Guten Tag!ドイツ・フランクフルト在住ブロガーユウコフランクフルト(@yukofrankfurt)です。
今回の記事では、ドイツで買える入浴剤について紹介していこうと思います。
ドイツのドラッグストアやスーパー、薬局に行くと見つかる入浴剤。
日本で知られているドイツ発の入浴剤といえば、クナイプ(Kneipp)一択かと思いますが、現地では他にも種類が多くて充実しているんです◎
そんな入浴剤をドイツ在住者が実際に色々試してきたのでその記録を紹介していきます。
ドイツのお土産としてもおすすめなので、ぜひ参考にしてみてください!
ドイツのお風呂事情
ドイツ人はシャワー派?ドイツ人も湯船につかる?
ドイツのお土産に、入浴剤?ドイツ人ってシャワー派のイメージだけど、お風呂に入るの?と思う方もいるのでは?
湯船に日常的に浸かる習慣があるのは日本ぐらいと思っていた筆者も、ドイツのお店で色々な種類の入浴剤が売られているのを見て驚いたものです。
確かに日本ほど毎日は湯船に浸かることはないですし、湯船がないアパートに住むドイツ人もたくさんいますが、湯船に浸かるドイツ人も結構いるんです!
Kantar Worldpanelの調査によると、20%のドイツ人は毎週湯船に浸かるんだそう。(シャワーは92%)
また、VDS(ドイツ衛生協会)の2017年の情報によると、ドイツの浴室の76%ほどにバスタブがついているという話。数字で見ると大きいので、賃貸か持ち家かでまた変わってきそうです。
とにかくお風呂に浸かる文化は日本ほどではないにしろドイツにあって、だからこれだけの種類の入浴剤があると筆者は考えています。
ドイツ人が湯船に浸かるのはどんな時?
調べてみたところ、ドイツ人は以下のような場面で湯船に浸かるそう。
・秋冬の寒い日に温まるため
・背中が痛い時
・スポーツなどで筋肉痛がある時
・風邪っぽい時
・ストレス解消・リラックスしたい時
お風呂に入る効果として、確かに!と日本人的に思える回答が並んでいますが、日本だとなんとなく習慣的に湯船に浸かるというところもないでしょうか?
ドイツ人は「目的」があるから入る、という印象があります。「習慣」として毎日入るということはない。
もちろんお風呂に入れば疲れがとれてリラックスできるのは確かですが、節水を気にするお国柄もあるので、毎日の習慣的にお風呂に入るというよりはその日の状態で入るか決めるという感じかなと思います。
ただ「風邪っぽい時」にお風呂に入るというのは個人的にドイツならではかも?と思ったり。
日本だと、風邪の時はお風呂は逆に控えませんか?
ドイツでは「Erkältungsbad」という名前の風邪用入浴剤なるものも売っていて、実際鼻水が出たり(発熱以外の)風邪の症状がある時にお風呂に浸かるという人は多いそう。
お土産におすすめ!ドイツで買える入浴剤を在住者が徹底比較&レビュー
日本ほど日常的に湯船に浸からないけれど、入浴剤の種類がたくさんあるドイツ。
お風呂大好きな筆者がドイツの入浴剤を色々試してきたので、どんな入浴剤があるかを紹介しつつ忖度なしで正直にレビューしています。
同じブランドの中でいくつか種類を出しているところがあるものは、ブランドごとに分けています。
さらに、入浴剤の種類自体も一部分けて紹介しています。
日本でも見かける有名ブランドから、ドイツ限定のユニークなものまで色々試してきたものを記録しています。
あくまで筆者の好み&独断レビューになりますが、お土産選びの参考になれば。
ここで書いている感想は当然個人の感想であり、人によって合う・合わないはあると思うので、ここで書いている情報を参考にしつつ、みなさんの肌に合うお気に入りを見つけてくれればと思います。
また、定期的に新しい入浴剤を探したり試したりしているので、今後新しいものを見つけたり試したりした場合は随時情報追加・更新していく予定です。
WELEDA(ヴェレダ)
色々なブランドがある中で、我が家でリピート率が高いのは圧倒的にヴェレダのバスミルク。
とにかく香りがよくて、お風呂上がりの爽快感もお気に入り。
何を試してもシンプルに良いので色々な種類をローテーションしながらリピっています。
ただし、「ドイツで買って帰るお土産」の観点でいうと、ヴェレダのバスミルクはほぼ全部日本にも売っているんですよね…
ドイツでしか買えない限定品を探している!日本未発売が欲しい!という方は、正直ヴェレダでなく別のメーカーを中心に見た方が良いかも?(しかもヴェレダはドイツでなくスイスのメーカーですし…笑)
ただし!値段は日本だと結構良いお値段なのに比べると、ドイツで買うとだいぶ割安になります。
そういう意味ではドイツに来た時に買って帰る価値はあるかも。
WELEDA Lavendel Entspannungsbad ヴェレダ ラベンダー バスミルク
ミルク色の液体状の入浴剤。我が家でリピートしまくっている一品。
ラベンダー系入浴剤の中ではイチオシです!
