Hallo!ドイツ在住ブロガー、ユウコフランクフルト(@yukofrankfurt)です。
昨今のコロナ禍に加えてウクライナ・ロシアの情勢下で、ヨーロッパと日本間の行き来がなかなか簡単ではない日々が続いています。
今回の記事ではコロナ禍・ウクライナ情勢下で日本へ帰国したロングフライト(フランクフルト→パリ→大阪)の様子を紹介したいと思います。
今回はビジネスクラス利用で前回の長時間フライトよりだいぶ楽に移動できました。
あくまで私個人の体験・個人の感想ではありますが、今後エールフランス利用で日本へ帰るという方にとって参考になるかもしれません。
フランクフルト→パリ→関空のエールフランス長時間フライト【ビジネスクラス体験記】
私が乗ったフライトは、タイトルにもあるようにエールフランス航空(Air France)で、
・ドイツ:フランクフルト空港→フランス:パリ=シャルル・ド・ゴール空港
・パリ=シャルル・ド・ゴール空港→関西国際空港
のフライトでした。
筆者はこれまではフランクフルト→関西方面へは羽田乗り換えで伊丹着のANAかルフトハンザ利用で帰国していました。
が、コロナ禍になってから関西方面へのスムーズなフライトがなかなかなく、2021年の一時帰国ではKLMを利用。
その後、ドイツへ戻るフライトに乗ろうとしていたらちょうどウクライナ・ロシア間の問題が起こった直後ぐらいで、KLMがキャンセル。
当時関空〜ヨーロッパ間をそんな状況でも運行していたエールフランスに振替でドイツへ戻りました。
そして今回の一時帰国は再びエールフランスで帰国となりました。
日本行きのフライトを取った時、ビジネスクラスがなぜかそこまで高くなかったので今回はビジネスクラスでの帰国となりました。
最近は円安や世界的な原油価格高騰などにより燃油サーチャージが値上げとなり、国際線航空券も軒並み上がっている傾向になっていますが、その前に押さえていたチケットだったのでラッキーでした。
久々のビジネスクラスでテンション上がり気味で色々写真を撮ってみました笑
エールフランスのビジネスクラスはどんな感じか?気になる方はチェックしてみてください。
今回の記事は日本へ帰るときに自分の日記的な記録としてメモをしていた内容から書いているので、私的な表現だったり個人的な感想も入っています。
なお、文中でも少し触れていますが筆者が帰国したのは具体的には2022年初夏です。
なので、最近のフライトと少し違うところもあるかもしれません。最新情報は各自で再確認しつつ参考程度に読んでいただければと思います。
【16時間の旅】フランクフルト→関空までのエールフランスのスケジュール
今回のフライトは詳しく見ると以下のようなスケジュールになりました。
- AF1519ドイツ:フランクフルト空港→フランス:シャルル・ド・ゴール国際空港所要時間 約1時間30分
- CDG空港パリ・シャルルドゴール空港で乗り換えり継ぎ時間 約1時間50分
- AF292フランス・シャルルドゴール空港→関西国際空港所要時間 約12時間50分
シャルルドゴールを出発する関空行きの国際便が予定より70分も早まってしまったので、ただでさえ神経質になりがちなパリでの乗り継ぎ時間が短縮され不安に… ラウンジでもっとゆっくりしたかったのに
所要時間だけでみると、前回利用したエールフランスのヨーロッパ行き(関空→パリ→フランクフルト)の20時間ぐらいかかった時より4時間ほど早まりました。
フランクフルト→パリ(乗り継ぎ地) AF1519
Sバーンでフランクフルト空港へ
2021年春、まだまだドイツも日本も自粛モードだった頃はスーツケースを持って空港行きのSバーンに乗っている人は少なかったのですが、今回の2022年はだいぶ平常モードに。
朝が早かったのもあって程よく空いた車内でスムーズにフランクフルト空港へ到着。
フランクフルト空港の様子
【6:50頃 空港到着】
早朝だったからかそこまで人は多くなかったですが、前回の日本行きの時に比べて日常という雰囲気でした。
エールフランスはターミナル2から出発するのでフランクフルト空港のターミナル2まで移動します。
張り切って早めに来てしまったので、まだチェックインカウンターが開いていないようでした。
というわけで早朝から開いているマクドナルドでしばし休憩。
【7:50頃 空港のカウンターへ】
8時前に行ってみるとカウンターが開いていたのでバゲージドロップオフへ。
オンラインチェックインをしていたのとビジネスクラスで優先グループなのでサクサク進んで快適!
