Hallo!ドイツ在住ブロガー、ユウコフランクフルト(@yukofrankfurt)です。
コロナが収束するまで、当分日本へ帰国するつもりはなかったのですが、どうしても日本に帰らなければいけない必要火急の理由ができ、コロナ禍の中住んでいるドイツから日本に一時帰国しました。
これまで、ドイツで受けた2度のコロナ検査から、フランクフルト空港からの乗り継ぎ便でアムステルダム空港経由で関西空港に到着した実体験や、海外からの帰国者として関西空港での一連の検疫手続きを経て政府指定の待機施設に到着した様子を紹介してきました。
今回の記事では、関西空港に到着した帰国者・入国者の中で変異株流行地域に該当している地域からの人が体験する強制自己隔離の様子について書いていきたいと思います。
筆者が滞在したのは、タイトルにもあるように関西空港近くにある「ホテル日航関西空港」でした。
滞在したホテル日航のお部屋の様子や隔離中どんなふうに過ごしたか(主に食べ物紹介笑)、隔離中に思ったことや気づいたことなど書いています。
個人的な体験談になりますが、海外から帰国される同じ立場の人にとって参考になれば幸いです。
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【コロナ禍の帰国】ホテル日航関西空港で3日間待機(強制隔離)した体験談を紹介
ドイツ・フランクフルトから関西空港までの長時間フライトに耐え、関西空港での検疫レースに耐え、コロナ検査結果も陰性ということで政府指定の隔離場所に到着した筆者。
他のホテルのケースは知らないのですが、関西空港に到着した変異株流行地域からの入国者の人の多くが、ホテル日航関西空港が待機施設としてあてがわれているようです。
私もご多分に漏れず、ここホテル日航に案内されました。
筆者の住むドイツからどういう流れで日本へ入国できたかは時系列で他の記事で紹介しています。
出国前のコロナ検査で陰性証明を取った時の様子や、ドイツ・フランクフルトからアムステルダム経由で関西空港に到着するフライトでの様子は別の記事でも紹介しているので興味のある方は参考にどうぞ。
【海外在住者のコロナ禍の帰国 参考記事】
»【ドイツ】フランクフルトでコロナ抗原検査を受けてきた様子を紹介
»ドイツ・フランクフルトでコロナPCR検査を受け陰性証明を貰った体験談【コロナ禍の一時帰国】
»【決定版】日本帰国前にするべき事リスト、準備するべき書類やアプリ徹底紹介【コロナ禍の一時帰国】
今回の記事は日本へ帰るときに自分の日記的な記録としてメモをしていた内容から書いています。そのため、より私的な表現だったり個人的な感想も入っています。なお、筆者が帰国したのは今より少し前の時期で、具体的には3月終わり頃です。なので、最近の事情と少し違うところもあるかもしれません。最新情報は各自で再確認しつつ、今回の記事は個人の体験談として参考程度に読んでいただければと思います。
海外から日本へ帰国・入国する場合は絶対隔離される?具体的に期間は何日?
