【世界遺産】シュパイヤーのクリスマスマーケットは年始も開催!

【世界遺産】シュパイヤーのクリスマスマーケットは年始も開催!

Halli Hallo!ドイツ・フランクフルト在住ブロガー、ユウコフランクフルト(@yukofrankfurt)です。

いよいよ来週はクリスマス・・というタイミングになってくると、つまり主要な街でのクリスマスマーケットは終わる時期になってきます。

筆者が住むここフランクフルトもクリスマスマーケットの最終日が2019年度だと12月22日(日曜日)。

他の街でも大体クリスマスイブの前日、12月23日辺りに最終日を迎えるところが多数。

一部の街では年末までやっているクリスマスマーケットがあります。そして今回紹介する、ハイデルベルク近郊にある世界遺産の街、シュパイヤー(Speyer)もクリスマス終了後の年末もやっているクリスマスマーケットです。

が!ここシュパイヤーのクリスマスマーケットは、年末どころか新年明けてもやっている珍しいマーケットなのです。

ドイツにやって来るタイミングがずれてクリスマスマーケットに行けないと思っている方、新年になったばかりでクリスマス気分になれないかもしれませんが、ドイツのクリスマスマーケットがどんな感じか見てみたいと言う方。シュパイヤーに行けばお悩み解決となるかもしれません!

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シュパイヤーのクリスマスマーケットについて

先ほど少し触れましたが、ここシュパイヤーのクリスマスマーケットで特筆すべき点は、1月6日までと新年になっても引き続き開催されていること。

ドイツ語の表記も、『Weihnachts- und Neujahrsmarkt(クリスマス&新年マーケット)』と書かれています。

年末までやっているマーケットは何箇所かありますが、新年も楽しめるマーケットは珍しいですよね。

また、ドイツでは2番目に世界遺産に登録された大聖堂を眺めながらホットワインが楽しめるのもポイントです。距離的には人気の観光地ハイデルベルクからも日帰り範囲内です。(下記行き方参照)

そしてシュパイヤーのもう1つのシンボルでもある旧市門(Altpörtel)では、期間中の12月に2度に渡り『旧市門の炎(Altpörtel in Flammen)』と呼ばれる花火が上がり、迫力満点です

2020年の旧市門の炎(Altpörtel in Flammen)の開催日時は12月1日(火)の19時30分と、12月16日(水)の19時30分です。

 

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2020年のクリスマスマーケットの開催期間

まずは特徴的な開催期間について紹介します。シュパイヤー のクリスマスマーケットの開催期間は以下の通りです。

開催日程:
2020年11月23日(月)〜2021年1月6日(水)

※12月25日(金)、26日(土)のクリスマス1・2日目の2日間は休み!
開催時間:
下記に記載した日程以外の期間中は毎日11時〜21時
12月24日(木):10時〜13時
12月31日(木):11時〜15時
1月1日(金):13時〜21時
旧市門の炎(Altpörtel in Flammen)の花火イベント開催日時
12月1日(火):19時30分〜
12月16日(水):19時30分〜

フランクフルトやハイデルベルクから日帰り可能!シュパイヤーへの行き方

シュパイヤーのクリスマスマーケットや街自体はそこまで大規模でないので、他の近郊の街に滞在ついでに寄るのがベストでしょう。

シュパイヤー中央駅(Speyer Hbf)へは、マンハイムやハイデルベルクからだと乗り換えなしのローカル電車Sバーンでアクセスできます。フランクフルトからの場合はマンハイムまで移動し、そこからSバーンに乗り換えると一番早いと思います。

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私だったら、フランクフルトへ到着して観光し、ハイデルベルクへ向かって宿泊。ハイデルベルクからシュパイヤー へ行きハイデルベルクかフランクフルトへ戻るような行き方でまわるかな、と思います。

 

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せっかくハイデルベルクが近いので是非寄って行きましょう!