マスク規制がゆるくなって来た頃。
並んでいる方々はマスクしてたりしてなかったりです。
フランクフルト空港でのマスク着用率は体感30%ぐらいでしょうか。
【8:20頃 ラウンジへ】
フランクフルト空港のシェンゲン域内へ行くエールフランスフライト利用者のラウンジは、セキュリティ通過後にあります。
ラウンジではマスクしている人が少し増えて40〜50%。
ここで搭乗までしばらく時間があるのでそれまでのんびり過ごします。
平日午前中で、西洋人のビジネスマン的な男性が大多数を占めていました。
タイミング的に混んでいなくて静かに過ごせました。(私用電話している受付スタッフが一番やかましかった)
ラウンジでの詳しい様子は別の記事で紹介していますので、興味のある方はこちら。
パリ行きのエールフランス機内の様子 乗り心地や機内食など
【10:25 搭乗】
シェンゲン域内での移動のため小さな飛行機でしたが、一番前の座席を確保できたので足が伸ばせて快適◎
機内はざっと見たところ結構埋まっていました。
客層は平日だったからか、バカンスというより仕事で行く雰囲気の人が多かったです。
【10:40 軽食と飲み物サービス】
シートベルトサインが消えてすぐ、食事のサービスが始まりました。
サーモンのサンドイッチとヨーグルト。
それにフランスらしくクロワッサンも。
ちなみにクロワッサンは別途バスケットに入ったものをCAさんが丁寧に渡してくれます。
さすがおフランス。
プロヴァンス製のジャム、そしてフランスの美味しいバターブランド、Isigny Sainte-Mère(イズニー・サント・メール)のAOPバターがさりげなく添えられています。やっぱりドイツとはちがうよね〜
カトラリーはクリストフル(Christofle)のを使っておられました。
エールフランス、センスが素敵。
気分良く過ごしていたらあっという間にパリに到着です。
【11:10 シャルル・ド・ゴール国際空港到着】
経由地:パリ=シャルル・ド・ゴール空港
シャルル・ド・ゴール空港で日本行きのフライトに乗り継ぎ
【11:30 ゲート移動】
広大なシャルル・ド・ゴール空港。
結構ややこしくて迷いやすいんですよね。
日本行きのフライトが出発するゲートまで行くのにターミナル移動するのにちょっと手間取りました。
移動はバスでと言われてターミナル2Eまでバス移動します。
CDG空港にいる人たちはマスク着用率10%以下!
もはや誰もマスクしてるかどうか気にしていません。
職員自体がマスクなしで対応していたり。
色んな所から多くの人が集まる場所なので、CDG空港で働くならマスクした方がよいのでは?と思ったりしますが、皆さん気にしていないようでその勇気に感心笑
【11:30 ターミナル2E到着、ラウンジへ】
やっぱりラウンジは長距離国際線フライトが出発するところのは大きめなので、ちょっとでも利用したいですよね笑
パリの空港なのでエールフランスのラウンジは数カ所あってスケールも大きい!
我々が利用したのはターミナル2E・ホールMにあるラウンジでした。
搭乗時刻までここでゆっくり過ごしました。
ちなみにラウンジでは95%ノーマスクでした(※当時2022年だった)
マスクなしでそのままビュッフェの食べ物をとったりと。
フランス人、気にしていない…自由!笑
ラウンジでの詳しい様子は別の記事で紹介していますので、興味のある方はこちら。
シャルル・ド・ゴール空港→関空 AF292
関空行きのエールフランス機内の様子 乗り心地や機内食など
【12:40 機内到着】
コロナの規制が緩和され始めた時期ということで、混んでないといいなと思いつつビジネスクラスの席へ行ってみると…なんと満席!