さすがヴェレダ、やっぱりヴェレダ。
ラベンダーの濃厚でありながら自然な香りで癒されます。
乳白色で他のラベンダーの入浴剤のようにドギツイ紫色でもないし、旦那共にお気に入り。
ヴェレダのラベンダー風呂をした日は心なしかよく眠れます。
ラベンダー好きな人は要チェック!
WELEDA Edeltannnen Erholungsbad ヴェレダ モミ バスミルク
Edeltannen=ヨーロッパモミの木(マツ科)のバスミルク。
こちらも森林浴みたいな爽やかな香り。
切りたてのクリスマスツリーに使う木のようなにおいです!
ちなみに、ドイツで使われる生木クリスマスツリーですが、本当にこの種類の木を使います。
モミの木のスーッと爽快な香りに包まれて、リラックス&疲れが取れて元気になる感じ。
男女問わずプレゼントにも良さそうです◎
WELEDA Romarin Aktivierungsbad ヴェレダ ローズマリー バスミルク
ローズマリーの爽やかな香り。
リラックスしつつすっきりする感じなのでシャキッとしたい朝にも良さそう。
ハーブ風呂で疲れが取れるので、日本に一時帰国した時に持って帰ってきて季節問わずよく使ってました。
上述したように、ヴェレダはどの入浴剤も日本で売っているので、ヴェレダのあのハーブに満たされたい!という欲望がドイツでなくても日本で叶うのはありがたいです笑
WELEDA Baby Calendula Entspannungsbad ヴェレダ カレンドラ ベビーバスミルク
赤ちゃんにもつかえる入浴剤。これよいです!
カレンデュラ(キンセンカ)エキス配合。
花の香りなのか?お香みたいなエキゾチックな香りがほんのり。
色味を想像しないでお風呂に向かって出してみたら、ココアミルクっぽい赤茶色の液体で一瞬ビビった笑
そしてお風呂の底にちょっと固まるので、手で混ぜて溶かしましょう◎
すっと溶けないところが自然っぽい感じ。
ちなみにクリームバスミルク(Cremebad)も含めて、ヴェレダのベビー用は2種類ありました。
赤ちゃんの肌にもOKなので敏感肌の方にも良さそう。
お風呂から出て洗い流す必要もなし。
日本だとAmazonで見つかりますが、こちらもヴェレダの日本公式ショップで売っていて楽天ポイントも貯まります(ドイツで買う必要なし!笑)
Dresdner Essenz(ドレスナーエッセンス)
お風呂関係の製品を作り続けて100年以上というドイツの老舗ブランド、Dresdner Essenz(ドレスナーエッセンス)。
ドイツ発の入浴剤ブランドとしてドイツでもドレスナーエッセンスは定番で、入浴剤の種類も新製品や限定品などを含めると本当に数が多くて試しきれないほど。
カラフルなパッケージとカラフルな中身、ユニークな製品が多いので個性的なお土産にも良さそうです。
子供向けのも色々あるので、お風呂嫌いのお子様に泡風呂とか色付き入浴剤とか試してみるのもいかが。
»日本のAmazonでDresdner Essenzをチェック
Dresdner Essenz Pflegebad Bio-Aprikose & Minze
アプリコットとフレッシュミントの香りがするバスソルト。
オーガニックアロエベラ、オーガニックアプリコットエキス、オーガニックセサミオイルが配合された肌に優しいオーガニック入浴剤。
アプリコットとミントという組み合わせに惹かれて購入。
