは、フランクフルトのレストランへ行く前に事前に知っておくべき注意点について。
フランクフルトのレストランでのディナーの予約はなるべくするべき
フランクフルトのレストランで注意したい事は、予約について。
ランチはともかく、ディナーではなるべく前もって予約するのをおすすめします。
特に気をつけておきたい点はこちら。
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フランクフルトのメッセ期間中の夕食は、人気のレストランだと満席になってしまうこともあります。
私の下記の記事でも紹介しているメッセ開催日をチェックして、重なっているようなら1週間以上は前もって予約しておきましょう。
» フランクフルトのメッセ(Messe・見本市・展示会)一覧
メッセの時期でなくてもフランクフルトの金曜・土曜の夜のディナーは、人気の場所によっては満席になる可能性もあるので予約は必須です。
また、クリスマス前の12月の時期はホリデーパーティ(日本でいう忘年会的な)をするために会社がレストランを貸し切りにしてしまうことがあります。ホリデーパーティでかち合ってしまったら予約自体できません。ホリデーシーズンのディナー予約は、候補の場所を2、3箇所決めておくのが吉。
でも、予約っていうことは電話?サイトで予約するのも日本語でないと億劫・・という方。
ご希望の方はお問い合わせいただければ、レストラン予約代行のお手伝いをいたします。
興味のある方はお気軽にご連絡くださいませ。
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レストランによっては1品をシェアするのはNG
日本から来た方々をレストランへ案内していると、たまにこう言われることがあります。
『これとこれとこれを頼んでみんなで分けよう!』
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例えば2人連れで私をいれて3人の場合は、2品か3品頼んで取り皿も3つもらって中華料理屋的にシェア。
この行為は日本だったら普通ですよね。
色々試したいのは大いに分かるのです!・・が。
ドイツでは、あまりシェアの文化がないので、こうなりません。
代わりにレストランで次のような光景を見ます。
2人連れで、2人とも同じものをオーダーし、各自それぞれオーダーしたものを食べる・・・(笑)
ドイツで知っておきたいマナーの記事でも少し触れていますが、ドイツのレストランでは自分の食べるものをそれぞれオーダーして食べるというのが一般的です。
もちろんカジュアルな場所であれば何品か頼んでシェアということもあり得ますが、雰囲気の良いレストランなどではメインは1品各自それぞれでオーダーし、さりげなく味見し合いましょう(笑)。
ただし!こちらで紹介している5箇所はカジュアルな場所で、シェアはOKなはず。
観光客も多いのでお店の人もシェアをしようとするアジア人には慣れていると思います(笑)
英語が通じない場合はドイツ語で店員に一言『Wir teilen (ウィア・タイレン=シェアします)』と告げましょう。
取り皿をもってきてくれたらDanke(ダンケ=ありがとう)!を笑顔で忘れずに。
食事の時間配分に注意
ドイツは日本と違ってサービスのペースがかなりゆっくりです。
レストランに限った話ではなく、ドイツではスーパーで、郵便局で、その他の店どこでも物1個買う程度の用事で結構待つことが多いです・・
私もイラチなので(笑)急いでいるときはたまに待ちきれない事も。
セルフサービスでなく、人が給仕するようなレストラン、特に夕食時はゆっくりな食事になると考えましょう。
食事とアルコールの組み合わせが切っても切れないドイツ。
周りを見渡せば、ビールやアップルワインを飲みながらゆっくり食事を楽しむ人ばかりです。
ドイツでのレストランで夕食なら、2時間は見ておきましょう。
コース料理のレストランなどでは更にゆっくりです。
食事の後に用事があるときは時間に余裕を持ってプランしましょう。
時間がない場合はセルフサービスのレストランに行く方が良いかもしれません。
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ドイツのレストランではチップを置く習慣あり
日本になくてドイツにある、チップ文化。
こちらの記事の中でも少し触れていますが、ドイツでは、英語圏のように『サービス』に対して対価を支払う考え方なので、レストランで誰かがお客さんにサービスした場合はチップが発生します。
とはいえ、アメリカのようにウェイターの収入が完全にチップに依存するほどではないのですが。
いくらチップを置くか、ですが、人それぞれで考え方はもちろん違い、気前の良い人とそうでない人で額はバラバラです。
私はキリの良い端数にして多めに渡すか、パーセンテージで言えば5%〜10%の辺りでしょうか。
特別良いサービスをしてもらったり、星付きレストランなどランクの高いところは10%前後、時によっては15パーセント以上あげることもありますが、普段はそこまであげませんw
あくまで、チップはサービスに対しての評価と考えて良いです。
ランチの時やカフェで飲み物1杯程度などの場合はあまりチップに神経質にならなくても良いのですが、ディナーの場では余程ひどい扱いを受けない限りは、ある程度のチップを置いてあげましょう。
ドイツに行く前に現地のマナーについて興味がある方は、こちらの記事も合わせて読んでみてください。
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フランクフルトで行ってみるべき!典型的なドイツ料理が食べられるレストラン
さて、こちらではフランクフルトで地元の人にも観光客にもどちらにも人気の、典型的なドイツ料理が味わえるレストランを紹介します!
