Guten Tag! ドイツ在住ブロガーのユウコフランクフルト(@yukofrankfurt)です。
ドイツのクリスマスマーケットの中でも有名といわれるニュルンベルクのクリスマスマーケット。
ドイツ三大クリスマスマーケットのうちの1つとしても有名です。
今回はそんなニュルンベルクのクリスマスマーケットをドイツ在住者の筆者が詳しく紹介していきます。
- 1. 【2023年】ニュルンベルクのクリスマスマーケットは世界一有名?見どころ、開催日程、イベント、おすすめグルメなどドイツ在住者が徹底紹介
- 2. ニュルンベルクとはどんな町?
- 3. ニュルンベルクのクリスマスマーケットの歴史や特徴【クリストキントが有名】
- 4. ニュルンベルクのクリスマスマーケット2023年開催日程
- 5. ニュルンベルクのクリスマスマーケット開催場所・見どころ
- 6. ニュルンベルクのクリスマスマーケットのおすすめイベント
- 7. ニュルンベルクで食べたい!クリスマスマーケットのおすすめグルメ
- 8. フランクフルトやミュンヘンから日帰り可!ニュルンベルクへのアクセス
- 9. 【2023年】今年は開催!ドイツ各地のクリスマスマーケット開催日程一覧
- 10. 【2023年】ニュルンベルクのクリスマスマーケットは世界一有名?ドイツ在住者が徹底紹介【ドイツ3大クリスマスマーケット】さいごに
【2023年】ニュルンベルクのクリスマスマーケットは世界一有名?見どころ、開催日程、イベント、おすすめグルメなどドイツ在住者が徹底紹介
ドイツの数あるクリスマスマーケットでも、ニュルンベルクは世界でも有名と言われています。
シュトゥットガルト、ドレスデンに並んでドイツの三大クリスマスマーケットとしても知っている方は多いのではないでしょうか?
ニュルンベルクの町についてやアクセス方法、クリスマスマーケットの会場の場所や開催期間、おすすめのクリスマスマーケットグルメなどなど徹底解説します!
ニュルンベルクとはどんな町?
南ドイツ・バイエルン州でミュンヘンに次いで第2の町としてしられるニュルンベルク(Nürnberg)。
世界最大のおもちゃ・ゲーム関連のメッセ「ニュルンベルク国際玩具見本市(Spielwarenmesse)」が開かれるおもちゃの町としても知られています。
また、ルネサンス期の代表的な芸術家であるデューラー(Albrecht Dürer)の出身地でもあります。
第二次世界大戦でニュルンベルクの町のほとんどが破壊されたのですが、復興によって昔の町並みを忠実に再現。
石畳の道やレンガ造りの建物などがしっかり再現された町並みは中世のままの雰囲気をしっかり残しています。
ニュルンベルクのクリスマスマーケットの歴史や特徴【クリストキントが有名】
ニュルンベルクのクリスマスマーケットはドイツ語では「クリストキントレスマルクト(Christkindlesmarkt)」と呼ばれています。
クリストキント(Christkind)はニュルンベルクなどのドイツ南部地域や隣国オーストリア、スイスなどに伝わる「幼子キリスト」で、羽が生えた天使のような女の子の姿で描かれているのが特徴。

ここニュルンベルクのクリスマスマーケットではこのクリストキントとなる人物が実際に選ばれ、町のシンボル的存在に。
12月は100箇所以上の場所を訪問したり、イベントに参加したりとクリストキントにとって大忙しの日々になるそう。

クリストキントには2年に1度、16歳〜19歳・身長160cm以上の女の子から選ばれます。
選ばれたクリストキントがハイライトである「クリスマスマーケット開幕宣言」をして、ニュルンベルクのクリスマスマーケットがスタートします。