ツムラの漢方薬みたいなサラサラの砂っぽい黄土色。
ざざっと入れて手でかき混ぜると溶けました甘い香りでリラックス。香りで癒されたい時に良さげ。
Dresdner Essenz Pflegebad Bio-Granatapfel & Arganöl
オーガニックザクロとアルガンオイルという表記とパッケージにつられて購入。
上で紹介したアプリコット&ミントと同じシリーズのようです。
色も漢方薬的な落ち着いた色笑
お風呂に溶かすと赤紫を薄くしたような感じ。
香りがフルーツというかチューインガム的な甘いにおいでした。
Dresdner Essenz Absolut Relax
死海の塩をベースに、レモンバーム、パチュリ、最近ドイツでよく製品化どれされているヘンプシードオイル(実の部分なので陶酔性はありません)などが配合されたバスソルト。
気になる香りですが、ドイツで時たま路上で香る「あの香り」というよりは、よもぎのような感じで全然良いです(筆者はあの香りが好きではないのでこの点気になってました)
色がなかなかどぎつい笑けれど、Teteseptの青〜いTiefen-Entspannungよりは良かったです(下記参照)。
ちなみにこのお風呂に入った日の夜、なぜか変な夢を見ました笑
tetesept(テテセプト)
1908年にフランクフルトで設立された製薬会社メルツ(Merz)から誕生したブランド、tetesept(テテセプト)。
科学と植物学を組み合わせた独自の開発方法で入浴剤以外にも色々なボディケア製品やサプリ、薬類など健康関連の製品を数多く手がけています。
製薬会社が作る入浴剤ということで、ツムラ(漢方系ですが)のドイツ版というイメージでしょうか?
teteseptからは可愛らしいパッケージの入浴剤も出ていますが、Merz社発の製品ということで薬効成分がしっかり効きそうな真面目な雰囲気のパッケージをついつい見てしまいます。
筆者の友人がMerzに勤めていた関係でテテセプトの製品を結構たくさんもらった時期があり、そのため貰い物も含めてテテセプトはたくさん試してきました笑
フランクフルトのドラッグストアにはたくさんテテセプトの商品があるのですが、これがドイツの他のエリアにいくとテテセプトがどのぐらい置かれているのか気になるところ。
フランクフルト発祥ブランドなので、フランクフルトに来ることがあればぜひ探してみてください。日本では売られていないようなので、日本未発売ですね。
フランクフルトのメーカーだよ!とお土産にするのも良さそうです◎
tetesept Meerressalz Rücken & Schulter
背中と方のコリにきくのかな。海塩にナチュラルオイルをプラスした処方のよう。
ソルトの色ははっきりした赤で、湯船にとかすと薄い赤という感じ。
ハーブっぽい結構強めの香りが立ちこめます。
私は結構好みだけど、香りは好き嫌い分かれそう。
tetesept Tiefen-Entspannung
ドス青い色でびっくり笑 湯船がプールのような青さに!
香りもちょっときつくて、香水!って感じでした。
ジャスミン・レモンバーム・ベルガモット・オレンジなどの成分が入っているようで、もしかしたら私が個人的にジャスミンやベルガモットの香りがきついとダメなタイプというだけで、他の人にとっては良い香りなのかも…?
