Guten Tag!ドイツ在住ブロガー、ユウコフランクフルト(@yukofrankfurt)です。
日本とちがって空気が乾燥していてなおかつ硬水の地域の多いヨーロッパ。
筆者が住むドイツ・フランクフルトも硬水でスキンケアに関しては紆余曲折がありました。
今回はドイツやフランスなどヨーロッパの様々な地域での洗顔・メイク落としアイテムとして定番であるミセラーウォーターについて詳しく紹介していこうと思います!
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【ミセラー】ヨーロッパで定番の洗顔方法・クレンジング!ミセラーウォーターをドイツ在住者が紹介
今回の記事では、筆者の住むドイツやその他のヨーロッパでは洗顔方法としてよく使われているミセラー製品について紹介していきます。
・そもそもミセラーって何?
・ドイツに住み始めた頃、間違ったスキンケアを続けて肌が崩壊した失敗談
・ミセラーウォーター洗顔・クレンジングのメリット・デメリット
・ミセラーウォーターのおすすめの使い方
などなど書いていこうと思います。
ミセラーウォーターについてすでに知っているけどドイツやヨーロッパのブランドの具体的な製品やレビューが知りたいという人は別記事にてミセラーウォーターの比較&レビューをしていますので読んでみてください。
なお、この記事で紹介するミセラーウォーターについての感想はあくまで筆者個人の感想で、人の肌質や好みは多種多様。
私的に良いと思っているもの、おすすめの使い方などが必ずしも他の方に合うかは使ってみるまでわからないので、ここでの情報はあくまで参考にしつつ、みなさんの肌に実際に合うかどうかは各自で判断ください。
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ドイツに移住した日本人女子が体験してしまう?スキンケアの落とし穴
ドイツやヨーロッパに移住した日本人女性なら、きっと通る道というか経験してしまうトラブルだと思うんですが…
水や空気がちがうのに、ドイツに住んでからも日本式のスキンケアを続けてしまう。
かくいう私も実はドイツに移住してから数年(!!)日本式のスキンケアを続けていました。
私の肌スペックですが、もともとオイリーよりの混合肌。
・日本では学生の頃からオイルクレンジング。
・洗顔料もさっぱりするもの中心。
その後大学生になりアメリカに住んでいた頃は、空気が日本より乾燥していたのでオイリー具合がうまく緩和されニキビも減って嬉しかったぐらいw
これをしばらく続けてしまい、肌崩壊!笑
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【告白】硬水の国、ドイツに住み始めて大失敗したスキンケアの黒歴史
ドイツに住み始めて日本式のスキンケアを継続していた筆者。
日本と同じスタイルの洗顔、メイク落とし、スキンケアを続けてしまった結果以下のような肌に変化してしまいました。
・肌を触るとゴワゴワ感、ざらついてなんだか硬い
・はっきりいって常になんだか乾燥している。
・なのにTゾーンはオイリー。
という、なんとも摩訶不思議な状態に…!