そんなニュルンベルクのクリスマスマーケットはドイツの中でも歴史あるものとしても有名で、古くは1628年頃のクリスマスマーケットの前身となる市場の記録が残っているそう。
ニュルンベルクにあるゲルマン国立博物館(Germanische Nationalmuseum)が所蔵する花が描かれた小さな木箱の底にクリスマスマーケットに関する文章が書かれているんだとか。
1730年代にはニュルンベルクの職人たちが屋台で商品を販売するようになったとされていて、上記の記録も含めると300年以上は歴史があるクリスマスマーケットと言われています。
世界でも有名なクリスマスマーケットとあって、ドイツや海外から230万人以上がニュルンベルクのクリスマスマーケットを訪れています。
ニュルンベルクのクリスマスマーケット2023年開催日程
コロナ禍を経て、2023年はニュルンベルクのクリスマスマーケットが開催決定!
2023年開催日程・営業時間は以下になります。
ニュルンベルク・クリストキンドレスマルクト Nürnberger Christkindlesmarkt
クリスマスマーケット開催日程:2023年12月1日〜12月24日
クリスマスマーケット開催時間:10時〜21時、12月24日 ※初日17時30分〜21時、最終日10時〜14時
下記で詳しく紹介していますが、ニュルンベルクのクリスマスマーケットはメインであるクリストキンドレスマルクトの他、いくつかの場所に分かれて開催します。
場所によっては上記の開催期間より長く開催されたり、数日早めに終了するところがあります。
大きく異なる開催期間についてはそれぞれのマーケットの詳細に記載するようにしていますが、細かいところは各マーケットの公式情報を確認ください。
ニュルンベルクのクリスマスマーケット開催場所・見どころ

ニュルンベルクのクリスマスマーケットは旧市街に集まっているので徒歩でまわりやすいです。
この町ならではのイベントやオリジナリティあふれるテーマのマーケット、地元の特産品など魅力あふれるポイントがあります。
ニュルンベルクのクリスマスマーケット会場は主に以下のテーマに分かれてそれぞれ開催しています。
・クリストキントレスマルクト(Christkindlesmarkt)
・子供のクリスマスマーケット(Kinderweihnacht)
・オリギナール・レギオナール(Original Regional)
・姉妹都市の国際マーケット(Markt der Partnerstädte)
・職人広場(Handwerkerhof)
・フォイアーツァンゲンボウレの屋台村(Feuerzangenbowle)
それぞれの会場の特色などを詳しく紹介していきます。
メイン会場:クリストキンドレスマルクト Christkindlesmarkt

ニュルンベルクの中央市場ことハウプトマルクト(Hauptmarkt)にあるのが、ニュルンベルクのクリスマスマーケットの名前クリストキンドレスマルクト(Christkindlesmarkt)のメイン会場。
17世紀から始まったとされるクリスマスマーケットの記録が示しているのもここ。

赤と白のしましま模様の屋根が特徴の屋台がぎっしり立ち並び、14世紀に建てられたフラウエン教会(Frauenkirche)や、ニュルンベルクのシンボル美しの泉(Schöner Brunnen)も景色に溶け込んでいます。
おすすめイベント(下記)で紹介している馬車に乗れるのも、この会場近くです(後述します)。
クリストキンドレスマルクトの場所:中央市場・ハウプトマルクト(Hauptmarkt)
子供のクリスマスマーケット:キンダー・ワイナハト Kinderweihnacht

「キンダー・ヴァイナハト(Kinderweihnacht)」は1999年から開催されている、子供のためのクリスマスマーケット。
美しの泉(Schöner Brunnen)から350メートルほど東に移動すればすぐ見つかります。
子供が安心して楽しめるような屋台やアトラクションなどが用意されています◎

目印となるメリーゴーランドも子供たちに大人気のアトラクション。
11月29日以降期間中の火曜〜金曜、14時30分にはクリストキントがやってきて子供と一緒にメリーゴーランドへ。

子供たちは無料でメリーゴーランドに乗る事ができます。
読み聞かせなど子供向けイベントが開催されるシュテルネンハウス(Sternenhaus)もすぐ近くにあります(後述します)。
子供のクリスマスマーケットの場所:ハンス・ザクス広場(Hans-Sachs-Platz)
地域特産に特化した屋台:オリギナール・レギオナール Original Regional