事前リサーチなどで知っている人がほとんどかとは思いますが、念のため説明すると、海外から日本へ帰国・入国する人全員が検疫所長の指定する場所で隔離されるというわけではありません。
強制隔離対象になるのは、新型コロナウイルス変異株流行国・地域に過去14日以内の滞在歴がある人です。
また、滞在国・地域によって待機(隔離)期間の長さが異なります。
例えば、2021年7月15日時点での情報によると、
アフガニスタン、インド、インドネシア、キルギス、ザンビア、スリランカ、ネパール、パキスタン、モルディブ→10日間
アラブ首長国連邦、ウガンダ、英国、バングラデシュ、マレーシア、ロシア(モスクワ市)→6日間
アイルランド、アルゼンチン、ウルグアイ、エクアドル、エジプト、オランダ、カザフスタン、ギリシャ、キューバ、コスタリカ、コロンビア、スウェーデン、スペイン、スリナム、セーシェル、タイ、チリ、チュニジア、デンマーク、ドミニカ共和国、トリニダード・トバゴ、トルコ、ナミビア、パラグアイ、フィジー、フィリピン、ブラジル、ベネズエラ、ベラルーシ、ペルー、ベルギー、ボリビア、ポルトガル、南アフリカ共和国、ヨルダン、リビア、米国(15州:アイダホ州、アーカンソー州、アリゾナ州、オレゴン州、ケンタッキー州、コロラド州、ニューメキシコ州、ネバダ州、フロリダ州、ミシシッピ州、モンタナ州、ルイジアナ州、ユタ州、ワイオミング州、ワシントン州)、ロシア(カレリア共和国、サハ共和国、サラトフ州、モスクワ州、サンクトペテルブルク市、ニジェゴロド州)→3日間
といったように、待機期間が地域によって細かく分かれています。
筆者が隔離対象になったのはドイツからの帰国だったからなのですが、帰国した当時は3月終わり頃。
この記事でも紹介するように、3日間関空近くのホテル日航で過ごしました。
そのあと、7月現在はドイツは強制隔離対象から外れているのでこの時期に帰国した場合は入国時のコロナ検査で陰性であればそのまま14日間の自宅などでの待機となっています。
こちらの記事でも触れていますが、出発前に自分の国や地域が隔離対象になっているのか、その場合は何日間かを事前に知っておくことをすすめます。
今(7月半ば)はドイツからの場合隔離施設での強制待機はないですが、今後また強制隔離再復活になる可能性は十分あります。
最新情報は常に変化しているので、外務省のページや厚生労働省のページ、在住国の在外公館の情報などをしっかりチェックしておきましょう。
ホテル日航関西空港の部屋の様子
KLMオランダ航空のフライトで関西空港に降り立ってから、一連の検疫手続きを経てホテル日航に着いたのは実に4時間後!
滞在するホテルのフロアで渡されたお弁当を持って部屋でひと息。
1人でお部屋を使わせてもらったのですが、ベッドが2つあるツインルームでした。
隔離生活に必要なものはひととおり揃っています。
隔離期間中は掃除などはないので、たくさんの水のボトル、たくさんのタオルなどのアメニティーが多めに部屋に置いてあります。
タオルがいる、水が欲しい、などあればスタッフに言えば追加で持ってきてくれると思います。私は隔離中十分だったので追加のリクエストはしませんでした。
窓からはすぐ隣にある関空の様子が見れます。
飛行機が飛んでいくのを見たりして過ごしていました。
Wi-FiやLANケーブルもあるので、隔離中仕事などしないといけない人も安心。
ただ、時間帯によってネットが遅い時があったりしたので、必要な人はSIMカードやポケットWi-Fiを用意しておく(ホテルで受け取るようにする)のも良いかも。
「隔離所」とはいえやっぱり日航ホテル。
1人には十分過ぎる広さだし、窓から外が見えるし、ドイツにいる時から既にあまり外出せず引きこもっているのに慣れていたので(笑)数日間なら私的には問題なく過ごせるコンディションです。
ただし、窓が開かないのと、壁が薄いのだけが気になったかな。
私が来る前にたくさんの人がここで過ごしていただろうし、なんとなく外気を取り込みたいな、とは思いました。空気の入れ替えができないせいでここでコロナに感染とかでない限りは全く問題はないのですが笑