というわけで、気になる方はとりあえず1回分パックで試してみても良いかと思います。
tetesept Abendbad Entspannung
こちらは液体タイプの入浴剤。
いつの間にか我が家のお風呂場に置いてあったので試すことに…
上で紹介した「Tiefen-Entspannung」みたいなのだったらいやだな笑と思いつつ試してみたら、こちらはなかなか良かったです!
色は青紫っぽい色で、香りもちょっと香水ぽくはあるけど優雅な雰囲気で、確かにリラックスできる感じ。
こういうのが好きな方はいると思うので、好きな人には向いていると思います。
tetesept Anti Stress Bad
上で紹介したtetesept Abendbad Entspannungと同じ「tetesept FORMULA」シリーズの液体状の入浴剤。
こちらはヘンプシードオイルとパッションフラワー(トケイソウ)が配合されているそう。
こちらも香りはよくての中でもおすすめ。
他の商品で私的にイマイチなやつがありましたが笑、このtetesept FORMULAシリーズは好みです。
tetesept Schaumwelten Wintermärchen
teteseptの入浴剤、結構試している割には評価がバラバラ(失礼)ですが、このSchaumweltenという泡風呂になる入浴剤シリーズは結構好きです!
香りもよく、とにかく泡がすごくて楽しいです。
こちらはおそらく期間限定品で、今見たらないようです。が、泡風呂シリーズは他のもので出ているのでチェックしてみてください。
»ドイツのAmazonでtetesept泡風呂シリーズをチェック
tetesept Marokkanisches Rosen Bad
オイルベースのリッチな入浴剤。
バラ、ワイルドローズオイルにアルガンオイル配合。
ローズ系の香りがすきならおすすめの一品。
オイル系なので乾燥する人や冬場に良さそう。
こちらは良かったのですが、なかなか使い切らないうちに放置してしまって今回久しぶりに蓋を取ったら古くなったオイルの香りが笑
オイル系は開封後は早めに使ったほうが良いですね。気が向いたらまた買ってみるかも。
tetesept Erkältungsbad
「風邪用風呂」的な意味を持つErkältungsbad。
ドイツならではの入浴剤ではないでしょうか?液体タイプの入浴剤です。
こちらはベーシックなErkältungsbad。
ユーカリのハーブの香りですっきりスーッとします。お風呂の色は緑色に。
風邪をひいてなくても夏場にはさっぱりして良いと思います。あと、夏場暑い時に温度低めにして入ったり水風呂にしても良いかも。
tetesept Schaumbad Mein Einhorn
こちらは子供用の入浴剤。
ユニコーンのキャラが気になり、良い年した大人の筆者ですが思わず購入笑
いちごの香りの泡風呂ということで楽しそうかな?と思って。
液体の入浴剤ですが、この色とにおい…カキ氷のイチゴシロップって感じです!
色はなかなかどぎついですが、お湯と混ざり切ったら程よく薄まったピンク色に。
香りはいちごで泡泡なので、確かに子供が喜びそうです◎
小さい子供に使えるので、小さい子供がいるご家庭か学生の女の子にあげたら良さげです。
Kneipp(クナイプ)
バイエルンの司祭だったセバスチャン・クナイプ氏が自然療法やハーブの研究を始め、薬剤師たちとともに1891年に創立したKneipp(クナイプ)。
入浴剤は種類が豊富で、ドイツだけでなく日本でもクナイプの入浴剤は販売されていますね◎
日本で売られている海外メーカーの入浴剤の中では、クナイプのバスソルトは1番有名といっても良いぐらいの知名度ではないでしょうか?
2億5000万年前の古代海水を精製した岩塩と、天然ハーブから作られた精油から作られるクナイプの入浴剤は、ドイツ国内でも常に人気ランキング上位で不動の人気を誇ります。
入浴剤以外にも全身をケアできる製品がたくさんあるので、バスソルトを気に入った人はドイツ限定のクナイプ製品をお土産探しをしてみるのも良いかも◎
Kneipp Erkältungsbad Spezial
teteseptとどう違うのか期待しつつ使ってみたKneipp Erkältungsbad Spezial。
ユーカリの香りがスーッと爽やか〜!