美しの泉(Schöner Brunnen)からすぐ北側に位置する聖セバルドゥス教会(St. Sebald)や旧市庁舎(Althes Rathaus)あたりにある屋台は「オリジナル&ローカルもの」に特化したOriginal Regional(ドイツ語読みオリギナール・レギオナール)のもの。
Original Regionalとは、ニュルンベルクエリアの特産物の多様性を促進するためのキャンペーン。
ニュルンベルク地方の約1500人のマーケティング担当者や生産者が当地で作られた地域の特産品や遺伝子組み換えでない製品の品質について情報を提供し合い、PRに貢献しています。
地元の木材を使った家具やニュルンベルク周辺で生産された果物・野菜、ローカルのパンなどこの地域で作られた安全な製品や景観保全プロジェクトなどのPRにも関わっています。
ニュルンベルクで生産されたローカルもの・地消地産に興味がある人は、Original Regionalの屋台をチェックしてみてはいかがでしょう。
オリギナール・レギオナールの場所:聖セバルドゥス教会(St. Sebald)近く・旧市庁舎(Althes Rathaus)向かい
海外の都市と国際交流:姉妹都市マーケット Markt der Partnerstädte

ニュルンベルクが提携を結ぶ姉妹都市や友好的自治体と共に市の国際交流課が長年開催する「姉妹都市のクリスマスマーケット(Markt der Partnerstädte)」もニュルンベルクのクリスマスマーケットの目玉的存在。
1954年に第1となったフランスのニース、最近では2010年に提携を結んだスペインのコルドバ、友好的自治体であるドイツのゲーラやイタリアのヴェネツィア他計15の町がニュルンベルクの姉妹都市です。
最初は数軒だけの出店だったものが、年を重ねるごとに規模と人気が拡大し2022年は23ヶ所の地域から姉妹都市マーケットに出店。
ニュルンベルク市庁舎近くに設置された国際マーケットの屋台をのぞくと、各国自慢の特産品が並んでいてちょっとした世界旅行気分が味わえます◎
一部地域ではマーケットでの売り上げを人道的・社会的プロジェクトへ寄付するなど、社会的取り組みも。
ニュルンベルクの各姉妹都市との積極的な取り組みは、欧州委員会や欧州評議会から賞をもらうなど様々な形で認められています。
姉妹都市の国際マーケットの場所:ニュルンベルク市庁舎(Rathaus, Wolffscher Bau)予定
中世の雰囲気を体験:職人広場マーケット Handwerkerhof