でも、元来面倒臭がりということとすっぴんの人も多いドイツなのでそのまま放置してたんですよね…(恥)
極め付けは日本に一時帰国していたとき。
とあるスキンケアサロンで肌を見てもらったのですが、高性能なカメラで肌を見せられ「めちゃくちゃ乾燥しています・・」とはっきり告げられ、さらに機械の表示に肌年齢50代って出て(私30代なんだが)さすがに卒倒しかけましたw
これ、別に商売文句でなく結構向こうがびっくりしていたんです。そんな反応に私もびっくり(泣)
『これはまずい』とその後必死にリサーチして、私なりにわかったことがこんな感じ。
・ヨーロッパは空気が乾燥している上に硬水なので日本式のスキンケアをすることがマイナスになりやすい
・ヨーロピアン女子は日本のようなお湯&洗顔料の洗顔をあまりしない(特に朝)
・オイルクレンジングは特にヨーロッパに住んでいるなら避けるべき(←年齢もあると思います)
ということ。
【硬水対策】なぜ硬水だと日本式に洗顔してはだめなの?気をつけたいポイント
日本での洗顔は、だいたいが水道からお湯(ぬるま湯)を出して泡立つ洗顔料で顔を洗いお湯で洗い流す、だと思います。
軟水の日本ならこれでもまだ肌へのダメージはそこまでないかと思いますが、なぜ硬水地域ではダメなのか。
硬水の水道水には軟水に比べてカルシウムやマグネシウムなどのミネラル類がたくさん含まれています。
このミネラル分が肌に頻繁に触れると、肌にとっては刺激が強く保護バリアを壊してしまうことも。
保護バリアが弱まった肌は乾燥しやすくなり(ただでさえ空気が乾燥しているのでそれで追い討ち)、空気中の汚染物資などからもガードできないのでさらなるダメージを受けてしまうというサイクル。
例えば、日本では見ないけどここドイツで見る現象といえば硬水に含まれる石灰分(ドイツ語:Kalk)残留の様子。
シャワールームのガラス戸や、湯沸かし器など、定期的に取り除かないと白っぽいものが残りますがこれが硬水のミネラル分、石灰・カルキ。
水道水を顔につけて洗うと、この石灰分が顔に残ってしまいそれがトラブルの元となってしまうんです。
また、洗顔料の石けん成分や界面活性剤が硬水のミネラルと反応して「金属石鹸」と呼ばれる石けんかすが発生。
これが肌や髪のゴワつきの原因にもなるということで、上記で紹介したように筆者は身をもって体験してしまったというわけ。
というわけで、ドイツでの洗顔はできるだけ水道水(硬水)を顔につけないようにしつつ汚れも取りなおかつ保湿するようなスタイルとなっていて、そこでミセラー洗顔という方法がありミセラーウォーターが身近にあります。
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ミセラーウォーターについて
ミセラー(ミセル)とは?
筆者には美容やトレンドに詳しい韓国系アメリカ人の友達がいるのですが、間違った洗顔を続けて肌トラブルで悩んでいたときに彼女にスキンケアはどうしているか聞いてみることに。
すると「朝は水道水で洗わない方が良いよ。ミセラーウォーターおすすめだよ!」と教えてもらったんです。
やはりミセラーウォーターなのか・・
ということで使おうと思ったのですが、ミセラーって何か知らない方にさらっと紹介しますね。
ミセラー(micellar)やミセル(micelle)は、分子の集合体から来ている言葉。
親水基(水に親和性あり、分子の外側)と親油基(油に親和性あり、分子の内側)の2つを持ち合わせる分子で、石けんなどの界面活性剤などがそれ。
水などの溶媒に界面活性剤を溶かしていくと、ある一定以上の濃度で分子がコロイド粒子の大きさで集合した状態に。それがミセル。
日本では2018年ごろから徐々にミセラーという言葉が定着してきたかと思います。
ミセラーウォーターとは?
ミセラーには界面活性剤の持つ「浸透」「乳化」「分散」などの特徴があり、この特徴を利用して水ベースのミセラーウォーターが洗顔やクレンジングに使えるものとして製品化されました。
数あるミセラーウォーターのメーカーの中でも一番有名と言えるのがフランスの大手スキンケアブランド、ビオデルマから出ているミセラーウォーター、サンシビオ。
簡単に言うと、ミセラーウォーターをコットンに浸して肌に滑らせるとメイクや汚れだけを吸着してコットンに含まれたミセラー成分に集まり、ミセラーウォーターに含まれる保湿成分は肌に浸透するイメージ。
なので、コットンにミセラーウォーターを含ませて顔を撫でてもつっぱったりしないんですよね。
肌がすっきりしつつ、ものによっては潤いがはっきり感じられるものもあります!
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ミセラーウォーターを使い始めて実際に感じた良い変化
お湯と洗顔料で洗顔し続けドイツで肌が大変なことになった筆者がおすすめされたミセラーウォーターを使い始めて感じた変化について。
結論からいうと、筆者は今も朝の洗顔はもっぱらミセラーウォーターを使っていて、かなり肌が改善されました!