鮮やかな緑の液体で、お風呂にいれると泡立ちすごいw(筆者は湯船にお湯が入っている途中で入浴剤を入れるタイプなので、そのせいかな?)
なにが「スペシャル」なのかと思っていたが、泡風呂がそうなのでしょうか?
とにかくめっちゃアワアワしててびっくりしました笑
きめ細かくはないけど、弾力のある泡につつまれて楽しいお風呂タイムに。
泡で遊びながら癒されます。風邪の時以外にも全然使えます◎
ユーカリのにおいも爽やか、きつすぎず良い。
深呼吸するとスッキリするから喉にもよさそう。ユーカリ効果で疲れも取れた。
やっぱりクナイプ良いですね。Erkältungsbad系のなかでイチオシです。
Kneipp Mein Bad – Mein Moment
マヌラオイル、アルガンオイルなど色々なオイルバス10種類が楽しめるセット。
オイルベースなので、浸かると体中が油膜でコーティングされる感がしますw
下の方で紹介しているオイルベースのものほど激しくはないですが。
体が乾燥している人や冬場には良いかもです。
10種類いろいろ入っているので、ギフトにも良さそう。
ドイツでもギフトとして人気の商品です◎
日本でも種類は少し減りますが、セットで売っているようです。
ただし、こちらはオイル状ではなくパウダー状のおなじみのタイプ。
Kneipp Träume der Provence
紫色だけどテテセプトのラベンダーのものよりひるまない感じでよかったです笑
ラベンダーの香りがわーっと広がってとてもリラックスできます。
Kneipp Träume der Provence、手軽に試せる1袋タイプのバスソルトの中ではおすすめ!
Kneipp Good Bye Stress
ウォーターミントとローズマリーの香り。
湯船の色がちょっと濃い感じでした。
香りはリラックスできますが、色を含めて他の製品の方が好みかな?
Kneipp Gelenke & Muskel Wohl Arnika
関節(Gelenke)と筋肉(Muskel)に効くアルニカのバスソルト。
これ、良かったです!
筋肉痛があった時に使ったら筋肉痛解消しました。
アルニカの香りもよいです。リピします。
Kneipp Kleiner Gruß von Herzen
「心を込めた挨拶」みたいな意味でしょうか?
大人っぽい香りがふんわりします。
入浴剤の色はパッケージの花に近い色。
バラっぽいですが、芍薬(Pfingstrose)だそうで、芍薬エキスとカモミール入り。
女性らしいラブリーな香りが好きな方におすすめ。
2in1 Badezusatz 20 Minuten Meeresbrise
こちらは新商品(2022年5月現在の話です)。
「20分間の海気分」といったタイトルがついています笑
日本みたいに泳げる青い海に恵まれていないドイツなので(一応北に海はありますが…)バカンスで行くようなターコイズブルーの海をイメージした一品でしょうか。
これ、作りが面白くて1袋の中が2つに分かれていて、片方はシーソルト、もう片方は液状のバスエッセンス的なものになっています。
お風呂にはどちらも一緒に入れれば良いのですが2つに分かれているパッケージは斬新ですね。
お湯の色も綺麗な青で確かに海っぽい。
ホホバオイル配合、香りも爽やかで目を閉じて海を妄想して20分、なかなか良かったです!