あとは、壁が薄いようで隣が子供連れとかだとなかなか騒音が聞こえてしまう場合があります。
子供も狭い場所に閉じ込められててストレスをどうしてよいかわからないで、部屋で走り回ったりしてしまうのも十分分かるんですが、真横の部屋にあてがわれた場合、隔離中リモートで仕事や勉強をしないといけない時は結構こっちも辛い笑
それ以外は結論からいってなかなか快適な3日間でした。
日航ホテル隔離中のルールなど
初日、日航ホテルに到着したとき体温計と書類をもらいます。
検疫の時も色々紙をもらったのですが、さらにコレクションが増える笑
隔離中、自分で体温を計って記録をつけます。再検査の流れについても説明書きがあります。
他には、注意書きの紙には色々とルールが書かれているのでしっかり読んでおきます。
想像できるかと思いますが、だいたいこのような情報やルールが書いてありました。
・入室後、外出は禁止
・部屋のドアを開閉する時、マスクを着用する
・食事類は袋に入れて各部屋の前にある椅子に置いて配給。インターフォンで知らせるので数分後開ける
・朝ごはんは7:30〜8:30、昼ごはんは11:30〜12:30、夕食は18:30〜19:30あたりに提供
・隔離期間中飲酒や喫煙は禁止
・部屋から外線での電話は控える
・検疫スタッフに連絡したい場合は専用番号で。原則対応は7時〜21時(ただし、体調不良や緊急などの場合はいつでも連絡)
・ランドリーはないので洗濯物は部屋で自分で手洗いすること
※3月末当時の情報
隔離0日目の様子【ホテル日航関西空港の体験記】
【まずは部屋を気休め的に消毒】
入所者が入れ替わるごとにホテルがきちんと消毒してはいると思いますが、なんとなく気分的に自分でも消毒したいと思い、まず部屋を自己流で消毒笑
・ベッドの枕付近と掛け布団の顔付近にくる所
・お風呂場のシンク、シャワーの持ち手、便座
・テレビのリモコン
・ベッドサイドテーブルの上
・備え付けの電話の受話器やダイヤル
・デスク上
などを特に入念に、除菌スプレーと除菌シートで消毒。
できれば窓を開けたいのですが、開かないようになっている泣
仕方ないのでエアコンを強めに設定してなんとなく換気のつもり。
【13:30頃 配られたランチを食べる】
部屋に入ったのはまだ13時頃。
すぐ横になると時差ボケになるのでそのまま起きた状態で簡単に荷解きをして受け取ったお弁当をいただきます。
ランチは焼き魚、白身魚のフライ、里芋の煮物、茹でてあるブロッコリー、菜葉の煮浸し、おつけもの、切り干し大根。
魚用のレモン、醤油、ウスターソースなどがついてました。
住んでいるドイツでは日本食レストランから調達しない場合は、魚と言えば鮭かタラばっかり食べていたので久しぶりの日本の魚が美味しく食べられた。
ただしちょっとだけ骨が多くて外国人の場合は食べにくいかも?
ご飯を食べたら特にすることはないので久しぶりに日本のテレビを見たり、ベッドでゴロゴロ笑
【18:30 夜ご飯配給】
テレビを眺めながらぼーっとしていると夕方に。
ベルを鳴らされてドアを開けると椅子の上にご飯が載っている。
寝ていたりすぐ取れなくてもそのまま椅子に置いてあるだけなのでベルを鳴らされてすぐにピックアップする必要はないのかな?
夜のお弁当のメニューはこんな感じでした。
白身魚のフライ、タルタルソースがついた唐揚げ、魚肉ソーセージ、茹でブロッコリー、里芋の煮物、菜っ葉のおひたし、切り干し大根(酸っぱいやつ)、おつけもの(沢庵みたいな感じ)
白身魚のフライがちょっと油っぽいのと魚肉ソーセージはやっぱりジャンクな味。でも一応完食!ちなみにこの時お箸がついてこなかったような気がするんだけど・・
こういう不便さはドイツで普通に慣れているので持ってきたマイ箸で美味しく食べました笑
そういえば、テレビを観ていたら在住国のドイツのニュースが時折入ってきました。
当時、イースターの時期でメルケル首相がドイツの祝日を変更しようとしたりと色々あった時でした。
日本で見るドイツの街並みがかっこよく見える不思議笑
【気づいたこと・思ったことなど】
食事提供の際、部屋にアナウンスとかは特にありません。