ニュルンベルク中央駅を出てすぐ到着できる距離にある「職人たちの庭」「職人村」ことHandwerkerhof。
「木と布でできた小さな町(Städtleins aus Holz und Tuch gemacht)」と表現される職人の町・ニュルンベルクらしいこの一角は、年間を通して色々なイベントが開催。
フランケンワインが楽しめるワインバーやカフェ、ニュルンベルクソーセージが人気のレストランなども併設する複合施設的存在です。
中でもやっぱり盛り上がるのがクリスマスマーケットのシーズン。
場所柄中世のテーマのお店や屋台が出現し、実際に職人が制作作業する姿などが見れるお店も。
歴史的雰囲気を感じながらホットワインが楽しめます。
巨大フォイアーツァンゲンボウレの屋台村 die größte Feuerzangenbowle der Welt
ドイツのクリスマスマーケットの飲み物といえばグリューワインことホットワインですが、色々混ざったパンチ類も定番。
中でも「火ばさみのパンチ」という意味のフォイアーツァンゲンボウレ(Feuerzangenbowle)は、ドイツのクリスマスマーケットではホットワインと並んで人気の飲み物で、ラム酒が入ったアルコール強めのホットワインです。
なぜ火ばさみなのかというと、ワインが入ったボウルの上に棒砂糖を置き、ラム酒を染み込ませて火をつけるから。
そんなフォイアーツァンゲンボウレに特化した場所がニュルンベルクのクリスマスマーケットの時期に出現、しかも謳い文句が「世界最大のフォイアーツァンゲンボウレ(die größte Feuerzangenbowle der Welt)」。
その名前通り、直径2.5メートル・高さ3.4メートル、最大9000リットルまで入るビッグサイズの特製釜が出現。
ドイツ、いや世界一大きなフォイアーツァンゲンボウレがぐつぐつと作られているんです!
フォイアーツァンゲンボウレはドイツの他の地域でも定番ですが、フォイアーツァンゲンボウレ専門屋だけが集まっているという図はなかなかないので面白いスポットです。
先ほど書きましたがアルコールは強めなので、「フォイアーツァンゲンボウレ飲み比べ」はくれぐれも量に気をつけて楽しんでください笑
クリスマスマーケットの時期にあわせて開催されていますが、こちらはクリスマスマーケット終了後も引き続きオープンし、ドイツでパーティームード前回となる大晦日(ジルベスター)は最終日ですが宴が永遠に続きそうです笑
ドイツの大晦日についてはこちらの記事で詳しく紹介しています。
フォイアーツァンゲンボウレについては別の記事でも紹介しているのでこちらもどうぞ。
フォイアーツァンゲンボウレ屋台村の場所:フライシュ橋(Fleischbrücke)
住所:An der Fleischbrücke 90403 Nürnberg
開催期間:2023年の最新情報が入り次第更新予定
開催時間:2023年の最新情報が入り次第更新予定
ニュルンベルクのクリスマスマーケットのおすすめイベント
城への行進:光のパレード Lichterzug zur Burg

「光のパレード(Lichterzug)」は1950年から続いているイベントで、クリストキントが約700人ほどの子供たちを引き連れて行進します。
手にランタンを持った一行のパレードはクリスマスマーケットの会場を抜けてニュルンベルク城(Kaiserburg)まで続きます。
町が一気に幻想的な雰囲気になり、必見のイベントです。
博物館の郵便馬車 Museums-Postkutsche

クリストキントレスマルクトがあるメイン会場・中央市場には「博物館の郵便馬車(Museums-Postkutsche)」が発着。
この馬車は光のパレード同様1950年から始まった企画で、ニュルンベルクのコミュニケーション博物館(Museums für Kommunikation)が主催。
『乗車料金』を払えばだれでもこの馬車に乗る事ができ、旧市街を10分ほど馬車に揺られて散策することができます。
乗っている間、郵便馬車の御者がクリスマスキャロルを演奏してくれるので雰囲気抜群です。
博物館の郵便馬車・2023年情報
開催日・時間:最新情報が入り次第更新予定
スタート地点:Waaggasse(ヴァークガッセ)、IHKの向かい側(地図)
チケット料金:大人5ユーロ、子供3.50ユーロ
チケット購入場所:114番スタンド(詳細)
星の家での子供向けイベント「メルヘンタイム」 Märchenstunde im Sternenhaus
アドベント期間の最初の週末から、子供たちのクリスマスマーケット(Kinderweihnacht)すぐ近くにある「星の家」ことシュテルネンハウス(Sternenhaus)では、アドベント期間の最初の週末から子供向けの色々なイベントやプログラムを開催。
3歳〜8歳あたりの子供向けのプログラムは、演劇から人形劇、手品、物語読み聞かせ、バレエやクラシック音楽まで、150 以上も用意されているそう。
期間中の火曜と木曜14時からはクリスマスマーケットの主役・クリストキントもイベントに参加予定です。
ニュルンベルクで食べたい!クリスマスマーケットのおすすめグルメ
クリスマスマーケットでのお楽しみといえば屋台でのグルメ。
色々な食べ物がありますが、せっかくなのでニュルンベルクならではのご当地グルメはいかがでしょうか?
おすすめをいくつか紹介していきます。
ニュルンベルク・ソーセージ、ニュルンベルガー Nürnberger