お風呂上がりも爽快でした。
SENSENA(センセナ)
天然成分のみを使用、有機栽培で管理されたものを使用と素材にこだわるドイツのオーガニックコスメメーカー、SENSENA(センセナ)。
お風呂関係のもの中心にラインナップされていますが、その中で筆者のお気に入りがティーバッグタイプの入浴剤。
初めて見かけたのがオーガニックスーパーだったかと思いますが、SENSENAの入浴剤は香りがよくてナチュラルなので我が家でもリピート率高めです。
1回分として考えると、値段的に少し高めなのでたまのご褒美的に使っています◎
SENSENA Erkältungszeit
ここのは結構好きなんだけど、これはやはり風邪ひいた時用なのかな。
スーッとユーカリの香りが立ち昇る。
お風呂上がりは温かいけどスーッとするので、冬に使うならやはり風邪気味の時の方が良いのかな。
SENSENA Stress lass nach
これは良かった!ヨモギみたいな爽やかな香りで癒されました。
筆者は香水っぽい香りより自然な香りのほうが好きなので、こちらは好みに合っていました。
確かにパッケージに「アロマ」って書いてありました。
疲れを取りつつアロマセラピーができるので良いです。
SENSENA Ganz Locker
lockerは、ロッカーではなく「ゆるめる」「ほぐす」といった意味。
ヨガなどで先生がよくganz lockerって言っていますね。
リラックスして疲れた体を解きほぐすという意味でしょうか。
こちらはハーブやホホバオイルが配合されたティーバッグタイプの入浴剤。
香りはオレンジのようなレモンのような柑橘系の香りがします。
原料をみていると、シトラス系のオイル、ラベンダーオイル、バジルオイルなどいろいろなオイルが入っているようです。
お風呂の中でぎゅっと絞ってみるとオイルっぽいものが出てくる感じ。
肌が乾燥しがちな人に良さそうです。
BIOTURM(ビオトゥルム)
創業して20年ほどと比較的若いオーガニックコスメブランドのBIOTURM(ビオトゥルム)。
家族経営でアットホームな雰囲気ながら、自社栽培された素材を使ったオーガニック製品はドイツ国内外で高評価のメーカー。
BIOTURMの製品の中で日本では女性用デリケートソープが特に知られているようです。
BIOTURM Öl-Molke Bad Lavendel
Öl Molke(オイル・乳清風呂)というユニークな名前に惹かれて購入。
ラベンダー系の入浴剤の中でも、BIOTURMのものはちょっと大人な感じの香り。
ラベンダーのエッセンシャルオイルの香りは男女を選ばないクールなラベンダーという感じ。
色も淡く、蜂蜜色のオイル。ちなみにこちらは旦那が絶賛しておりました笑
BALEA(バレア)
みんな大好きdmのPBブランド、BALEA(バレア)。
プチプラだけど商品によっては入っている成分を考えるとお得感があったりコスパが良いのでお土産にも人気ですよね。
そんなBALEAからも入浴剤は色々出ています。
そしてお値段もBALEA価格なので他のブランドに比べるとだいぶお安い!ので、バラマキ系土産にぴったり。
が、我が家ではBALEAの入浴剤はあまり頻繁に登場していなく、また使うことがあれば追加していきますね。
BALEA Erhol Dich
数少ないBALEA入浴剤で我が家で使ってみたのはこちら。
ザクロとオレンジの香りという表記に惹かれて買ってみました。
お風呂の色はピンク系。
が、うーん。香りはフルーティな感じではあるものの、ザクロともオレンジとも感じない笑
学生の女子とかが好きそうな甘〜い香りなので、中高生あたりの女の子がいるご家庭へのお土産なら喜ばれるかも?という感じでした。
また他のものも機会があれば試してみます。
Totes Meer(死海の塩)
死海の塩でできた入浴剤も結構見つかるんですが、筆者はこの死海の塩シリーズがお気に入り。
ものによっては香りもほとんどなくひたすら塩なんですが、なぜかすっきりするんですよね。
やっぱり死海のパワーでしょうか?
お値段も良心的なので定期的に死海風呂を楽しんでいます◎
SALTHOUSE Original Totes Meer Bedesalz
SALTHOUSEは40年以上続いているメーカーだそうで、イスラエル・フランス・ドイツのチームで製品作りをしているそう。
これとても良かったです。リピート決定!