部屋の呼び鈴が鳴らされて、ドアの外で声かけでした。
おそらく新しい入居者とかが来た場合、スタッフが廊下で案内したりするのでたまに話し声が聞こえることも。
あと壁がちょっと薄いので、時々生活音や話し声など聞こえてくることもあるので気になる場合は耳栓が便利。私はフライト用に耳栓持ってきてましたが、寝るときに使おうと思います。
長いフライトの後の関空検疫レース、などなどを経て長い1日がようやく終わり、その日はぐっすり眠ることができました。
隔離1日目の様子【ホテル日航関西空港の体験記】
前日は早めに床についたので自然と朝早く目が覚めました。
【7:40 朝ごはん配給】
7時40分ごろベルを鳴らされ、「朝食の用意ができたので取りに来てください」とドアの向こうから声かけあり。
ちなみに廊下に警備員さんが常に立っています。
一歩でも外へ出るそぶりをすると注意されます。廊下をちょっと歩くことすらできないです。
ドアを開けて食べ物を受け取る、ドアのそばにゴミを置く、程度しかできません。食べ終わったもの、ゴミを出したい場合は椅子の下に置くシステム。
朝食メニューはこちら。
ドールのグレープ紙パックジュース、ブルガリアヨーグルト・低糖180g、コンビニパン(ローソン)
のチョリソソーセージパン、オールドファッションドーナツ。
ヒマ人なので、誰かに頼まれてもないのに、朝ごはんを食べながら勝手に食レポをしてみます。笑
朝からスパイシーなチョリソソーセージ・・笑 ソーセージが苦手な人はあれかもしれない。
私はまぁまぁ普通に食べれました(笑
朝ご飯より昼に食べるともっと美味しく食べられたかもしれないです。
ブルガリアヨーグルトは、ほぼプレーンの味でたっぷり180グラムもあるから乳製品が大好きな人じゃない場合ちょっときついかもw
ジップロックにちょっとだけコーンフレークを入れて持ってっておいて、ヨーグルトに混ぜてサクサク食べると美味しく食べれる気がします。
ドーナツは結構甘くて微妙(笑 しかも暖かいところに長時間放置されていたのがちょっと湿気てるというか湿っている(笑
すぐ食べたくなかったら冷蔵庫があるし、冷蔵庫で保存していれば良いかも。
暇人気分でダラダラ朝ごはんを食べながら、日本のテレビを観るなんてなかなかできない経験。
・・・朝食が終わったら、特にすることなし!1日フリー!笑
朝からベッドに寝転がってのんびりするのは若干の社会不適合者感がありますが笑
一時的と分かっているので罪悪感もなく、堂々と楽しんじゃいました。
朝のチョリソパンとドーナツの影響か、お昼前にちょっとした胸やけが・・・笑
【11:50 昼ごはん配給】
ランチの連絡が11時50分ぐらいに来て、結構早く感じた。
昼のメニュー。
焼き鮭、ちくわ、里芋、菜っ葉の煮浸し、切り干し大根、魚肉ソーセージ、揚げ豆腐の煮物、ポテトコロッケ
もらってすぐ食べなかったので、なんとなくドイツから持ってきたファシーの湯たんぽを使って若干温めてみた。
時間をかけないとそこまで温まらないかも・・・
ご飯は常に日の丸なので、おかずと一緒に食べるのに飽きる人や白いご飯だけでは物足りない人はふりかけ持参をお勧めします。
ちなみにランチが配られる10分前位かそこらのタイミングで私の部屋が揚げ物っぽい匂いがした気が(私は結構嗅覚良い方ですw)一瞬、ホテルで作ってるのかな?と思ってしまった。ちがうと思いますが。
ホテル内で作ってないけど、お昼の弁当に入ってる揚げ物が廊下に配られる前に大量に1カ所に集められたからか、その匂いかもしれません。(私の部屋はエレベーターからまあまあ近かったので)
【気づいたこと・思ったこと】
朝ご飯の後、だらだらして動かなかったせいか足が若干むくんでいるような気がしました。
おそらく運動不足だからと言うのと、前日はずっと飛行機に乗っていたからその影響かと思われます。
ちなみに私はもともと「色んな他人と共有するもの」に対して潔癖的な所があり、公共トイレのドアノブとかエレベーターのボタンとかコロナ関係なく直で触るのがイヤなタイプ笑
そんなタイプなので、ホテルのバスタブはできればあまり使いたくないので、隔離期間中はシャワーのみで湯船には入りませんでした。