もちろん洗顔以外の部分で色々改善を繰り返したところも大きいのですが、ミセラー洗顔でこのような変化を感じています。(※あくまで筆者個人の感想です)
・肌のゴワゴワがなくなった
・肌が柔らかくなった
・肌を触ってもしっとり感がある
朝起きたての肌って1日の中でみると良い状態だと思うんですよね。
夜、寝る前ってセラムやクリームなど色々と塗るじゃないですか。
1日が終わる夕方、仕事や学校など出先から帰ってきた時よりは汚れていないはず。
なのに、お湯と洗顔料で不必要に肌から全てを取り除かなくても良いと感じています。
それはドイツだけでなく、日本にいても乾燥肌の方や混合肌の方にも言えることだと思います。
なので、日本に住んでいても乾燥しやすい方や混合肌でトラブルを感じている人は、洗顔を見直してみるのも一案かと思います。
実際、日本でもミセラーウォーターを使って洗顔やクレンジングをされている人も増えてきたようですが、ミセラー洗顔が向いている人がいるってことですよね。
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ミセラーウォーターは肌に悪い?ミセラー洗顔の口コミやメリットとデメリット
筆者的には肌の状態が改善されたのでミセラー洗顔はおすすめしたいのですが、もちろんメリット以外にデメリットもあるだろうし肌の状態が悪化したという話もたまに聞きます。
筆者の個人的な体験から感じたミセラーウォーター・ミセラークレンジングに関するメリットとデメリットを書いてみます。
ミセラーウォーターの口コミは?良い?悪い?
ここまで読んできた方はすでに分かっていらっしゃるかと思いますが、筆者的には使ってよかったというのが本音です。
ミセラーウォーターに対する巷での口コミはどんなものがあるでしょうか?
いくつか紹介します。
2013年にフランスのミセラーウォーターがイギリスのマーケットに進出してからというもの、今ではイギリス人女性にとっても定番になり、近年では30%近くのイギリス人がミセラーウォーターを洗顔に使っている。(イギリスのビューティーメディア)
化粧を落とすクレンジング効果はあるものの、そこまで強力ではないので往来のクレンジング剤を使った後取りきれていない場合にミセラーウォーターで更にクレンジングをするのもおすすめ。(Anjali Mahto博士・美容コンサルタント)
メイク落としが楽になった!ただし乾燥する季節はミセラーウォーターだけでなく違う製品を使った方がつっぱらないかも。(日本のコスメレビューサイト)
リキッドクレンジングは重かったようで、ウォータークレンジングがとっても合う!朝の洗顔にも使えて肌もつっぱらず保湿されていて良き!ニキビもできにくくなった(日本のコスメレビューサイト)
ミセラーウォーターを使うメリット
以下はミセラー洗顔を続けて筆者個人が感じたミセラーウォーターを使うメリットです。
・朝の洗顔に最適!水道水(特に硬水)に肌を触れさせず洗顔完了
・コットンに含ませたミセラーウォーターを顔になじませるだけなので時短になる
・硬水地域に住む私には合っていて、肌トラブルが改善された
・旅行中やキャンプなどに便利
・日焼け止めを塗った体のクレンジングが楽
・薄めの化粧・日焼け止めのみであれば夜もミセラークレンジングで完了
ミセラーウォーターのデメリット
以下はミセラーウォーターに関して筆者個人が思うデメリットです。
・化粧落とし(クレンジング)として使おうとする場合、アイメイクなどウォータープルーフの化粧が落ちないことがある
・コットンで肌を拭き取る時、力を入れて拭き取ったりこすってしまうと逆に肌の状態を悪化させる
私的にはこのようなメリットとデメリットを感じました。
ミセラーウォーターは肌に悪いか?ですが、使い方に気をつければ肌に悪くはないと思います。
現に私にとっては肌の状態が改善されたので。
今後も朝の洗顔はミセラーウォーターを使うと思います。
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ミセラーウォーターのおすすめの使い方と注意点
先ほど書いたミセラーウォーター・ミセラークレンジングのメリットとデメリットにあるように、私はミセラーウォーターを朝の洗顔中心に使っています。
後は、夏の時期など日焼け止めを腕や首、デコルテなどに使った時は体のクレンジング的にお風呂に入る前にコットンで体についた日焼け止めを落とすために使っています。
夜、化粧を落とすためのクレンジングにはミセラーウォーターは使っていません。
理由はやはり正直に書くと、夜は化粧落としと洗顔がミセラーウォーター1つでしっかりできるかというとそうは思わないのと別にお気に入りのクレンジングがあるので。(お気に入りのクレンジングについてはまた別の記事で紹介しようと思います)
また、夜はシャワーやお風呂で洗顔をするので化粧をしていた場合は他のクレンジングを使ってお風呂というパターンです。
化粧も薄め&アイメイクなしの場合はミセラーウォーターをクレンジングとしてたまに使いますが、夜にはほぼ使いません。
ドイツでミセラーウォーターを探したい!おすすめは?