クリスマスマーケット屋台といえば、あつあつの焼きソーセージですが、ここニュルンベルクに来たからにはぜひニュルンベルク・ソーセージこと「ニュルンベルガー(Nürnberger)」を食べるべき!
正式名称は「Original Nürnberger Rostbratwurst」や「Nürnberger Bratwurst」で、これらの呼称はEU委員会により正式に保護されています。
「ニュルンベルガー」を名乗れるのはニュルンベルク市内で決められたレシピで製造されたものだけ、というからニュルンベルクのご当地ソーセージに対する本気度が窺われます。
ニュルンベルクソーセージのレシピは古く、1300年ほども前にさかのぼるそう。
ドイツでよく見るソーセージよりひとまわり小さく、豚肉が詰まったソーセージでマジョラムなどのハーブの香りがしっかり効いています。
ニュルンベルガーはドイツの著名人にもファンが多く、例えばドイツの文豪ゲーテもニュルンベルガーを食べてお気に入りになり、ワイマールにわざわざ送ったほどだとか。
れっきとした「ニュルンベルガー」を出すレストランのうちいくつかは、数世紀もの歴史がある老舗レストラン。
6個(ein halbes Dutzend 半ダース)や12個(ein Dutzend)という単位で注文し、ブリキ皿にザワークラウトなどの付け合わせと共に出てくるのが定番。
小さいので6個でも普通にぺろっと食べられるはず。

もっとお手軽に食べたい場合は3個がパンに挟まった「Drei im Weggla」もあります。
クリスマスマーケットでカジュアルに味見するもよし、老舗レストランで食べ比べもよしのご当地ソーセージです。
ニュルンベルクご当地スイーツ!レープクーヘン Lebkuchen
ニュルンベルクのご当地グルメはソーセージだけではありません。
ドイツのクリスマスグルメとして有名なドイツ版ジンジャーブレッド・レープクーヘン(Lebkuchen)はなんとニュルンベルク発祥とされています。
別名プフェッファークーヘン(Pfefferkuchen)やホーニヒクーヘン(Honigkuchen)などとも呼ばれるレープクーヘンは生地にナッツ類やスパイス、はちみつやオレンジピールで風味が付けられた冬定番のクリスマス・スイーツ。

アメリカなどでお馴染みのクリスマスクッキー、ジンジャーブレッド的な立ち位置ですが、クッキー的なサクサクさはなく少し厚みがあってしっとり食感。ブラウニーっぽい食感といったら良いでしょうか。
英語圏で食べられているクリスマスクッキー・ジンジャーブレッドに似ていますが、ドイツ版ジンジャーブレッドはより色が濃いめで、味も濃厚、生地の密度もぎっしり高めでクッキーによくあるサクサクとした食感ではなくしっとり食感でかみごたえがあります。
ニュルンベルクのあるフランケン地方で修道士によって作られたと言われていて、1395年にニュルンベルクでのレープクーヘン作りの記録が残されているそう。
そんなレープクーヘンは今ではドイツ全土で馴染みのある定番のお菓子。ニュルンベルクに来たら本場のレープクーヘンを味わってみましょう。
レープクーヘンは色々なメーカーがありますが、一番有名なのはレープクーヘン・シュミット(Lebkuchen Schmidt)でしょう。
ニュルンベルクに本店があってクリスマスマーケットでも屋台が出ているはず。
ちなみに大きいサイズでカラフルな絵柄がついていたり、メッセージが書かれた首飾りのようなものもレープクーヘンですが、それらは飾りメインで食べられますがそこまで美味しくないです。