本当は湯船に浸かったりすればむくみもスッキリしそうなんですけどね・・
空いたスペースで運動したりストレッチしたり、ヨガマット等持参しヨガをすると言うのも良いかもしれない。私もベッドの上しかないけどそこでヨガでもしようと思う。
入所0日目は確かに午後に猛烈にお腹がすいた。
やっぱりあの疲れたフライトと「検疫スタンプラリー」でカロリーを消費しているからだと思う。
隔離期間中毎日の分はもしかしたら入らないかもしれないけど、初日に食べるようなカップラーメンのような軽食、もしくはスナックバー的な小型で腹持ちするようなスナックを持参するのはオススメ。
私は荷物の関係もありそこまでたくさん隔離中の食品を持ち込めず。
朝から昼までの間はそこまで空腹を感じないままランチが配られたんだけど、ランチがお昼12時位に配給され、ディナーが配られるのが19時ぐらい。
ランチからディナーの間約7時間ほど開くので、その間おそらくお腹が空いてしまう人がいると思います。
だからランチが配られた時点でお腹が空いていないのであればそのまま置いておいてお腹が空いたタイミングで食べると夜まで持つのかも知れません。
もしくは「隔離期間ダイエットごっこ」として断食的に空腹感を楽しんでみるとか・・
お腹が空いて耐えられなさそうと言う人は何か間食できるものを持ってくるのがベストです。
【18:50?夜ごはん配給】
時差ボケで変な時間に眠くなり、その日は16時半ぐらいに寝てしまっていました。
19時少し前ぐらいに夜ご飯配給を知らせる呼び鈴が鳴ったようで、起き上がりとりあえずお弁当を部屋に取り込む。
まだ眠かったので、お弁当だけ机に置いてそのまままた寝てしまい22時頃までベッドにいました(!)
この日の夜のメニュー。
とんかつ(千切りキャベツの上に置いてある)ポテトサラダ、切り干し大根、魚肉ソーセージ、ブロッコリー、漬物、菜っ葉の煮浸し。
ここで気づきました。
朝食のパン以外の隔離弁当に絶対出てくる「スタメン」たちがいるということに。
沢庵を薄切りにしたような漬物、菜っ葉の煮浸し、魚肉ソーセージ、切り干し大根、ブロッコリーなど。毎回お弁当に登場しています笑
【気づいたこと・思ったこと】
日本帰国の様子やら隔離中の様子について、実況中継的に一挙一動をSNSにアップするのはなんとなく気が引けたので、リアルタイムでは日航ホテルでの隔離の様子については私はツイートなどは一切していなかったのですが(そのため実際の時よりだいぶ経ってからここに書いています)、この時期ちょうど隔離中の食事を紹介している人、隔離の様子などを紹介している人をSNSでちらちら見かけました。
食事内容が貧相、栄養が足りない、美味しくない、とかそういう類のコメントもあり。私的には一時的なものだし餓死するまで食事なしで放置とかでもないし、そこまで気にしてはいなかったのですが・・・ここにきてなぜ「隔離飯」が一部の人には問題なのかが分かりました。笑
揚げ物が登場する確率が高い・・w(3月終わりのホテル日航の話です)
ドイツでもあんまり揚げ物を頻繁に食べてないタイプなので、揚げ物が突然続くと確かに胸焼けっぽくなるし揚げ物が苦手な人は結構大変かもしれない。
コンビニ弁当が好きだったり揚げ物とかソーセージとかちょっと油っぽい肉的なものが好きな人は大丈夫かも、ですが、昼夜と連続で続くと確かになかなかキツイ。
多分保存しやすいように揚げ物が多いんだと思う。とはいえ私は日航ホテルでの隔離自体は特に不満はなかったし、食べ物が無理!というレベルでもなく心を無にしてとにかく感染しないままただ無事に退所したい、と思っていました。
隔離2日目の様子【ホテル日航関西空港の体験記】
【7:30 朝ごはん配給】
実はこの時、ドイツでオンラインの授業をドイツ時間の夕方(!)に受けていたので夜は早めに寝て、早朝というか夜中の変な時間に起きるというスケジュールを保っていました(キツイ)
その日は夜明け前から起きている状態だったので、お腹がすいてイライラしながら朝食を待つことに笑
ようやく7時半ごろに朝ごはん到着!