使い方は塩をどっさり1袋全て投入。
何回か使えると思っていたら、使い方が1袋一気に入れるとあって驚きました笑
無香料なので、香りが欲しい人はエッセンシャルオイルを数滴入れたりハーブを入れたりしても良いと思います。
ちなみにどっさり入れたけど体は浮きませんでしたw
Mivolis Totes Meer
dmのPB(プライベートブランド)シリーズのMivolisから出ている死海の塩入浴剤。
死海の塩オンリーなはずだけど、なんとなく微かに香りがする。メンズの香水のような…笑
でもやっぱり死海の塩なのでスッキリする!
私の好みはSALTHOUSEの方の死海が好み。
ただ、こちらは3袋入りで3回分なので値段を考えるとお得。
死海のバスソルトを手軽に試したい人は、値段的にまずMivolisから試すのもアリ。
Epsom Salt(エプソムソルト)
日本でも知られてきているエプソムソルト。ドイツ語ではBittersalzといいます。
エプソムソルトは、名前からして塩っぽいですが、実は塩でなく硫酸マグネシウムで塩分(塩化ナトリウム)は入っていません。
硫酸というのがなんだか刺激が強そうに聞こえますが、実際に海水中に3番目に存在するミネラルなので肌に触れても問題なし!
アメリカでは女優さんやモデルに人気のエプソムソルト。
エプソムソルトを入れて入浴すると、とにかく発汗してスッキリします。さらに、入浴後はポカポカ。
発汗作用が強いので長時間入らないようにするのと、お風呂上がりはしっかり水分補給するのがポイント。
Westlab Reviving Epsom Salt
こちらもお気に入り!Westlabはイギリスのブランドのようです。
死海の塩といい、無臭のさらさらしたソルト系(エプソムソルトは厳密には塩ではないですが)が私に合っているのかも。
老廃物が流れて、すっきりする感じで気に入っています。無臭。
無香料の良いところは香りを自分で調整するか決められることですね◎
私の場合、香りが欲しい時はヴェレダのラベンダーも少し加えたりします。
Badekugel(バスボム)
球体状の形をしたBadekugel、いわゆるバスボム。
そのままポンとお風呂に入れると泡が出てお湯の中で溶け出すスタイル。
LUSH(ラッシュ)のバスボムが有名ですよね。
ラッシュのバスボムも昔時々使っていたけど最近あまり使っていません。
ドイツで見つかるバスボムももう少し試してみたいところ。
Bademeisterei Sprudel Badekugel Rose & Bergamotte
オーガニックショップで見つけたBademeistereiのバスボム。
オーストリア発のブランドのようで、手作り石けんとお風呂系製品を手がけているそう。
このバスボム、見かけはとってもかわいいしローズとベルガモットに惹かれたけれど肝心の香りがあまりしない…入れ方がよくなかったのだろうか?
そして、全身めちゃめちゃオイリーになりました!皮膜にベットリ。
気になって体を指でこすると、白っぽいものが取れる取れる笑
うーん、ちょっとなぁ。
とにかく体がカピカピで乾燥していてしっとりしたい、という人には良いかもしれないけど全身脂質でコーティングされた感触が…お風呂上がりはスッキリしたい派の私にはちょっと。
というわけで、私的にはリピートなしですが、本当残念!パッケージも雰囲気もかわいいだけに…
他の製品は良いのかもしれないし、入れ方によるのでしょうか。
Moorbad (泥土浴)
Moorbadはドイツの泥土浴を指しますが、Moorと聞いて「モール泉」を思い出した人がいるかも?
日本でいうモール温泉とは、植物由来の有機物を含んだ温泉のこと。
「モール」はドイツ語の湿地や沼地という意味のMoorから来ていてますが、ここから日本で造語にして植物性有機物を含んだ温泉を「モール温泉」と呼んでいます。
日本でいう「モール温泉」にあたる温泉地で有名なものはドイツのバーデン・バーデンと日本の北海道。
お湯の色は黒湯のような濃く暗い色が特徴です。
この日本で使われたドイツ語のMoorですが、ドイツでは「Moorbad」(泥のお風呂)と呼ばれる泥土浴ができる場所が実際にあるんです!
