Guten Tag! ルバーブ大好き、ドイツ在住ブロガーのユウコフランクフルト(@yukofrankfurt)です。
先日、筆者はドイツで定番の旬の食材や食べ物について書きました。
今回は現在ドイツやヨーロッパなど色々な場所で手に入る旬の野菜、ルバーブを使った練り梅のレシピを紹介したいと思います。
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旬の野菜ルバーブで美味しい練り梅を作ろう!【材料2つ簡単レシピ・アレンジ紹介】
旬の食材を使って料理やお菓子を作った時はインスタグラムやツイッターで紹介したりしているのですが、ドイツで手に入る旬の野菜、ルバーブを使った料理を何度か紹介したところです。
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特に反響があったのが、ルバーブで作る練り梅。
日本では『ルバーブ練り梅』、『ルバーブ梅』以外に『ルバーブの塩煮』とも呼ばれています。
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DMやメールなどで、ルバーブの練り梅はどうやって作ると良いか知りたいとリクエストが届きました。
そこで、ルバーブ大好きな筆者がどうやって普段ルバーブ梅を作っているか紹介しようと思います。
ルバーブが練り梅のように変わる、という話題はいつ頃から出てきたでしょうか。
5年ぐらい前から出てきたような気がします。
実際、筆者もそのぐらいから作っていたような・・
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一部の海外在住者にはルバーブが練り梅のように変化する!という事実が知られるようになってきたようです。
梅干しが簡単に手に入らない人たちが旬の時期にルバーブで練り梅を作るのは定番になりつつある様子。
日本ではルバーブは海外ほどは馴染みがないようですが、近年人気になってきたようで日本でも手に入りやすくなってきたそうです。
海外在住者の方はもちろん、日本に住んでいる方も試せるルバーブを使ったレシピ。
ルバーブさえ手に入れば本当に簡単なので、よかったらぜひ試してみてください!
材料2つでめちゃくちゃ簡単!ルバーブ梅の作り方
簡単に言うと、ルバーブの練り梅はジャムの作り方に似ています。
ルバーブ梅は砂糖でなく塩で作るのですが、それ以外の流れは基本的にジャム作りと同じです。
ルバーブの茎部分を利用しますが、赤ければ赤・ピンク色が出やすいです。
茎に緑色の部分が多いと、仕上がりは黄色っぽい色になります。
縫わない手作りマスクの記事でご察しの方がいるかもしれませんが(笑)筆者は物を作る時、必要でない限り基本大雑把に作ります。
つまり、目分量&適量タイプ。
それでも全く問題なく作れる簡単さが、ルバーブ梅の良いところ!
ルバーブ練り梅やルバーブのジャムは適当に作っても簡単で美味しくできるので、料理が苦手という方にも楽。
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ルバーブ練り梅の材料
ルバーブの練り梅の材料は、たった2つです。
・ルバーブ お好きなだけ
・塩 適量
塩は、入れすぎなければお好きな量で調整可能。
筆者はルバーブ1本あたり小さじ1程度を目安に入れています。
ルバーブを煮ている時に味を見て塩を追加したり甘みを追加して味の調整もお好きなようにどうぞ。
ちなみに、塩はイギリスの海で取れるシーソルトをおすすめします。
『塩』といっても不思議!
食べてみれば分かりますが、塩辛さがなく旨味が強いお塩で、入れすぎても塩辛くなくて美味しいです。
ヨーロッパでもシェフの方がよく使っていたりする、知る人ぞ知るお塩です。
ドイツでは一部のお店やアマゾンで手に入ります。(参考:ドイツのアマゾンページ)
塩にこだわりたい方は、お試しあれ!
ルバーブ梅のレシピ
1:ルバーブを洗い水気を切り、1〜2cm幅の小口切りにする。
2:切ったルバーブをそのまま鍋へ入れ、塩を入れて軽く揉む。
3:2を10〜20分程度置く。
4:蓋はせず、弱火にかける。ルバーブから出た水分もそのままでOK。
5:焦げないように気をつけながら時々木べらなどで混ぜつつ煮る。
筆者は上の写真のようにマッシャーで潰しながら煮る事も。
6:しばらくすると、ルバーブの原型がなくなりジャムのような見かけに。
7:ジャムのような程よい固さになればそこで火を止めて粗熱を取る。
8:煮沸消毒した保存容器(ジャムの空き瓶など)に入れて終わり!