関空のホテル日航の隔離2日目の朝食はこんな感じ。
たまごロール、デニッシュドーナツ、ドールのピーチジュース、ブルガリアヨーグルト180グラム。
たまごロールはまだいいけど、ここでドーナツ(また揚げ物笑)が来て結構辛かった。しかも大きい・・・
ということで、ドーナツは午後のおやつとしてキープすることに。
【11:50 昼ごはん配給】
朝ごはんから昼ごはんまでは時間的に短く感じるんですよね。
普段の生活でも朝食と昼食の時間帯を考えるとそう変わらないなのですが、昼食→夕食の間の時間って普通だったら適当に間食したりするので気にならないのかも。
隔離中でヒマ人だと普段気づかないようなこと(昼食から夕食の間が長くて腹が減る)に気づいたりしますよね笑
お昼のラインナップ。
ポテトコロッケ、ナッパの煮物、青魚の焼き魚、ちくわ、揚げ豆腐的なもの、きんぴら。
そして、スタメンになりつつある例の黄色い漬物、例の魚肉ソーセージ、例のブロッコリー。
(以下例によって勝手に食レポ)
パッと見、初日(隔離0日目)に最初にもらったお弁当と似たようなビジュアルですね。
魚があると、日の丸ご飯でも食べていけるけど、そうでない場合はご飯にふりかけがある方が食べやすいかな、と思ったり。
焼き魚はまぁまぁおいしく食べられます◎
【位置情報の送信開始】
位置情報を送る作業は、ホテルでの隔離中から始まります。
当時、隔離開始の翌日(隔離1日目)あたりにメールも届いていました。
【18:00 夜ごはん配給】
18時ごろ?ベルが鳴った気が。無視してたらもう一回ベルを鳴らされた(笑
お弁当の中身を見なくても、強い揚げ物の匂いで胸焼けはいっそうひどくなるような気がする。
焼き魚だったら全然食べれるけど、確かにしばらくもうコロッケみたいなものやフライ系、唐揚げはいいかな・・・
多分揚げ物というか、油のにおいがきつめの食べ物がダメなんだと思う。
夜ご飯はすぐに受け付けられない感じになっていたので、とりあえずご飯を保存して寝て、明日どうするか考えることに。
【翌日のコロナ検査などの流れのチェック】
ちなみにこの日の夕方連絡があって、翌日のコロナ検査の流れと検査が陰性だった場合の移動方法は何なのか、退所する時間帯について聞かれました。
唾液検査に使う容器ももらいました。
朝指定された時間までに採取した唾液を容器に入れて廊下の椅子の上に置いておきます。
隔離3日目(最終日)の様子【ホテル日航関西空港から退所するまで】
前日言われた通り、コロナ検査用に摂取した唾液を容器に入れて椅子に置いておきます。
厳密には7時30分までだったので、その少し前に合わせて唾液を用意してドアの外に出しました。
【8:00 朝食配給】
8時前位に朝食の配給のベルが鳴る。
すぐに取りに来ないともう一回鳴らされて、「取りに来てください」ってドア越しに言われました(笑)
と言う事は、食べ物はすぐに取らないで置いておくのはNGと言う事みたいです。
時差ボケとかもあるし、たまに寝ていたい時とかあるからこれってどうなんだろう・・・w
最後の朝食。気づけば隔離期間もあっという間に感じます。
ドールのアップルジュース、ミニあんぱん、卵ロール(前もらったのと同じ)、クロワッサン、朝ごはんのスタメンことブルガリアヨーグルト。
そして!バター、イチゴジャム、小さなベビーチーズ。
最後だけ妙に豪華じゃないですか?お疲れ様ってことかな?笑
またここで誰にも聞かれてないけど勝手に食レポ!(朝ごはんレビュー総まとめ編)
たまごロールはまだおいしく食べられる感じで何度か出てきてもOK。
個人的にドーナツとチョリソパンが無理だったw
そしてブルガリアヨーグルトプレーン味が毎回朝食にあったのも印象的。プレーン180グラムが毎日連続あるのは、なかなか消費が簡単ではなかった。
今回はいちごジャムがあったので、ヨーグルトにいちごジャムを混ぜたら美味しく食べられました。
ちなみに、用事があったので検疫スタッフに電話。
そのついでに気になっていたことについてもいろいろ聞いてみました。