ドイツのMoorbadは日本でいうモール温泉とはまた違うタイプの温泉で、黒っぽいお湯ではなく泥土浴。
ドイツ以外にもスイスやオーストリア、チェコなどにも存在します。
なんとこのMoorbadがそのまま入浴剤になった製品があるんですよね。筆者が初めて見つけた時は驚きました!
興味津々で買ってきたMoorbad、なかなか良いのです。
日本のモール温泉とはまたちがうドイツのモール浴が入浴剤で体験できるのは面白いですよね。
Scio Nature Bad Aiblinger Moorbad
バート・アイブリング (Bad Aibling)というバイエルン地方の町で取れた泥土の入浴剤。
これ面白いです!中身は本当に泥。
容器を傾けると、どす黒い液体が湯船に笑 お風呂が墨汁をいっぱい垂らしたような色になります。
自宅でドイツ版モール泉気分が味わえます!
臭いは特にありません(泥臭いとかもない)
日本に持って帰ったらオカンが絶賛し、2本目を要求された一品。
デメリットは白い湯船が少しくすむ色になるので、お風呂上がりにすぐ洗っておくべきところ。
翌日以降放置しても洗い流せるとは思いますが、我が家ではお風呂が終わったらお湯で流して洗剤をかけて、と念のためその日に綺麗にしておきます。
そしてまあまあ重さがあるので、お土産として持って帰りたい人はスーツケースの容量と相談を。
ドイツで入浴剤をお得に購入するおすすめの方法
ドイツで入浴剤などのボディケア製品やコスメなどを探すとき、薬局のオンラインサイト(Versandapotheke)で見ると割引なども頻繁にあるので店頭以外でも利用しています。
店頭にないものも簡単にチェックできて何より値段が安いので、筆者もヘビーユーザーです。
初回購入で使えるクーポン(Gutschein)を配布している所や、メール会員登録(Newsletter ニュースレター)すれば金券をもらえたりします。筆者はメール会員登録して金券を使った瞬間にメール配信停止します(笑
1度で購入額や購入数が一定以上だと送料無料の場合もほとんどなので、店頭で買うよりお得で便利です。
到着も注文してから2、3日ですぐ届くのでそんなに待ちません。
ドイツに住んでいない人でも、受け取り住所を滞在先のホテルにしておいてホテルにいる日に合わせて注文すれば受け取れます◎(ホテルに事前に確認してくださいね)
以下、私も個人的に使っているドイツの薬局サイトを紹介します。
・Aliva Apotheke:初回購入送料無料・4個以上か20€以上の同時注文で送料無料。メール会員登録でクーポン配布中。
・Medpex:20€以上で送料無料。500万人以上利用している大手。
・Shop Apotheke:19€以上の注文で送料無料、無料メール会員登録すると5€分のクーポン配布。
・SANICARE:29€以上の注文で送料無料。メール会員登録でお得なクーポン配布中。
店によってセールしている商品や在庫の有無があるので、Amazonなどの他の販売サイトと比べてみて注文するのがベストです。
もちろんオンラインでなく薬局やドラッグストアの店舗でも探せば見つかりますが、一部は店舗にないケースもあります。
オンラインでも在庫がない場合はもちろんありますが、一瞬で商品棚に目当ての物があるかどうか分かるので、オンライン薬局(もしくはドイツのAmazon)おすすめです!
お土産におすすめ!ドイツの入浴剤を在住者が比較&レビュー さいごに
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
今回はドイツで購入できる入浴剤を色々と在住者が試して色々比較した様子&レビューについて書きました。
入浴剤は使い切りタイプだと軽くてお土産にもおすすめです。
日本で見かけるブランド以外にも、ドイツ限定のものも色々見つかります。
数ある中から、あなたのお気に入りの入浴剤がドイツで見つかりますように。
ドイツ在住者が紹介する美容や健康に関する話題やドイツのお土産については他にも色々書いていますので、こちらもぜひ参考に!
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