フランクフルトからシュパイヤーへのアクセス

まずマンハイムまで移動し、そこから乗り換えます。

フランクフルトからマンハイムまでは新幹線的な電車ICE利用で約38分、ローカル線急行のRE利用で1時間7分。

フランクフルトからシュパイヤーまで、乗り換えのタイミングがうまくいけば1時間〜1時間30分程度で到着するので日帰りに最適です。

フランクフルトからマンハイム行きの電車の時刻表はドイツ鉄道(DB)のサイトで確認しましょう。

»DBのサイトへ

マンハイムでローカルのSバーンに乗り換えて25分ほどでシュパイヤー中央駅(Speyer Hbf)に到着します。マンハイムからのSバーンについて下記で説明します。

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マンハイムからシュパイヤーへのアクセス

マンハイム中央駅のプラットホーム1番から出ているGermersheim行きのS3に乗れば乗り換えなしでシュパイヤー中央駅まで約25分程度。

S3は30分に1本程度の頻度で走っています。

ハイデルベルクからシュパイヤーへのアクセス

マンハイムで書いた同じ電車S3ですが、シュパイヤーから見るとハイデルベルクの方がマンハイムより遠くにあります。

Germersheim行きのS3がプラットホーム4番と5番から交互に出発するようです。Germersheim行きのS3にさえ乗れば大丈夫。

所要時間は約50分ほどです。

マンハイムやハイデルベルクはVRNという交通ネットワークの管轄です。サイトでも時刻は確認できますので、各自で念のため路線を確認ください。

»VRNのサイトへ

シュパイヤーのクリスマスマーケットの開催場所

シュパイヤーのクリスマスマーケットは、旧市門(Altpörtel)を通った先のマキシミリアン通り(Maximilianstraße)上にあります。

旧市門をくぐりぬけてすぐちょっとしたマーケットがあります。ここにはスケート場も併設(下記参照)。

そのままマキシミリアン通りを大聖堂へ向けて歩いて行くと、途中でマーケットが途切れますがそのまま進めば新たなマーケットが出現します。そこから大聖堂へかけてのエリアがクリスマスマーケットのメイン会場的な賑わいを見せています。

シュパイヤーのクリスマスマーケットへ行ってきました!

フランクフルト在住の筆者が、クリスマスマーケットの時期にシュパイヤーへ行ってきたのでレポート!

おすすめポイントや現地の様子、楽しみ方など詳しく紹介していきます。

マンハイム中央駅からSバーンでシュパイヤー中央駅までの運賃

今回は、筆者のお気に入りであるラヴェンナ渓谷のクリスマスマーケットへ行った帰りに寄ることにしたので、起点はフライブルクでした。

フライブルクからマンハイムまで移動し、そこから乗り換えてシュパイヤーへ行き、その後フランクフルトへ帰路にと言う行き方をしました。

マンハイムからシュパイヤーまでは、ローカル線利用の料金だと片道大人5,90€。(子供4,10€)

フランクフルトのようなグループチケットは見当たらなかったので今回は1人片道づつ購入しました。

シュパイヤーのクリスマスマーケット会場への行き方

電車に揺られて約25分、予定通りシュパイヤー中央駅へ到着。

ここで下車する人も結構多く、クリスマスマーケット目当ての人が多い雰囲気でした。

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シュパイヤー中央駅からクリスマスマーケット会場の始まる旧市門(Altpörtel)まで約1km程度。

歩く速度によりますが、徒歩で会場へ行く場合は大体15分程度で到着します。

中央駅を出てすぐ右あたりにあるバス停からは旧市門前にあるポスト広場(Postplatz)まで行くバスが出ています。タイミングが合えば乗ってみると楽ですね。

歩く場合は駅を出てすぐ前の道、バーンホーフ通り(Bahnhoftraße)を右に進んで行きます

途中でこちらの記事でも紹介したオーガニックスーパー、denn’sがあるので、帰りなど電車を待つ場合は寄ったりしても良いですね。

旧市門(Altpörtel)前のクリスマスマーケット

先ほど紹介しましたが、まず目印となる旧市門をくぐるとこじんまりとしたマーケットが見つかります。

ここのマーケットにはスケートリンクが併設。小さめなリンクなので子供向きですね。

よく見るとこのスケートリンクは氷ではありません。なんと樹脂製のリンクだそうです。

スケート靴は、ここでいろんなサイズの靴を貸し出しているそうなので、『冷たくないリンク』で滑ってみたい人はここでレンタルしてチャレンジできます。

冒頭で少し書きましたが、ここの旧市門では12月に2回花火が打ち上がるイベントがあります。

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12月に2度開かれる花火イベント、『旧市門の炎』

今年2019年は残念ながら終わってしまいましたが、旧市門の炎(Altpörtel in Flammen)での花火があったのがこちらの日程でした。

12月3日、12月18日の各日19時30分

タイミングが合えば花火鑑賞も素敵ですね。私も逃してしまったので、次回機会があれば行ってみたいです。

買い物もしやすい街、シュパイヤー

クリスマスマーケットの始まる旧市門から大聖堂の方角へマキシミリアン通りを歩いていると気づくと思いますが、この辺りは色々なお店が集まっているショッピングストリートです。

 

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ポスト広場には『ポストギャラリー(Postgalerie)』というショッピングモールがあります。

色々なお店が見つかるマキシミリアン通りには、筆者の好きなドラッグストア、ミュラーもありました。

クリスマスマーケットを楽しむ合間にお土産ショッピングもできて便利ですね。

ドイツで定番のチェーン店についてはこちらを参考ください。

シュパイヤー大聖堂近くのクリスマスマーケット

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さて、マキシミリアン通りを進み大聖堂がだんだん近づいてくるにつれて周りも賑やかな雰囲気になってきました。

ここからシュパイヤーのクリスマスマーケットのメインといえる場所になります。

といっても、範囲にしてそこまで大規模ではないので好きな屋台を見つけて大聖堂を眺めながらゆっくり雰囲気を楽しみましょう。

普段はこの辺にファーマーズマーケットが開催されていて、シュパイヤーがあるラインラント=プファルツ州(Rheinland-Pfalz)では最大だそう。

マキシミリアン通りのシンボル、1990年にシュパイヤー市の2000年記念に市に贈られたヤコブの巡礼者の銅像(Jakobspilger)近くにある、Brunnen am Geschirrplätzel(食器置き場の噴水)』という噴水があるちょっとした広場にはクリスマスツリーが飾られています。

