【ドイツ人直伝】バニラキプフェルのおすすめレシピ2種!クリスマスの定番クッキー簡単作り方

バニラキプフェルのレシピ ドイツ生情報

Guten Tag!お菓子大好き、ドイツ在住ブロガーのユウコフランクフルト(@yukofrankfurt)です。

そろそろクリスマスのシーズンになってきたという秋の終わり頃〜アドベントの時期ぐらいにドイツ人が頑張るアクティビティといえば、いろいろなクリスマスクッキーを焼くこと。

クリスマスシーズンにはいろいろな甘いお菓子を食べるドイツ。

中でも有名なドイツの焼き菓子といえばシュトーレン(シュトレン、独:Stollen)ですが、クリスマスクッキーもドイツでは定番のお菓子です。

今回の記事では、ドイツでクリスマスシーズンに食べるクッキーの中でも定番中の定番、バニラキプフェル(Vanillekipferl)の作り方を卵あり・なしの2種類のレシピに分けて、分かりやすく紹介したいと思います。

バニラの香りがふんわりしてとっても美味しいクッキーですよ!

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ドイツ人直伝・バニラキプフェルのおすすめレシピ!クリスマスの定番クッキーの簡単作り方【卵あり・なし2種類】

日本でクリスマスに食べるものといえば、生クリームとイチゴが載った「クリスマスケーキ」やフランス発の「ブッシュドノエル」が定番かと思います。

ドイツではクリスマス前の時期に食べるのはどちらかというと長持ちするような焼き菓子が多い気がします。

有名すぎるドイツのクリスマスケーキ、シュトーレンも長持ちしますからね。

この件についてドイツ人に聞いてみると、ドイツはクリスマス前の時期は忙しいから1回作ってしばらく持つようなお菓子が好まれると言っておりました。

合理的な、ドイツらしい意見です(笑)

冒頭でも書きましたが、アドベントあたりの時期にドイツ人がせっせとこしらえるのがいろいろな味のクッキー、プレッツヒェン(Plätzchen)

その種類はざっと数えると軽く20種類以上!

中でもよく見かけるのはZimtsterne(ツィムトシュテルネ)と呼ばれるシナモンの香りのついた星型クッキーやジャムが入ったSpitzbuben(シュピッツブーベン)、そして!Vanillekipferl(バニラキプフェル)

筆者が大好きなのがこのバニラキプフェル(Vanillekipferl)なんですが、他のクッキーとちがって型抜きが必要なく手で簡単に形を作ることができます。

アーモンドバウダー入りの軽い食感の生地にバニラの香りが入って、いくつでも食べてしまう味なんです。

見かけも三日月の形でかわいく、私もプレッツヒェンの中でも作る頻度が多いです!

というわけで今回は筆者もお気に入りのクリスマスのお菓子、バニラキプフェルの作り方を紹介したいと思います。

レシピはお菓子作りが得意なドイツ人の友人に教えてもらったレシピから、作りやすく分量を調整したものとなります。

簡単に作れるので日本でもドイツのクリスマスの味が再現できますよ!

ぜひぜひこの記事を見ながら作ってみてください。

ドイツ人直伝・バニラキプフェルの作り方【卵あり・なし2種類紹介】

バニラキプフェルのレシピ

今回の記事ではバニラキプフェルの種類の作り方を紹介したいと思います。

なぜかというと生地の扱いやすさと食感が卵(卵黄)があるかないかで異なることと、卵アレルギーの人にも食べられるように。

結論からいうと、ドイツのレシピは卵なしのものが多いです。

ドイツ人の友人から教わったのもこちら。

ただし、卵を入れるレシピ(日本のクッキーだと卵入りが多いですよね)の方が生地が少しなめらかになって扱いやすいです

なので、今回の記事ではご丁寧に(笑)2種類とも紹介しちゃいます♪

卵あり・なしによって出来上がったバニラキプフェルの食感も少し違うのですが、

・卵入り:程よい固さのクッキーの定番の食感

・卵なし:卵入りよりホロホロと軽くやわらかな食感

といった感じです。

卵なしは生地自体がホロホロと少し扱いにくい分、口の中で崩れやすく筆者はこちらの食感も好きです。

どちらかお好きな方で試してみてください!

どちらも美味しいので、筆者のように両方作るのも大アリ笑

【卵あり】バニラキプフェルの材料(30〜35個分)

・薄力粉100g

・無塩バター70g

・アーモンドパウダー(アーモンドプードル)皮付き・なしどちらでもお好み 50g

アーモンドプードル(アーモンドパウダー)は皮付きだとアーモンドの風味がより強く香ばしくなります。

・卵黄1個分

・砂糖20g+バニラシュガー15g、もしくは砂糖35g+バニラビーンズ7cm分から取れたものかバニラエッセンス4滴ほど

ドイツではバニラシュガー(Vanillazucker)という、バニラの風味がついた砂糖が売っています(合理的!笑)