アドルフ・ワーグナー Adolf Wagner:フランクフルトで最も知られる、郷土料理レストラン
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各種ガイドブックにも載っている、旅行でフランクフルトへ来たら1度は行ってみるべきドイツレストラン、Apfelwein Wagner(アプフェルワイン・ワーグナー)。
フランクフルトの市内中心部からマイン川を越えた南側、昔ながらのレストランや居酒屋が軒を連ねるザクセンハウゼン地区にある歴史あるレストランです。
ドイツ料理の中でも、ここでは典型的なフランクフルト名物が食べられます。
その名の通り、フランクフルトでは定番のりんご酒が有名です。
こちらの記事でも紹介したリップヒェンやハンドチーズももちろんあります。
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ガイドブックに載っていますが、ここはフランクフルトのドイツ人たちも多く訪れる有名なお店です。
いつ行ってもワイワイガヤガヤ、賑やかな雰囲気です。
りんご酒が売りなので、他のワイン類などはありますがビールはないので注意。
レストラン情報
Apfelwein Wagner(アプフェルワイン・ワーグナー)/ Adolf Wagner(アドルフ・ワーグナー)
住所:Schweizer Str. 71, 60594 Frankfurt am Main
営業時間:月曜〜日曜 11:00〜24:00(毎日営業)
最寄駅:U1 2 3 8 Schweitzer Platz駅から徒歩3分
値段レベル: €€
エッベルヴォイ・ウンザー Ebbelwoi Unser:ソーセージが美味しい!旧市街の居酒屋風レストラン
上で紹介したワーグナーと同じくザクセンハウゼンの旧市街エリア近くにある、石畳の道を進んで見つかるりんごのマークが目印のEbbelwoi Unser(エッベルヴォイ・ウンザー)。
賑やかな大通りから少し外れた所にあるからか、どちらかというと地元の人に愛される居酒屋的なレストランです。
こちらも売りはりんご酒。
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メニューはワーグナーのように、典型的なフランクフルトの郷土料理が並びます。
フランクフルトのレストランで見られる典型的なメニューに加え、ソーセージも健在。
こんがり焼かれたソーセージ(Bratwurst)は美味しくて、お酒が進みます。種類が何種類かあるので食べ比べてみたいですね。
りんご酒メインの所なので、ビールの銘柄が多くないものの、Kellerbier (濁りビール)やWeißbier(白ビール)などが試せます。
同じザクセンハウゼンでも、こちらはアルト・ザクセンハウゼンといって石畳の道が多く、昔ながらの居酒屋やレストランが見つかるので夜も賑わっている界隈です。
レストラン情報
Ebbelwoi Unser(エッベルワイ・ウンサー)
住所:Abtsgäßchen 8, 60594 Frankfurt am Main
営業時間:日曜〜木曜 17:00〜24:00 金、土曜 17:00〜1:00(毎日営業)
最寄駅:S3 S4 S5 Lokalbahnhof駅から徒歩6分、36番バス Affentorplatz駅から徒歩3分
値段レベル: €€
クロスターホフ Klosterhof:アクセス良好!中庭でビアガーデン気分が味わえる老舗レストラン
最初の2つは『フランクフルト・クラシック』な、りんご酒がメインのレストランでした。
そろそろりんご酒以外で、ドイツらしくビールを飲みたい!という方はこちらはいかがでしょうか。
Karmeliter修道院の跡地で経営されているRestaurant Klosterhof(レストラン・クロスターホフ)は、1936年から続く昔ながらのレシピで作られた数々の料理が自慢のレストランです。
暖かい季節はレストラン中庭の席もオープンし、ちょっとしたビアガーデン気分が楽しめます。
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ドラフトビールはオリジナルの濁りビール(Narurtrüb)や、黒ビールまで、りんご酒以外にも揃っています。
フランクフルトの名物料理各種に加え、ドイツで定番のシュニッツェルはいろいろな種類がありビールに合いますよ。
場所も市内中心部にあるので、観光の途中に気軽に寄れるドイツレストランです。
レストラン情報
Restaurant Klosterhof(レストラン・クロスターホフ)
住所:Weißfrauenstraße 3, 60311 Frankfurt am Main
営業時間:月曜〜土曜 11:30〜1:00
最寄駅:U 1 2 3 4 5 8 Willy-Brandt-Platz駅から徒歩2分
値段レベル:€€
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パウラナー・アム・ドム Paulaner am Dom:いつでもオクトーバーフェスト気分に♪大手ビールメーカー経営ビアホール・レストラン
ソーセージはソーセージでも、白ソーセージが食べたいのですが・・とたまにリクエストが来ることがあります。
白ソーセージはミュンヘンのあるバイエルン州でポピュラーなもので、ここフランクフルトでは白ソーセージはあまりレストランでは見かけません。
が!こちらの Paulaner am Dom (パウラナー・アム・ドム)では南ドイツ風の料理が味わえるので、フランクフルトに居ながらにしてミュンヘンで食べるような食事とビールが楽しめます。
私が書いた中でも好評の、フランクフルト・オクトーバーフェストについての記事にも書いている、あの1リットルジョッキに入ったビールもこちらには健在。
オクトーバーフェストの時期でなくても、ここへ来れば大きなジョッキでいつでも乾杯出来ますよ!