英語圏ではMicellar Water(ミセラーウォーター)、とそのままで通じますが、ドイツでミセラーウォーターを探したい場合はMizellenwasser(ミツェレンヴァッサー)Mizellen-Reinigungswasser(ミツェレン・ライニグングスヴァッサー)などの表記を探しましょう。
もともとドイツのお隣の国、フランスのビオデルマで開発されたミセラーウォーターですが、現在はビオデルマ以外の様々なメーカーからミセラーウォーターが販売されています。
実際にMizellenwasserとドイツのAmazonで検索してみると、色々と出てくるはずです。
色々なメーカーのミセラーウォーターを使い始めて、私的に気に入っておすすめなもの、微妙なものも出てきました。
ミセラーウォーターの比較&レビュー記事の方にドイツで見つけたミセラーウォーター製品色々を紹介していますので、合わせて読んでみてください。
ドイツでミセラーウォーターをお得に購入するおすすめの方法
ドイツでミセラーウォーター・ミセラークレンジング剤を探すとき、プチプラ系ブランドであればdmなどのドラッグストアで購入できますが、ビオデルマやラロッシュポゼ、アベンヌなど一部のブランドはアポテーケ(Apotheke)と呼ばれる薬局で販売されています。
ドイツのアポテーケ(Apotheke)でミセラーウォーターを買う場合、ぶっちゃけ店頭ではなく薬局のオンラインサイト(Versandapotheke)で買った方が安かったりするので筆者は店頭で確認後買いたい化粧品が複数ある場合は薬局サイトで買ったりしています。
ついでに言うとコロナの影響で買い物がしにくくなった中、何店舗もまわるのは時間がもったいないし何より感染したくない、ので安い以外の理由でこの頃はほぼオンライン注文です。
初回購入で使えるクーポン(Gutschein)を配布している所や、メール会員登録(Newsletter ニュースレター)すれば金券をもらえてお得!筆者はメール会員登録して金券を使った瞬間にメール配信停止します(笑
1度で購入額や購入数が一定以上だと送料無料の場合もほとんどなので、店頭で買うよりお得で便利です。
そして新型コロナが心配な今は特に安心!お目当ての物を検索して確認するのが簡単。
到着も注文してから2、3日ですぐ届くのでそんなに待ちません。
以下、私も個人的に使っているドイツの薬局サイトを紹介します。
・Aliva Apotheke:初回購入送料無料・4個以上か20€以上の同時注文で送料無料。メール会員登録でクーポン配布中。
・Medpex:20€以上で送料無料。500万人以上利用している大手。
・Shop Apotheke:19€以上の注文で送料無料、無料メール会員登録すると5€分のクーポン配布。
・SANICARE:29€以上の注文で送料無料。メール会員登録でお得なクーポン配布中。
店によってセールしている商品や在庫の有無があるので、比べてみて注文するのがベストです。
もちろんオンラインでなく薬局やドラッグストアの店舗でも探せば見つかりますが、一部は店舗にないケースもあります。
オンラインでも在庫がない場合はもちろんありますが、一瞬で商品棚に目当ての物があるかどうか分かるので、オンライン薬局などオンラインショップで買う(もしくはドイツのAmazonなど)のはおすすめです!
【ミセラー】ヨーロッパで定番の洗顔方法・クレンジング!ミセラーウォーターをドイツ在住者が紹介 さいごに
いかがでしたでしょうか?
今回の記事ではヨーロッパの女子たちの洗顔・クレンジング方法ではポピュラーなミセラーウォーターについて紹介しました。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
ドイツ在住者が紹介する美容に関する話題やドイツのお土産については他にも色々書いていますので、合わせて参考にどうぞ。
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