日本でも一部のお店でバニラシュガーが売っているようですが、取り寄せるのが面倒という人はバニラエッセンスやバニラビーンズをお好みで適量足してください。

・粉砂糖(仕上げ用)適量

【卵あり】バニラキプフェルのレシピ

バニラキプフェルのレシピ

【準備】

バターは常温でやわらかくしておく。

薄力粉とアーモンドパウダーをボウルに合わせて、泡立て器などでぐるぐるとかき混ぜる(ふるってもOK)。

【作り方】

1:ボウルにバターと砂糖を入れて白っぽくなるまですりまぜる。

2:白っぽいクリーム状になったら、卵黄を加えて更に混ぜる。

3:薄力粉とアーモンドパウダーを加えて(バニラビーンズやバニラエッセンスを使う場合はこのタイミングで)ゴムベラなどでさっくりと混ぜる。

生地が柔らかすぎる場合は薄力粉・アーモンドパウダーを少し加えても。

ただし、混ぜすぎないように注意。

4:棒状に成形し、ラップに包み、冷蔵庫で1時間寝かせる。

バニラキプフェルの作り方

取り出す10分前程度にオーブンを175度に設定し温め始める。

5:冷蔵庫から取り出した生地を1cmほどの厚さの棒に伸ばし、3〜4cmごとに切り分ける。

それぞれ手の平で細いソーセージのような形を作り、両端を軽く曲げて三日月の形を作る。

バニラキプフェルの作り方

焼くと、焼く前の生地よりカサが増え(ふくらみ)ます。

ちょっと細い?と思うぐらいだと、焼いた後ちょうどバランスの良い形(太さ)になると思います。

175度のオーブンで、12分〜15分、焼き色をチェックしながら焼く。

6:取り出したクッキーの粗熱が取れてから、粉砂糖を茶漉しでふるいかける。

バニラキプフェルの作り方

クッキーが熱い時に粉砂糖をかけると溶けてしまうので、ある程度粗熱が取れてから粉砂糖をかけましょう。

【卵なし】バニラキプフェルの材料(30〜35個分)

生地をまとめやすくする卵黄がない分、バターの量が少し増えてアーモンドパウダーが少し減る分量で作ります。

・薄力粉100g

・無塩バター80g

・アーモンドパウダー(アーモンドプードル)皮付き・なしどちらでもお好み 40g

アーモンドプードル(アーモンドパウダー)は皮付きだとアーモンドの風味がより強く香ばしくなります。

・砂糖20g+バニラシュガー15g、もしくは砂糖35g+バニラビーンズ7cm分から取れたものかバニラエッセンス4滴ほど

ドイツではバニラシュガー(Vanillazucker)という、バニラの風味がついた砂糖が売っています(合理的!笑)

日本でも一部のお店でバニラシュガーが売っているようですが、取り寄せるのが面倒という人はバニラエッセンスやバニラビーンズをお好みで適量足してください。

・粉砂糖(仕上げ用)適量

【卵なし】バニラキプフェルのレシピ

【準備】

バターは常温でやわらかくしておく。

薄力粉とアーモンドパウダーをボウルに合わせて、泡立て器などでぐるぐるとかき混ぜる(ふるってもOK)。

【作り方】

1:ボウルにバターと砂糖を入れて白っぽくなるまですりまぜる。

バニラキプフェルの作り方

2:白っぽいクリーム状になったら、薄力粉とアーモンドパウダー、(バニラビーンズやバニラエッセンスを使う場合はこのタイミングで)を加えてゴムベラなどでさっくりと混ぜる。

(混ぜすぎないように注意)

3:棒状に成形し、ラップに包み、冷蔵庫で1時間寝かせる。取り出す10分前程度にオーブンを175度に設定し温め始める。

4:冷蔵庫から取り出した生地を1cmほどの厚さの棒に伸ばし、3〜4cmごとに切り分ける。

それぞれ手の平で細いソーセージのような形を作り、両端を軽く曲げて三日月の形を作る。

焼くと、焼く前の生地よりカサが増え(ふくらみ)ます。

ちょっと細い?と思うぐらいだと、焼いた後ちょうどバランスの良い形(太さ)になると思います。

卵ありのレシピ(上記)に、焼く前と出来上がりの写真を載せています。

参考までに、こちらは少し太めのバージョン↓

バニラキプフェルの作り方

少し太めもかわいいかも

175度のオーブンで、12分〜15分、焼き色をチェックしながら焼く。

5:取り出したクッキーの粗熱が取れてから、粉砂糖を茶漉しでふるいかける。

クッキーが熱い時に粉砂糖をかけると溶けてしまうので、冷めてから粉砂糖をかけましょう。

【ドイツ人直伝】バニラキプフェルのおすすめレシピ2種!クリスマスの定番クッキー簡単作り方 さいごに

今回の記事では、ドイツのアドベント&クリスマスシーズンに欠かせないクッキー、バニラキプフェルの作り方をドイツ人の友人から教わったレシピをもとに紹介しました。

当ブログでは他にもおすすめのレシピやドイツのクリスマスシーズンに関する記事も載せていますので、興味のある方はぜひ合わせて読んでみてください。

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