【ドイツ人直伝】ドイツ発祥のファンタで作るケーキFantakuchenレシピ

【ドイツ人直伝】ドイツ発祥のファンタで作るケーキFantakuchenレシピ

Guten Tag! ドイツ在住ブロガーのユウコフランクフルト(@yukofrankfurt)です。

今回の記事では、日本でも定番の炭酸飲料ファンタ(FANTA)を使ってなんと!ケーキを作るレシピを紹介します。

知っている人もいるかもしれませんが、ファンタはドイツ発祥の飲み物なのです。

ファンタの中でも定番の味、オレンジ味のファンタオレンジを使って作るケーキ、「Fantakuchen(ファンタケーキ)」のレシピをドイツ人の友人から教わったので詳しく紹介していきます。

【ドイツ人直伝】ドイツ発祥のファンタで作るケーキ、ファンタケーキのレシピ

ドイツ人直伝!ドイツ発祥ファンタオレンジを使ったファンタケーキのレシピ

ファンタといえば、氷でも入れて飲むぐらいじゃ…?と思う方もいるかと思いますが、ドイツに来て筆者もファンタがドイツ(厳密にいうとナチス政権下のドイツ国)発の飲み物と知り、さらに「ファンタケーキ」なるものが存在すると知った時には衝撃を受けました

初めてファンタケーキに出会ったのは、ドイツ人の友人が開いたホームパーティ。

ドイツ人が集まると誰かしら手作りのケーキを持ち込みますが、ぱっと見なんの変哲もないケーキを手にした時に「これはFantakuchen(ファンタクーヘン/ファンタケーキ)って言ってファンタを使ったんだよ」と言われてびっくりしました。

ドイツに来て色々びっくりしたことがありましたが、こんなケーキがあるなんて!ドイツ人の発想面白いな〜と思ったものです。

ドイツ人直伝!ドイツ発祥ファンタオレンジを使ったファンタケーキのレシピ

実際食べてみて普通に美味しかったので、ドイツ人の友達にレシピを聞いて作って、自分で少し配合などを変えて今のレシピに至りました。

ファンタケーキはシンプルで簡単、ドイツ人がよくやる天板を使ったケーキなのでケーキ型も不要です。

炭酸効果でふわふわした生地になって美味しいケーキになりますよ◎

おうちにファンタオレンジがあればぜひ!試してみてはいかがでしょう。

天板で作ろう!ドイツ発祥のファンタを使ったケーキFantakuchenの簡単作り方

ファンタケーキ(Fantakuchen)の材料(3〜4cmほどの大きさに切り分けて9個ほどの分量)

ドイツ人直伝!ドイツ発祥ファンタオレンジを使ったファンタケーキのレシピ

分量の目安としては、30x40cm〜ぐらいの大きさの天板(Backblech)より少し小さいぐらいの大きさに広げられるサイズとなります。

天板ピッタリではないので、オーブンシートを使って25〜30cmの大きさの型を作って流します。

焼きあがると2cmの厚みぐらいになるでしょうか。適当な大きさに切りわけたら8〜10個ぐらいになるようなイメージです。

天板を使ったケーキは細かく考えずアバウトでOKです!

出来上がった生地の大きさで好きなように切り分けてください◎

もう少し厚めにしたい、天板に目一杯広げたいという方は下記の分量の2倍で作るとちょうど良いかと思います。

【3〜5cmほどの大きさに切り分けて10個ほどの分量】

《ファンタケーキ生地》

・薄力粉 150g

・ベーキングパウダー 小さじ1

・卵 2個

・砂糖 100〜120g(大さじ6〜7ほど)

甘さの好みにあわせて調整してください。ドイツ人のレシピはもっと砂糖が多いです笑

・バニラシュガー(Vanillazucker)1袋分(8gほど)

ドイツではバニラシュガー(Vanillazucker)という、バニラの風味がついた砂糖が売っています(合理的!笑)