これまでコロナ禍で経験した機内とちがって、こんなに周囲の席が全て埋まっているのは初めて見たかも。
エコノミーは空いていたのかもしれませんが、ビジネスは空いている席がありませんでした。
そして乗っている方々は95%ぐらいがヨーロッパ人で、筆者を含めて日本人は2人程度?日本人、ほぼ居ない。
年齢層はビジネスだからか落ち着いた世代が多かったです。
家族連れでなくおひとりさまっぽい紳士淑女など、ビジネス的な装いの方も。
You、何のビザで日本へ?笑
やっぱり仕事関連の出張なんだろうか…(当時は日本がまだ個人観光客へは開国していなかった)
席に座ってしばらくするとすぐに飲み物とスナックが配膳。
ドリンクはオレンジジュースかシャンパンのどちらかからチョイス。
もちろん、調子に乗ってシャンパンをいただきます(アルコール消毒笑)
【14:00 機内食ディナー】
おしゃれな前菜からスタート。
メインは子牛のクリームソース、鴨のラザニア、白身魚のシェリーソースから選べたけど、何故か私のオーダーの時に子牛が完売してて残り2つから選んでと言われた笑
クリーム系のソース苦手だからもともと魚の予定だから良かったけど、ビジネスクラスでもこういう事あるんですね??ちょっとびっくり。
デザートはマカロンやアイスクリームなど。エールフランスは食が充実しています。
心配していたマスク着用具合ですが、当時も機内はマスクをするようにとルールがあったのもあってか西洋人の乗客もちゃんとマスクしている人はいました。
しかし、西洋人あるある。食事した後そのままマスクしないままの人も一部いましたが…笑
マスクなしでベラベラマシンガントークしていたらちょっとあれかなと思いますが、1人で大人しく呼吸しているレベルだったので、こっちも諦めて二重マスクで耐えました。
ちなみに今回も母おすすめのこちらのマスクを使いました!
飛行機に乗るときはこれと不織布マスクやFFP2マスクを併用しています。
ワインを嗜んでいるとほどよい眠気が来たので食後はそのまま横になって眠りました。
【19:30】
良い感じに寝ていたけど、席が離れ離れになった(?)フランス人のおじさん同士が片割れの席に行って賑やかに会話していたようでそれで目が覚めてしまう。
機内のライトは消されて真っ暗なんだから、一応静かにする時間じゃないのかな〜。
ひそひそ話すならまだしも、思いっきり普通の音量で会話、挙句爆笑したりしているし。
周囲のフランス人、誰も文句言ってなくてある意味えらい笑 ドイツ人だったら注意しそう。
おじさん達がマスクをしていたのがせめてもの救い(?)
トイレに行くついでに軽食コーナーを物色。
日本人CAさんがいたのでちょっとおしゃべりしつつ、色々食べ物をすすめてくださった。
そんなこんなで気づくと関空まで6時間を切っていた。
前回のエールフランスの関空→パリのフライトは本当に長く感じたけどビジネスクラスだと快適だからか、長くてもそこまで苦ではない。
【0:30(日本時間7:30) 朝食】
映画を観たりうたた寝していたらいつのまにか朝食の時間に。
朝食はこんな感じ。
クロワッサン、ブリオッシュ、チーズ入りスクランブルエッグなど。
フランクフルト→パリ便でもお目にかかったIsigny Sainte-Mère(イズニー・サント・メール)のAOPバターがジャムと共に。
朝食を食べてのんびりとしていたらあっという間に着陸態勢に。
【日本時間8:50 関西国際空港到着】
無事関空に到着!
飛行時間は長かったですが、今回はビジネスクラスということでより快適に過ごすことができました。
関空での入国審査も、2021年の時に比べるとだいぶ改善されていてスムーズでした。
日本の入国審査での様子はこちらで紹介していますので、帰国予定の方は参考にどうぞ。
»関西空港での日本入国・検疫の体験談を海外在住者が紹介【コロナ禍の帰国】
フランクフルト→パリ→関空のエールフランス長時間フライト体験談【ビジネスクラス利用】さいごに
最後まで読んでいただきありがとうございました!
今回は、引き続きのコロナ禍&ウクライナ・ロシア情勢下の中、ドイツ・フランクフルトからパリ経由で関西空港へ一時帰国のために乗ったフライトの様子を紹介しました。
このご時世なので、問題なく無事到着できてよかったです。そして、一刻も早く平和が訪れることを願っています。
当ブログでは色々な記事を書いています。
コロナ禍の一時帰国に関する記事や体験談も書いているのでまた機会があれば覗いてみてください。
【海外在住者のコロナ禍の移動&帰国、海外渡航参考記事】
»ETIASは欧州渡航に日本人も必須!エティアスとは?申請方法など徹底解説
»関西空港での日本入国・検疫の体験談を海外在住者が紹介【コロナ禍の帰国】
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