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スイスのチョコレートはなぜ美味しい?スイスのチョコ事情や楽しみ方も紹介!

スイスのチョコレートはなぜ美味しい?スイスのチョコ事情や楽しみ方も紹介!

Hallo! チョコレートを日本人の5倍以上食べるドイツに住んでいるけどスイスのチョコを推しているユウコフランクフルト(@yukofrankfurt)です。

スイスのチョコレート、本当においしいですよね。

でもなぜスイスのチョコがおいしいか、疑問に思ったことはないでしょうか?

私はもともとそこまでチョコ好きでない方なのですが、スイスにいるとついついチョコ三昧してしまうんです。

というわけで、今回はスイスのチョコレートが美味しい理由やチョコレートの歴史、スイスでのチョコの楽しみ方など紹介したいと思います!

スイスのチョコレートメーカー&ブランドでおすすめが知りたい!という方は別の記事にて徹底紹介しているので合わせてぜひ。

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スイスはチョコレートの1人当たりの消費量が最大の国のうちの1つ

ご存知かとは思いますが、筆者の住むドイツもチョコレートのブランドが有名なものも含めてたくさん。

スイス人に負けず劣らず、ドイツ人もチョコレートが大好き。

2019年あたりのデータだと、世界の中でもドイツは1人あたりチョコレート消費量が11kgで世界一と言われています。(参考:CBI Ministry of Foreign Affairs

そして上記のデータでは、スイスがその次の2位にランクし9.7kg

スイスも常にチョコレート消費国ランキング上位をうろうろしていますが、2017年のデータによるとスイス人のチョコレート消費が世界一となっています。(参考:Statistia

スイスのスーパーのお菓子コーナーにチョコレートがたくさん並ぶ様子
スイスのスーパーのお菓子コーナー。チョコレートがずらり!

スイスの人口は850万人程度と日本よりはるかに少ないけど1人当たりのチョコレート消費量が2.19kgの日本よりかなり多いというわけで圧倒です。

最近のデータから、スイスやドイツはチョコレート消費量がヨーロッパの中でも最大と言えますね。

スイスのチョコはなぜ美味しい?【ヨーロッパのチョコレートの歴史】

カイエのチョコレート

スイスのチョコレートは美味しい、本場、などと言われますが、なぜスイスのチョコは美味しいのでしょうか?

カカオは別にスイスやヨーロッパで生産されていない(できない)のに、チョコレートを美味しく作るのが上手!

というわけでここでヨーロッパでのチョコレートの歴史を少し紹介します。

1502年にコロンブスがカカオ豆に出会い、アステカからスペインにもたらされたのがチョコレートがヨーロッパに広まるきっかけ。

当時、チョコレートはドリンクとして飲まれていて、しかも薬のような扱いだったそう。その後、スペインでチョコレートにハチミツや砂糖を入れて飲むようになり、17世紀にイタリアやフランス、イギリスへと広まっていきます。

その後1800年代に「チョコレートの4大発明(革命)」と呼ばれる事が起こりますが、そのうち2つがスイスの発明

【チョコレートの4大発明(革命)】

発明①:オランダでカカオの元祖、チョコレートパウダーが誕生(1828年)

発明②:イギリスで板チョコレートの元祖が誕生(1847年)

発明③:スイスでミルクチョコレートが誕生(1875年)

発明④:スイスでなめらかなチョコレートの製法を発明(1879年)

1828年 オランダでチョコレートパウダーが誕生

1828年、オランダ人化学者のクンラート・ヴァン・ホーテン氏がカカオから脂肪分(カカオバター)を分離させ、パウダー状のチョコレートを発明。

これが今「ココア」として知られているカカオパウダーの始まりです。

日本でも「バンホーテン」の名前でオランダ発のココアが今でも売られていますよね。

1847年 イギリスで板チョコレートの元祖が誕生

ヴァン・ホーテン氏の発明したカカオパウダーをカカオバターに砂糖とともに混ぜて固形のチョコレートを世界で初めて作ったのはイギリス人のジョセフ・フライ氏。

これが今でいう板チョコレートの元祖と言えます。

1875年 スイスでミルクチョコレートが誕生

そこからスイスが2つの重要な発明、チョコレートを美味しくする発明に関わることになります。

それが「ミルクチョコレートの開発」と「なめらかな舌触りのチョコレート」の2つ。

チョコレートについて語る上で、歴史的にスイス企業のカイエ、ネスレ、そしてリンツが大きな貢献をしたことは知るべきポイントです。

1867年、ネスレは粉ミルクを生産。

創業者のアンリ・ネスレの友人であったダニエル・ペーター氏が粉ミルクを使ってミルクチョコレートの開発に取り組み、1875年に初めてミルクチョコレートの製造に成功

1800年代初めの時点ですでにスイスのヴヴェイ(Vevey)には7箇所ものチョコレート工場があったそうで、その頃からスイスで現存するチョコレート会社の中でも1番歴史のあるカイエ(Cailler)がチョコレート作りを始めています。

ミルクチョコレートを開発したペーター氏は、カイエ創業者の義理の息子でもあり、当時国際的な販売ネットワークを既に確立していたネスレと共にチョコレート生産することでカイエも恩恵を受けたそう。