日本でも一部のお店でバニラシュガーが売っているようですが、取り寄せるのが面倒という人はバニラエッセンスやバニラビーンズをお好みで適量足してください。

・植物油もしくは溶かしバター 大さじ4

・ファンタオレンジ 90ml

焼き上がったファンタケーキには、お好みでクリームやシュガーグレーズ(アイシングのような)で装飾する作り方が多いようで、ドイツ人の友達はシュガーグレーズしていました。

筆者は簡単にアイシングで仕上げをすることが多いです。

オレンジジュースを使うことでよりオレンジの風味を足して、かつしっとりと仕上がります。

生地だけ焼いたものも普通に美味しいので、アイシングはお好みでどうぞ。

《ファンタケーキに塗るシュガーグレーズ(アイシング)部分》

・粉砂糖適量(100〜120g)

・オレンジジュース適量(小さじ1〜2)

他にはシュマント(Schmand)という脂肪分20〜29%ほどのクリーミーなサワークリームのような乳製品で作ったクリームを塗ったりもアリとのことで、日本ならお好みでクリームチーズに粉砂糖を混ぜたものをちょっと塗ってもよいかもしれません。

ファンタケーキ(Fantakuchen)のレシピ

【準備】

ドイツ人直伝!ドイツ発祥ファンタオレンジを使ったファンタケーキのレシピ

・オーブンシートを25〜30cm四方、高さ4〜5cmほどの大きさに折り、スクエア型を作る。必要であれば端をホチキスで固定する。スクエア型は天板に置いておく。

※2倍の分量で天板に目一杯広げる場合は、オーブンシートを天板にあわせて載せておく(型は不要)。

・オーブンを180度に熱する。

・小麦粉とベーキングパウダーを合わせてふるっておく。

【作り方】

1:ボウルに砂糖とバニラシュガー、卵を割り入れてハンドミキサーか泡立て器でしっかり混ぜる。

2:植物油(またはバター)を加えて混ぜる。

3:小麦粉とベーキングパウダーを入れて混ぜ合わせる。

ドイツ人直伝!ドイツ発祥ファンタオレンジを使ったファンタケーキのレシピ

4:最後にファンタオレンジを加え軽く混ぜ、すぐに準備しておいたスクエア型に流し入れる。(生地にファンタを入れるとブワッと膨れます笑)

※天板に直接流す場合は2倍の分量で。

5:予熱しておいたオーブンに天板を入れ、20分〜25分焼き色がつくまで焼きあげれば完成!

ドイツ人直伝!ドイツ発祥ファンタオレンジを使ったファンタケーキのレシピ

6:粗熱をとった後、お好みでシュガーグレーズ(アイシング)をファンタケーキに塗りましょう。

材料を混ぜ合わせたものをハケなどで表面に塗ればできあがり。

ドイツ人直伝!ドイツ発祥ファンタオレンジを使ったファンタケーキのレシピ
シュガーグレーズ後のケーキ

好きな大きさに切り分けていただきます。

ドイツ人直伝!ドイツ発祥ファンタオレンジを使ったファンタケーキのレシピ

四角の形を綺麗にしたい場合、焼き上がった生地の端の部分をまず綺麗に切っておいて、四角の形を整えておくと見た目がよくなります。

ドイツ人直伝!ドイツ発祥ファンタオレンジを使ったファンタケーキのレシピ

パンの耳ならぬファンタケーキの耳は、味見がてら食べちゃいましょう。

【ドイツ人直伝】ドイツ発祥のファンタで作るケーキFantakuchenレシピ さいごに

最後まで読んでいただきありがとうございました!

今回の記事では、ドイツ発祥のソーダ、ファンタを使った天板ケーキ、Fantakuchenのレシピについて紹介しました。

当ブログでは他にもレシピなど色々載せていますので、興味のある方はぜひ合わせて読んでみてください。

ドイツ生情報カテゴリの最新記事