同じ便に陽性者がいたかどうかは、関空検疫では知らされないらしい。代わりに厚生労働省の発表をチェックするのが吉。
お腹がすいた場合はカップラーメンを1日につき1つもらえるらしい。
これを最終日に知ったと言う・・・笑
【退所前の最後のお昼ごはん】
ひじきと大豆、ポテトコロッケ、ハンバーグ、フライドポテト、スパゲティー、オレンジ。
そしてお弁当のスタメンたち→いつもの漬物、いつものナッパ、いつものブロッコリー、いつもの里芋。
朝ごはん同様、これまで見たことがないタイプのラインナップになっている。
やっぱり退所(仮)祝いでしょうか?笑
【13:10 最終日朝のコロナ検査結果のお知らせ】
13時10分ごろ、部屋の電話が鳴る。
電話の音で少しビクッとなり恐る恐る受話器を取る。
朝の唾液検査の結果、無事コロナは陰性だったとのこと!良かった・・・
陰性と知らされたあとは、出る時は自分のタイミングで好きな時間に勝手に出ていって良いとのこと。
一応19時までは日航の部屋にとどまろうとと思えばとどまれるそう。
私は予約していたハイヤーの車が来る時間が少し後だったので、すぐ追い出されるわけではなくお部屋でのんびり待てるのは助かりました。
【ホテル日航から退所】
私が部屋を出た時は廊下のドアが結構開いてて、ほとんどの人がいなくなった感じでしたが警備員さんに聞いたらまだ数人残っているということでした。みんなお迎えを待っているようです。
退所する時に、下に降りるエレベーター前でスタッフが見送ってくれます。
エレベーターに乗ろうとした時に、スタッフに「コロナ陰性だった証明のスタンプはいらないんですか?」と聞かれました。
「え、必要なんですか?」と聞くと、
スタッフ「希望する人には書類にスタンプ押していまして。記念にくださいっていう人結構いるんです〜」
との事でした。笑
じゃあ、一応記念に・・・ということで、関空検疫の時の紙にスタンプ押してもらいましたw↓
関空についてから、数時間におよぶ検疫で数々のチェックポイントを通過していく様を「スタンプラリー」とか表現していましたが、ここでよりリアルなスタンプラリー感が出ましたよ笑
関空の検疫スタッフの方々、ホテル日航さん、お世話になりました。
待機場所としてのホテル日航の感想・思ったこと
文中でも触れましたが、総合的には私個人の感想になりますが滞在中は比較的快適に過ごすことができました。
家族連れで1つの部屋だと大変かもしれませんが、大人1人で過ごす場合は広さ的には十分。
スタッフもフレンドリーで問い合わせた時なども親切に対応してくれました。
ワガママを承知で気になる点をあげてみると、以下のような点が出てきました。
・窓が開かないので外気を取り入れることができない
・壁が薄いので周囲が家族連れなどの場合音が気になるかも
・昼食と夕食の間が7時間ほど開くのでお腹がすく場合がある
・人によっては食事内容が大変かも
全ては個人である程度対策すればなんとかなるのでは、とは思います。
窓が開かなくて換気ができないのはどうしようもないのですが、エアコンをつける程度でしょうか。
耳栓を持ってきたり自分が食べられるスナックなど持ち込んでおくのも手です。
ちなみに文中でも触れましたが、日航ホテルではお弁当に加えて希望者にはカップラーメンが1日1つもらえるとのことでした(電話で聞きました)。
今はまた少し変わっているかもしれませんが、お腹が空いたりした場合問い合わせてみると良いかもです。
強制隔離中にあると便利なもの
私自身の体験から、指定場所で数日間待機(隔離)となった場合持ってきていると良いかも、と思ったもの、私が実際持ってきていて良かったと思ったものを紹介します。
いろいろ持ち込むと荷物が重くなるかもしれないので、優先順位をつけて自分にとって必要なものをバランスよく持ち込むか、オンラインで買っておいてホテルで受け取るようにしても良いかも。