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作ったルバーブ梅の保管方法と保存期間
出来上がったルバーブ練り梅は、きちんと容器を消毒しておけば冷蔵庫で数週間は持ちます。
長めに保存したい場合は、気持ち塩分を強くすると長持ちします。
筆者は1度に2、3本程度のルバーブで少量作り、2週間程度で食べきるようにしています。
シーズンじゃない時期もルバーブ梅が食べたい!オススメの方法
ルバーブの作り方の手順1、つまりルバーブを小口切りした状態でジップロックやタッパーに入れ、冷凍します。
すると、ルバーブの旬でない時期もいつでもルバーブ梅が作れます。
冷凍したルバーブを使う場合は、鍋に冷凍ルバーブをざざっと入れて弱火で煮込みながら塩を足して終了。
冷凍でも美味しく作れるので、今回私のレシピでルバーブ梅にハマった!(笑)という方はぜひ冷凍保存の検討を。
ルバーブ梅を使ったおすすめ料理・アレンジ例
筆者は出来上がったルバーブ練り梅で、おにぎりを作っています。

ルバーブ梅の自家製おにぎり。生のオレガノもトッピングしています。
ルバーブ梅でおにぎりを作ってみました? #ルバー部 pic.twitter.com/Z6UTTOI0Yb
— ユウコフランクフルト?? (@yukofrankfurt) June 20, 2020
もちろんおにぎりの具以外でも、まさに練り梅のように使えるので
・キュウリや大根に和えて梅肉和え
・ルバーブ練り梅を入れたたれで豚肉のソテー
・パスタにツナや塩昆布と一緒に和えて和風パスタ
などなど、用途はたくさんあります。
このブログを読んでルバーブ練り梅作りに目覚めた方(笑)、もし新たなルバーブ梅のアレンジレシピがあればぜひご一報ください!
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おすすめ!ルバーブ梅に足したら美味しい食材
上記で紹介した基本のルバーブ梅に、お好きなものを足して味に変化をつけて楽しめます。
隠し味的に入れるなら
少量の砂糖やはちみつもおすすめ。
上で紹介したルバーブ梅のレシピ工程5〜6辺りで入れています。
黒糖を入れるとコクがでます。
材料プラスでルバーブ梅のアレンジ
出来上がったルバーブ練り梅に足す、オススメの食材は以下のようなものです。
・しそ
最近家庭菜園にはまっている人が全世界に増えていますよね。
よって日本に住んでいる方はもちろん、海外在住の方でもシソ栽培をしている人は多いと思います。
ルバーブ梅に、生のシソを刻んで混ぜ込むのも美味しいですよ。
・鰹節
鰹節を足して混ぜると美味しいご飯の友になります。
あと、キュウリや大根に和えてルバーブ梅かつお和えにしてもさっぱり美味しいです。
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・ゆかり
ふりかけのゆかりを入れれば色鮮やかな梅シソになります。
生のシソはない方はゆかりでアレンジしてはいかがでしょう。
・塩昆布
塩昆布も、ルバーブ梅に混ぜておにぎりの具にして楽しめます。
塩昆布といえば、筆者はくらこんを愛用しています。
・ミントやオレガノなどのハーブ類
ミントやマジョラム、バジル、オレガノなど生のハーブが手に入るならシソと同じく細かく刻んで混ぜて変わり種おにぎりの具になります。
名付けてルバーブ・ハーブ梅!
ルバーブとはどんな野菜?
ルバーブを練り梅にする人よりジャムやケーキに使うことが多いので、イメージ的に果物に思えますがルバーブは野菜です。
タデ科ダイオウ属の多年草で、長い茎と大きな葉を持ちます。
私たちが食べるのが、ルバーブの茎の部分。
葉っぱは有毒なので、自家栽培される方は葉っぱを食べないように注意!
ルバーブは食物繊維、カリウム、アントシアニンなどが豊富な野菜です。
酸味が強いのですが、ルバーブ練り梅にするとフルーティな酸味が楽しめます。
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ルバーブは日本で入手・栽培可能
ドイツで楽しめる旬の食材の記事でも書きましたが、ルバーブはヨーロッパでは非常にポピュラーな野菜です。
日本でも長野県を中心にルバーブの栽培が盛んです。
なんと、ルバーブはブルーベリーと同時期にアメリカの宣教師から長野県へ伝わったとされています。
長野県で栽培されている事もあり、最近は知名度が上がってきているようです。
先日は『満点☆青空レストラン』という番組の『青空宅配便』という企画で、ルバーブのおすすめお取り寄せ品について紹介されていました。
番組内で紹介されていたものは以下の通り。
どれも美味しそう・・
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オンラインで種を販売していたりするので、ルバーブを自分で育ててみたい人は種を買ってみてはいかがでしょうか。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
ルバーブを含めたドイツで定番の旬の食材についても紹介していますので、ぜひ合わせて読んてみてください。

また、筆者のTwitterで不定期に【#ルバー部】というハッシュタグでルバーブ作品(笑)を小出しにお見せする予定ですので、我こそはルバー部員になれる!という方はぜひ一緒に地味にハッシュタグでアピールしませんか。
このブログがきっかけで、あなたのルバーブライフが充実する事を願っています!
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