レストランの店員さんもバイエルンの民族衣装を着ているので、自分が衣装を着ていなくてもムード満点。
店名の通り大聖堂からすぐそばなので観光の途中に立ち寄りやすく◎。
レストラン情報
Paulaner am Dom (パウラナー・アム・ドム)
住所:Domplatz 6, 60311 Frankfurt am Main
営業時間:月曜〜日曜(毎日営業)11:00〜24:00
最寄駅:U4 5 Dom/Römer駅から徒歩3分
値段レベル:€€
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ツー・デン・ツヴェルフ・アポステルン Zu den 12 Aposteln:店内で醸造したビールが味わえる!中心部にあるドイツレストラン
前半はフランクフルトらしいレストラン=ビールよりりんご酒メインでしたが、段々ビールの割合が増えてきましたね(笑)
やはりドイツなので、フランクフルトのどこでもビールは楽しめます。
その中でも、レストランによっては店内でビールを醸造して提供する場所もあります。
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Zu den 12 Aposteln(ツー・デン・ツウェルブ・アポステルン)という長い名前が印象的なこのお店は、お店の地下でビールを醸造。
作りたてのビールとドイツ料理が楽しめるビアレストランです。
店内のインテリアも雰囲気があってドイツらしく、地下のエリアは薄暗いながら広々としていてグループでも入りやすいです。
ビール醸造エリアは一部席からも見れるので、ここで食事した時はチェックしてみましょう。
レストラン情報
Zu den 12 Aposteln(ツー・デン・ツゥエルブ・アポステルン)
住所:Rosenbergerstraße 1, 60313 Frankfurt am Main
営業時間:月曜〜日曜(毎日営業)11:00〜24:00
最寄駅:U4 5 6 7 / S1 2 3 4 5 6 8 9 Konstablerwache駅から徒歩6分
値段レベル:€€
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在住者の私がおすすめする、とっておきのレストラン
上記で紹介した5つのレストランは、フランクフルトで有名な所ばかりです。
フランクフルトに住んでかれこれ8年以上、食べ歩きが趣味な筆者はそれはもう色んな場所で食べ尽くしました。
はっきりいうと、フランクフルト (ドイツ)のレストランって、日本より断然に当たり外れがめちゃくちゃ激しいです。
なので、筆者もフランクフルトに住んで何年かかけてトライ&エラーを繰り返し、お気に入りのお店や美味しい店を探し・・・そして、『とっておきの情報』が絞られてきました。
フランクフルトのレストランは外れの店も多いものの、私自身が美味しいと思った場所や、地元のドイツ人に聞いたとっておきな場所、ドイツ料理といっても塩辛く脂っこくない美味しいものもたくさんあります。
私の得意分野はローカルのみで賑わうちょっと穴場なところですが、私が多くの時間とお金をかけて見つけたお店のとっておき情報リストはこちらで限定公開しています。
『典型的なレストランは行ったから今度はもうちょっと違う所を開拓したい』『観光客が全くいない現地の人に評判のレストランに行ってみたい』と思っている方は、ぜひチェックしてみてください。
また、1人1人のご希望に合わせて最適なレストランを提案&紹介し、予約代行まで一括でカスタムメイド的にお手伝いするサービスもさせて頂いております。
間違いなく、これまでご案内した皆様全員が100%、『美味しい!』を連発してくれているので案内しがいがあります(笑)
ドイツ語や英語が不安な方、このサイトに載っていないレストランへ行ってみたい方はぜひ予約サービスについてお問い合わせください。
フランクフルトの人気ドイツ料理レストラン5選【ドイツ】ディナーやランチにおすすめ!さいごに
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
当ブログでは他にも色々記事を書いているので覗いてみてください。