・コロナセルフ検査キット:筆者の住むドイツでは、比較的安価な値段でコロナ検査キットを買うことができます。出発前と日本到着後にコロナ検査はみんなしますが、その他のタイミングでも検査をしたいと思ったのでドイツで購入していた検査キットを持ってきました。関空での隔離後、2週間の自宅待機期間も検査を2回して便利でした。検査に比べれば精度は落ちますが、安心材料にはなります。
・除菌スプレー・除菌シート:機内の自分の席を消毒したり移動中に手指を消毒したりするのに持ってくる人も多いと思いますが、隔離先でも消毒したい人は多めに持っていくと安心です。
・マイ箸などのカトラリー、食器など:隔離期間中はお弁当が支給され食べるのですが、自分のお箸やスプーン・フォーク、マグカップなどあると場合によっては便利だと思います。
・食器洗剤・スポンジ:自分のカトラリー類を持ち込む場合は洗剤やスポンジがあると良いですね。私は旅行用サイズのものをドイツで購入。スポンジは半分に切って気持ち小型化して持ってきました
・耳栓:日本のホテルって壁が薄い所多くないですか?日航ホテルも隣近所の人によっては音が聞こえたりすることがあったのと、スタッフが廊下にいる時など声が聞こえることもあるので、集中して作業したい人や音が気になる人は耳栓があると良いかなと思います。
・食品・お菓子・スナックなど:食にこだわらない人は問題ないと思いますが、その他、お菓子などのスナック類や持っていける範囲で食べ慣れた食品なども。お弁当は私がいた時はごはんは日の丸弁当だったので、飽きてくることがあるかも。ふりかけや海苔などあると良いかもしれません。私はラムネみたいに食べられるサプリも持って行きました。
・コーヒー・お茶類:隔離期間中はボトルのお水かティーパックのお茶ぐらいなので、コーヒーや紅茶が飲みたい人、ジュースが飲みたい人はインスタントコーヒーや紅茶、水に溶かして飲むようなソフトドリンクの素などあるとよいかも。
・本や電子書籍、動画など:滞在中、テレビをみたりネットをしたり暇つぶしの方法は色々ありますが、小説などの本や雑誌が好きな人はKindle Unlimitedなどを利用したり、電子書籍で用意しておくのも良いかも。飛行機が飛んでいくのを横目にお茶を飲みながら本を読むのも楽しいです◎
Netflixを観たり、プライムビデオを利用して動画を観たりもしました。
100円で映画をレンタルして観たり、いくらでも暇つぶしできますね笑
荷物が増えそうですが、運動をしたい人はヨガマットやちょっとした運動器具があるのも便利かも。
私は3日間の隔離だったのでストレッチ程度の運動しかしませんでしたが、長い日数をこなさないといけない人は少し考えてもよいかな、と。
日航ホテルの部屋には電子レンジがなかったので湯たんぽでお弁当を温められるかな、と思い小さな湯たんぽを持って行ったりしました。その時は春になるぐらいの時期だったので、食事を温める以外にも湯たんぽは重宝しました。
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【コロナ禍の帰国】ホテル日航関西空港で待機(強制隔離)した体験談を紹介 さいごに
今回は、コロナ禍で関西空港から日本に入国した筆者が体験したホテル日航での待機期間の様子について紹介しました。
隔離中はホテルの部屋から出られない軟禁状態で、できることは限られていたのもあって、主に隔離中のお弁当レビューみたいになってしまいましたが笑 参考になれば幸いです。
当ブログではコロナ禍での帰国についても他にも記事や体験記を色々と書いているので、よかったらチェックしてみてくださいね。
【海外在住者の一時帰国・コロナ禍の帰国 おすすめ記事】
»関空→パリ→フランクフルトの長時間フライトをエールフランスで体験【コロナ禍の海外渡航】
»一時帰国で絶対買うもの【日本で買って良かったものリスト】日本でしか買えないもの&おすすめも!
»帰国して気づいた!【32選】日本の良いところ・改めて驚いた事を海外在住者が紹介
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