1879年、ペーター氏とネスレは事業合併。

今では誰でも知っているチョコレート菓子など多くの食品を製造する世界有数の大企業として知られています。

1879年 スイスでチョコをなめらかにする製法・コンチングを発明

これまでのチョコレートは、加工が難しかったことから粒子が粗く、硬くてざらっとした舌触りだったそう。

それをなめらかにさせるための機械を開発したのが、スイスのベルン出身のロドルフ・リンツという人物。

薬剤師の家庭に生まれた菓子職人のリンツ氏は、もっと味わい深いおいしいチョコレートを作ろうと、工場で機械と格闘する日々を送っていたそう。

そんな中、ある日うっかりチョコレートを練る機械の電源を消すのを忘れてそのまま帰宅。一晩中機械が動き続けてしまったのです。

翌日その機械に残っていたチョコレートはこれまでのチョコレートと全く異なり、なめらかでおいしそうな見た目に変わっていました。

これが今でいうコンチングで、チョコレートを長時間混ぜ続ける作業だったのです。

本人の意に反して稼働し続けた機械のおかげで、リンツ氏はなめらかでおいしいチョコレートの作り方を世界で初めて発見したのでした。

名前で分かったかと思いますが、このロドルフ・リンツ氏こそがまさに有名すぎるスイスのチョコレートメーカー、リンツの生みの人物なのです!

スイスのチョコレートメーカーは歴史があるだけではなく、チョコレートの歴史でも重大な功績を残していて、美味しさを追求してきたと言えますね。

スイスのチョコレートを楽しむ!おすすめの楽しみ方


チョコレートの歴史に革命を起こした国、スイスのチョコレート。

この記事を読んでくれているチョコ好きさんは、ぜひスイスのチョコレートを試したい!と思っているのではないでしょうか。

というわけで、スイスのチョコレートを楽しめる方法をいくつか提案してみました!

チョコレートを食べ比べ

はい、もちろんチョコは食べて楽しむものですよね。

スイスに行くことがあれば、色々なお店を巡って食べ比べてみてはいかがでしょう。

私の書いた『【別格】スイスのチョコレートおすすめブランド22選を徹底紹介!』という記事ではおすすめチョコレートメーカー&ブランドを一挙に紹介しているので気になるお店をチェックしてみてください。

ベストなのはもちろんスイスで試すことですが、そう簡単にスイスへチョコ食べるだけに行くのも難しいかもしれません(特に今はコロナなのでいつ行けるかといったところ)。

記事で紹介しているリストのうちいくつかは日本でも購入できるので、まずは日本でも買えるものから食べ比べてみるのも大アリです!

チョコレート工場見学・ツアー

ただチョコレートを食べるだけでは物足りない!チョコレートの本場スイスでどんな風にチョコレートを作っているか見てみたい!という方にはぜひスイスへ行った時にトライして欲しいのが、チョコレートメーカーの工場見学。

さすがスイス、実に色々なメーカーが自社のチョコレート工場のツアーや見学時間をもうけているんです。

会社によってはミュージアムも併設。

お気に入りのチョコレートブランドの本拠地を実際見れるのもワクワクしますよね。

自分の手作りのチョコレートを作ったり体験があったり、併設しているショップでそこでしか買えないお土産を探したり、チョコ好きさんにおすすめです。

チョコレートのイベント

チョコレート大国スイスではチョコレート関係のイベントも開催しているんです。

イベントの時期と旅行日程が合うようであればぜひ足を運んでみてはいかがでしょう。

チョコレートを楽しむイベントは色々ありますが、中でもおすすめなのはRallye du Chocolat(チョコレートラリー)Festichocと呼ばれるチョコレートフェスティバル。

Rallye du ChocolatはSalon des Chocolatiers(サロン・ド・ショコラティエ)という団体が10月1日を「世界ココアとチョコレートの日(la Journée Mondiale du Cacao et du Chocolat/JMCC) 」と定め、それを記念として2015年にジュネーブで開催。

以来、ジュネーブやローザンヌで毎年開かれています。

チョコパスポートを受け取って町を歩きチョコレート職人と交流したり、キーワードを集めたりとアクティビティ的に楽しめるイベントは回を重ねるごとに人気もアップしているそう。

Festichocは2005年からヴェルソワで開催されているイベントで、その名の通り『チョコレートのお祭り』。

ヴェルソワといえばスイスのおすすめチョコレートブランドの記事でも紹介しているファバラジー(Favarger)の町ですが、まさにファバラジーなどの企業が企画しスタートしたイベント。

ヴェルソワやジュネーブ、チューリヒなどスイスの色々な町からとっておきのショコラティエのチョコレートが集まり、2日間で5万人の来場者と人気のほどが伺えます。

チョコレート食べ歩き以外にもワークショップなども開催しているのでチョコレートについて楽しみながら学べる機会も。

2021年はコロナの影響もありイベント開催がどうなるかわかりませんが、機会があればいつか足を運んでみてください。

スイスのチョコレートはなぜ美味しい?スイスのチョコの楽しみ方も紹介!さいごに

最後まで読んでいただきありがとうございました!

今回はスイスのチョコレートの美味しさの理由&チョコの歴史、スイスチョコレートの楽しみ方も紹介しました。

スイスのおすすめチョコレートブランド、何があるのか知りたい!という方はこちらで別途徹底紹介しているので読んでみてください。

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