食べる用のレープクーヘンはサイズは小さくてもっとお菓子っぽい見かけなので気をつけて見てみてください。
ニュルンベルク・オリジナルのグリューワイン(ホットワイン)
ニュルンベルクといえばクリストキント(Christkind)ですが、そのクリストキントがトレードマークのゲルスタッカー(Gerstacker)社のグリューワインはドイツでも有名。
こちらのグリューワインは、50年以上も愛されるニュルンベルクのオリジナル。
ニュルンベルクの屋台で飲むこともできますし、瓶入りのものはスーパーなどのお店にも売っているのでお土産にも。
屋台でテイスティングして気に入ったら瓶入りをお持ち帰るというのも良いですね。
ちなみにドイツのアマゾンでも買えるので、ドイツ在住者の方はもちろん、滞在先のホテルで受け取りOKならAmazonで買っておくことも可能。
ちなみにニュルンベルクが位置するフランケン地方ではフランケンワインも地域の特産品。
ワイン農家が経営する屋台『Glühwein von Winzer』を見つけることができればフランケンワイン使用のホットワインが楽しめるかも。
その他おすすめなドイツのクリスマスマーケットグルメ
ニュルンベルクのご当地グルメの他、ドイツのクリスマスマーケットではどんな食べ物や飲み物が定番か知りたい方は別の記事でものすごい勢いで羅列(笑)しています!
こちらの記事をぜひ参考に読んでみてください↓
フランクフルトやミュンヘンから日帰り可!ニュルンベルクへのアクセス
バイエルン州に位置するニュルンベルク。
同じ州のミュンヘンはもちろん、隣接するヘッセン州の町フランクフルトからもICEを利用すれば日帰りで行ける距離です。
文中でも書いていますが、ニュルンベルクに到着すれば中央駅からすぐクリスマスマーケットがスタートしているので、ニュルンベルク中央駅からは徒歩でクリスマスマーケットへ行くことができます(ニュルンベルク内には電車はありません)。
周辺の町からのアクセス例を以下いくつか紹介します。
ミュンヘンやヴュルツブルクからの場合は急行のRE(Regional Express)利用でもそこまで時間は変わらないので、運賃を安く抑えたい人はローカル線で行くのもアリです。
【ミュンヘン→ニュルンベルク】中央駅(München Hbf)からニュルンベルク中央駅(Nürnberg Hbf)まで特急・ICEで1時間15分、急行・REで1時間30分
【ヴュルツブルク→ニュルンベルク】
ヴュルツブルク中央駅(Würzburg Hbf)からニュルンベルク中央駅(Nürnberg Hbf)まで特急・ICEで53分、急行・REで1時間14分
【フランクフルト→ニュルンベルク】
フランクフルト中央駅(Frankfurt Hbf)からニュルンベルク中央駅(Nürnberg Hbf)まで特急・ICEで2時間6分
電車の運賃は場所によって変わるため、DB(ドイツ鉄道)のインターナショナル版公式サイトbahn.comで確認ください。チケットもオンラインで購入できます。
【2023年】今年は開催!ドイツ各地のクリスマスマーケット開催日程一覧
コロナ禍を経て、今年2023年度クリスマスマーケットはドイツ各地で開催予定です!
ニュルンベルク以外のドイツの町にはどんなクリスマスマーケットがあるか、開催日程の最新情報と共に記事にまとめました。
2023年、ドイツのどの町のクリスマスマーケットがおすすめ?
別の記事にてドイツ各地のクリスマスマーケットの開催日程を一挙にまとめて紹介しています。
ドイツの州ごとに開催されているクリスマスマーケットの開催情報をおすすめ中心に載せているのでぜひ参考に!
※コロナの状況などで間際になってクリスマスマーケット開催の変更などある場合があります。最新情報は更新予定ですが、各自でも情報の確認などをお願いします。
【2023年】ニュルンベルクのクリスマスマーケットは世界一有名?ドイツ在住者が徹底紹介【ドイツ3大クリスマスマーケット】さいごに
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
今回の記事では、「ドイツ3大クリスマスマーケットのうちの1つ」「世界一有名」と言われているニュルンベルクのクリスマスマーケットをドイツ在住者が徹底解説しました。
ぜひこの記事を参考に、ドイツのクリスマスマーケットを楽しんでくださいね。
当ブログでは他にもドイツのクリスマスマーケットやクリスマスイベント、アドベントに関する記事を色々書いていますのでぜひぜひチェックしてみてください。
【ドイツのクリスマスマーケット記事】
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