また、シュパイヤーのクリスマスマーケットにはこんな面白い物も。

これは天国との電話という『Himmelstelefon(ヒンメルステレフォン)』という名前がついた電話ボックスで、子供たちがクリスマスにほしいものを電話して伝えるというコンセプトのもの。月曜〜金曜の15時〜17時までオープンしています。

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プファルツ地方のグルメも見つかるクリスマスマーケットの屋台

さて、おなじみの屋台が色々と並んでいますが、せっかくなのでローカルフードも試してみたいですよね。

プファルツ地方の食べ物といえば、『Saumagen (ザウマーゲン)』という名前の肉料理。

訳すると『豚の胃』という奇妙な名前になるのですが、その名の通り、豚の胃に豚肉やジャガイモ、スパイスなどを混ぜた物を詰めたもの

プファルツ地方のお祭りなどでは、クリスマスマーケットの時期以外でもお目にかかれる代物です。

 

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こんがり焼かれたザウマーゲンは、臭みなどもなくドイツ的な肉料理と変わらない味わい。

屋台ではパンに挟んでいただけます。機会があれば、是非お試しを!

シュパイヤーはプファルツ地方の街なので、やはりホットワインはプファルツ産のワインを使った屋台で飲みたいですね。

ローカル物を試したいときは、『Pfälzer(プファルツァー)』と書かれた看板を探してみましょう。

そろそろ屋台が途切れる位置まで来ました。気づくと目の前に迫る世界遺産のシュパイヤー大聖堂(Speyerer Dom)が!


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世界遺産のシュパイヤー大聖堂へも行ってみよう

もちろんクリスマスマーケットだけでなく、シュパイヤーの世界遺産、シュパイヤー大聖堂(Speyerer Dom)も必見です。

神聖ローマ帝国時代に皇帝が自身の墓所として建設を開始。1030年に創建されたシュパイヤー大聖堂は、全長134メートルと世界最大級のロマネスク様式の教会。

シュパイヤーの街はこの大聖堂とともに占領と略奪を繰り返した歴史を持ちます。

17世紀、18世紀と2度に渡りフランス軍に侵攻され、その度に修復を余儀なくされました。

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度重なる損傷にも関わらず、修復作業の甲斐もあって本来の美しい姿を取り戻した大聖堂。

1981年にドイツでは2番目の世界遺産として登録されました。

大聖堂ではドイツ王と皇帝が眠る地下聖堂(クリプタ)にも是非足を運んでみましょう。ここは、『ドイツで最も美しい地下聖堂』と呼ばれています。

Krypta und Kaisergräber / image from commons.wikipedia.org

大聖堂へは入場無料。ただし地下聖堂や塔などは有料で、教会の修復費用にあてるそう。

地下聖堂、皇帝の墓(Krypta und Kaisergräber):大人€3,80 18歳以下 €1,50 6歳以下は無料

4月〜10月は60メートルの高さから街を一望できる塔や、皇帝の間へのチケットのオプションもあり。詳しくは教会のHPにて

シュパイヤー大聖堂(Dom zu Speyer)

公開時間:月曜〜土曜:9時〜19時 日曜:11時30分〜17時30分

»シュパイヤー大聖堂のHP

シュパイヤーのクリスマスマーケット、行くべき?在住者の感想

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今回私は年末年始ではなくクリスマス前の定番の時期に行ったのですが、世界遺産を眺めながらのクリスマスマーケットという贅沢なロケーションでより楽しい気分に浸れてとても良かったです。

小さなマーケットなので、行くとすればハイデルベルクや他の街と合わせて行くとお得感があるかも。

クリスマスイブにも数時間ですがやっているのは嬉しいですね。

クリスマスマーケットシーズン過ぎてた!(泣)という方にもまだチャンスがあるので、他の目当ての場所が終了していた、という場合はシュパイヤーへ駆けつけましょう。(12月25、26日以外に!)

例えばフランクフルトはマーケットが終了している時期ですが、もしこのタイミングでいらっしゃるなら。

日中はシュパイヤーへ行き、夕方からフランクフルトのレーマー広場で50個のカリヨンを聴くなどすればとても充実した1日になりそうですよ。

そして、機会があれば敢えて年末や新年になって行ってみるのも面白いかな、と思いました。一応正式名は『クリスマス&新年マーケット』ですし(笑)

シュパイヤーについては、ドイツを代表する詩人ゲーテもこう言っています。『Macht Euch auf nach Speyer!(シュパイヤーへ向かうべし!)』

私も彼に賛成です。というわけで、行くべき?に対する私の答えはこちら。

『シュパイヤーへ向かうべし、特にクリスマス&新年マーケットの時期に!』